CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

パクチョイとチンゲンサイ

2011-11-29 22:32:18 | 食べ物飲み物
続いても中国野菜であります
パクチョイとチンゲンサイ

パクチョイなんて、ぱっと聞いても
どんな野菜だかさっぱり想像つきませんでしたが、
チンゲンサイみたいな格好で、もっとずんぐりしてて、
茎部分が恐ろしく白くて美しく、
なんというか、目にも鮮やかなものであります
チンゲンサイは、チンゲンサイですね(適当な)

これもまた、たまたま手に入ったのでありますが、
チンゲンサイは1袋100円もせず、スーパーで買うことができますが、
このパクチョイなんてものは、中華料理屋でも
食べたことがあっただろうかとそんな具合
中国人の何がすごいかというと、
あくなき探究心によって、なんでもとりあえず食べてきて、
結局食べられる野菜に到達した点でなかろうかしら
そんなことを、遠い昔、金針菜というのを食べて
感激して覚えたのでありますが、
今回のパクチョイも、かなりよかった

素人料理、そして中国野菜
そうなると、もう油で炒めるしかないわけであります、
前回、金光菜を誤ってというか、己の力を省みず、
適当に調理するという最悪の事態を招いたことから、
今回のこれはしっかりと、オーソドックスであろう
油いためにしてみたのでありました

ただ、現在我が家にはオリーブオイルしかないので
それを使ったのでありますが、これは
ひょっとしなくても、ちゃんとした油、ないし、
ごま油くらいを使ったらもっと美味しかっただろうと
遠く思うところであります
作ったのは、下記のとおり

パクチョイ 2つ
チンゲンサイ 1つ
ベーコン 5枚
オリーブオイル 適量
ニンニク 1片
とうがらし 適量
塩、しょうゆ 適量

並べてみると結構いろいろ使ったなという感じですが
まぁ、菜っ葉の油いためであります
油をしいて、ニンニクを炒めて香をつけて
パクチョイ、チンゲンサイをばらしたものを放り込み
しんなりしたところにベーコンを投入
あとは、辛味を足してみるという試みにとうがらしの輪切りを入れて
ささっと味を調えたら終了
これはなかなかうまいこといったように思うのであります

さて、パクチョイ
チンゲンサイはもう無視するにしても、
このパクチョイがなかなか美味しくてよかったのであります
まったくクセはなく、チンゲンサイのような厚みと甘み、
というか味はチンゲンサイとかわらないと思ってさしつかえない
ただ、色が抜群に美しいと思うのであります
ヒスイと呼ばれるチンゲンサイとは違い、
真っ白なそれと、葉っぱの濃緑は鮮やかで、
目に美しい炒め物となるのでステキ
スープなんかにもあうのかもしれないと思いますが、
やっぱりこの類は、油いためが一番であろうと
思ったり感じたりするのでありました

と、そんなわけで、わけのわからない野菜を
食べ続けておるのですが、まだまだ続く
そういった素材をしばらく書き連ねておきます

金光菜

2011-11-28 22:35:57 | 食べ物飲み物
金光菜という、あまり見慣れない野菜を見つけ
早速に食べてみました

非結球白菜というジャンルになるんだそうで、
ライムグリーンというのか、かなり浅い緑色の
小松菜をそうとうに大きくしたような姿であります
ただ、ハクサイと銘打っているだけあってというか、
当たり前でありますが、
根元に近い部分は、ハクサイのような感じ、
とりあえず生でおもむろにかじってみましたが、
びっくり苦いので、生には向かないようであります
ハクサイほどゴワゴワしておらず、
やわらかい菜っ葉という印象

と、そんなことを確認しつつ、
中国野菜=油で炒めればうまい
という、ごく当たり前のルールにしたがって、
さっさと油で炒めてみた

…ら、よかったのでありますが、
その日は運悪く、鍋物を作る日としておりまして
ハクサイの代わりだから、鍋にもあうだろうと
安直にほいほいと、テケトーな大きさに切ってほうりこみました
下味は、めんつゆベース、きのこをたっぷりいれて、
鶏肉と卵で終了という、とりたてて
珍しいわけではない内容
こんなもんでいけるだろうと、安直に考えて
さらさらっと作ってみたんだが、

いや、これが、大失敗

何で失敗したのか、全部か?
そう思うほど、びっくり不味い
これは失敗したと衝撃を受けるほど不味かったのですが、
金光菜が悪かったというのではないと思うのが残念なところ
ちなみに、熱を通した金光菜は、しんなりと菜っ葉で、
クセや、生のときのような苦味はまったくなく、
すじっぽさもないために、ハクサイより食べやすい
そう思っただけに、なおさら残念
たぶん、味しめじとかいれたのが原因だと
あとあと思うのでありますが、ともあれ、鍋物としては
完全に失敗したのでありました

なかなか見かけることがない野菜なので、
大変もったいないことをしたと、愕然としたのでありますが、
たぶん、水炊きにハクサイがわりとして使って、
ポン酢あたりで食べるのが一番いいと感じたのでありました
あとは、やっぱり、油いためかなぁと
炒めて食べてみたかったと、後悔をかかえつつ

鍋物は、安易に材料を増やしてよいものではないと
いろいろ思い至ったと、なんだかななことを
書いておくのであります

江~姫たちの戦国~ 希望

2011-11-27 20:44:15 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」

終わった

そんなわけで、無事見終わりました
最終回ということでしたが、いつもどおり
いろいろと家事しながら見てしまったのでありましたが
なんというか、最終回まで
まったくブレがなかったといえるんじゃないか
そんなことを思うのであります

なぜ老けない、しかも夫婦揃って
それが一番衝撃だったのでありますが
歴代、女優さんが老けないというのは
よくよくありましたが、今回は旦那までそうなのかよと
驚きをとおり超えてあっけにとられてしまった
そして、いつもなら感動するというか、
やっぱり初期のは若いなぁと思わされるそれこれが
あのエピローグを見ていても
さっぱり沸かないというところも衝撃で
一本調子だったのか、なんだったんだこれわと
当惑するのであります

ただ、そのエピローグで、幼い頃の三姉妹
その図については、むしろしっくりきていたというか、
あのテンションのままいろいろとやりたかったのかもしれない
そう考えさせられてしまったのであります
次女を含めて、江と初のあのテンションが
やっぱりこのドラマの中核であったのでないか
そう思われるほど、なんというか、
あのシーンのクローズアップが、鮮明というか
しっくりきていて、むしろ、茶々がずれていたと
あらぬことを考えてしまうところであります

これはもしかすると、制作のほうでもいろいろ思ったのかもしれないと
邪推を重ねるわけでありますけども
あのテンションでいくとして、もっとトレンディな俳優さんを使って、
しゃらっとやってしまう、そういうのでも
よかったのかもというか、それだったら、
もっと違うものが見られたというか、なんだかんだ面白かったのか
そう思ってしまうところであります

とはいえ、そういうのは、50年の節目ドラマじゃ
抵抗強すぎるだろうし、いろいろアレじゃないかと
思ったり考えたりしていたら、
来年の予告が大変面白そうに見えてしまったあたり
なんともかんとも、大変であります

ただ、あの予告だけでも不安というか、
なんか船に乗って商売しているシーン的なのが、
どうも龍馬伝くさい感じがして、
そういうのは勘弁してくれ、ちゃんと
平家の話をやってくれと思うのでありましたと
つれつれ書いておくのでありました

ともあれ、無事一年見終えたという
その事実をとりあえず、報告しておく次第でありましたとさ

立川談志

2011-11-23 22:06:26 | 雑感
立川談志が亡くなったそうであります

当然、声に出して「談志が死んだ」とつぶやいたわけでありますが、
大変残念で仕方ないところであります、
談春さんの本で、だいぶ具合悪そうなんだなぁと
なんとなし思っておりましたが、とうとう来るべきときがきたかと
そんな感想をもちつつ、ご冥福をお祈りするばかりであります

思い起こすと、数年前のNHKで知った人でありました
そのとき見たのは「芝浜」だったと思いましたが、
あまりのことに引き込まれたというか、もう
息をするのを忘れるほど見入って、
それが、談志の凄さだったのか、落語の面白さだったのか
それは未だにわかりゃしないのでありますが
ともあれ、落語というのに触れるきっかけとなった人でありました

惹かれるようにして、あれこれと本を読んで
過去ログにだらだら、愚にもつかない感想文をたれておりますが、
すっかり感化というか、この人すげぇんだなぁと
しみじみ感心したりして、いつか聞いてみてぇと思っていたら
気づくのが遅すぎたという感じであります

こうなってくると、いつも冗談で済ませていたことが
本当に冗談ではなくなるというのが、まぁ、
当たり前のことなんですが、いつか死ぬという事実に
なんか今回はものすごい気づかされたような
そんな気持ちになっておりまして、
いろいろ、誰かが生きているうちにしかできないことというのは、
優先してやるべきでないかなとか
えらい、まともなことを考えたりなんだったりしたのでありましたと
まさに日記をしるしておくのでありますところ

しかし、もう聞けないというのは
なかなかつらいものでありますね
もっとも、本当に凄かった頃というのは
ずいぶんと前に聞けなくなっていたという話も伺うにつれ
老いるというか、死ぬにいたるまでの終盤というのは
なんとも切ないものだなと思わされたのでありました

日本巨人伝 山田顕義

2011-11-21 19:53:51 | 読書感想文とか読み物レビウー
日本巨人伝 山田顕義  作:佐藤三武朗

長州藩士にして、明治維新以降
優れた能力を遺憾なく発揮して、
日本の司法確立に尽力した名士の物語でありました

先日読んだ大久保利通のおかげもあって、
明治初期のことをなかなか興味深く読めたのがよいところ
またも勉強が足りないために、こんな凄い人を
名前すら知らなかったというのがちょっと
残念でしかたない昨今でありますが、
冒頭のとおり、日本の司法というものをつくりあげた人のようで、
長州藩士として荒ぶってた頃は、
軍人として、天才的な軍事指導者だったという
まぁ、文武両道の英雄的な人物の様子であります

今回この本を読んで、そういった凄いことをしたというのも分かりましたが、
さらに教養にも目をむけていて、趣味人としても相当だったとのことで、
いろいろ考えてみると、完璧すぎて面白みにかける人なんだなと
未も蓋もないことを書いてしまうのであります
本書では、あとがきにて日本人受けの悪い
完全勝ち組の人であったのが、マイナーな原因でないかと
指摘しておりましたが、まったくそのとおりなのかもしれません

さておき、予定と違って長州志士の話を
この山田さんで知ってしまったわけでありますが、
松下村塾の凄さというのか、吉田松陰という人が
やはり怪物であったのだなと改めて思わされるところであります
時系列で見ていけば、あの人があの時期にいた
それによるところが非常に大きくて
あの人が播いたものが、明治維新を作ったといっても
過言ではないほどの様子で見事であります
その一人であり、大村益次郎の薫陶を受け、
軍事にめでたいこの人物が、今度は司法もうまいことやってしまうという
なんとも凄いお話だったわけでありますが

小説としては、かなり落ち着いたといったらいいのか
古きよき伝記小説だなという印象でありました
以前に読んだ、へいしゅうせんせぇとかと似た感じで、
その人物のよいところなどを分かりやすく物語化している
そういう小説であります
なので、その幕末の荒ぶる感じとか、その血湧き肉躍るといった
ドラマチックな演出などなく、ただ粛々と
困難と打破とが繰り返されるという感じで
盛り上がりにかけるのが残念でありました

もっとも、おかげでというのか
読んで肩の力が入るわけでもないので、
苦労したり、読みつかれることもないので
非常にためになってよろしいと
そんな具合であります

しかし幕末から明治にかけてのありとあらゆることは
もう一度勉強しなおす必要があるかもだなぁと
改めて思わされるところであります
山縣だとか、有名だけども実際なんだったのか
さっぱりわかりませんし、陸奥とか、江藤とか
いろいろいるのに、しっかり洗っておかないと
なんだかもったいないのかなと思ったり考えたりしながら

明治初期のインテリによる専横みたいな空気を
もうちょっと何かで知りたいと思ったりもするのでありました
坂の上の雲もそうだが、結局は凄い人たちの話すぎて
ちょっと想像から遠いのが残念だと
思ったりしてしまうのでありました
理想高いのはいいけど、それによる庶民の怒りはどうだったのか
わかりたいのでありますね

江~姫たちの戦国~ 息子よ

2011-11-20 20:46:46 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ見たよ!
あと一回だよ!
そんな具合でありました

江の物語だっただろうかな
そういう感想を抱いて仕方ないのでありますが、
とうとう家康も倒れてしまい
画面を支える名優がほとんど去ってしまったと
大変な事態だと思わされるところ
また、ベタなシーンだと、死ぬ間際については
あれこれ考えさせられてしまったのであります

しかし、といっても仕様がないのですが、
なんで秀吉はあんなに許せなかったのに、
家康は許してしまったんだろうかな
それが不可解だよなぁと、なかなか感情移入が難しいのであります
まったく同じ境遇のはずなのになんでだ

答えの出ない話をしても意味がないので
先先と進むわけでありますが、
家光の女装癖について、ああいうオチのつけ方かと
なんだか肩透かしというか、ちょっとがっかりしたのでありますが
急にいい子になって、なんか全員がいい人みたいなシーンになっていくのが
どうにもむずがゆいという感じで
にんともかんともと悲しくなってしまうのであります
画面上に、一家族くらいしか映ってないというのも
なんだか悲しいことでありますが、
居候として、ずっといる初について
あれこれ疑問に思ったりもするのですが
なんとも、仕方ないことであります

しかして、来週には最終回というところ
いつものとおり、ちょっと早めに始まってしまうので
最後もちゃんと見逃さずがんばろうと
気合をいれて、来週を待つのでありましたとさ

吉野家トッピング

2011-11-16 22:15:13 | 食べ物飲み物
先日、残業が立て続き、食うに困るにまかせて
オレンジの看板に吸い寄せられたお話
思い起こせば、東京で路頭に迷ったときも、
僕を救ってくれたのは吉野家だった

そんな、思い出深いエピソードはまた別にして、
この年齢になると、さすがに恥ずかしいなぁなんて
思ったり感じたりもしつつ、
夜中なら問題ないかと、よくわからない自分ルールのままに
いそいそ、牛鍋丼を食べたのであります
こうやって書くと、かたつむりみたいだな

さておき、このところの値下げに至る少し前、
トッピングという所業におよんで、さらに、
そのクーポン券が発行されたために、
まぁ、この機会に全部やってみようと
思惑にのせられて4種類を全部食べてみたのであります
無論、一日で食べられるほど食いしん坊ではなく、
二週間くらいにわたって、残業するたびに食べるという
体たらくでありまして、最終的には、
残業しているのか、牛丼食べたいだけなのかわからない
そんな具合でありましたが、よしなによしなに

1:ねぎたまご
吉野家もこんなのするのか…
そう思ったのでありますが、このトッピングについては、
やはりというのか、すき家のほうに長があるように思われるところ
別に特段にうまいわけではないのですが、
牛鍋丼については、ネギは正直あわないなというのが
素直な感想であります
たぶん、たまごだけで十分だよとそんなことを
思わされたのであります
一番安全で大丈夫だと思っていたのに意外でありました

2:チーズ
なんでチーズをご飯にかける必要が…
思ったりするのですが、考えてみると
乳製品とご飯という組み合わせはどうかなぁ
というか、カロリー的に大丈夫かこれと
いろいろ年齢からくる、胃弱を心配しましたが
案外食べられるものであります
しかも、私が想像していたチーズと違うというか、
たぶん、こういう食べ方をするときに使うチーズ、そういうものなんでしょう、
食べたことないというのは恥ずかしいことだと、
ちゃんとご飯にあうチーズがあると教えられました
だかて、うまいかというと、そうでもなかった

3:おくらとろろ
オクラにとろろ、なんという夏メニュー
そんな風に思いながら、今回、というのか
4種類のなかで一番よいものだったと振り返るそれでありました
おくらもとろろも大好きという私にとっては、
まずまず満足できたというか、基本的に
牛丼は、とろりとしたものでほぐして食べるのがうまいんじゃないかと、
卵をかけるときと同じイメージで食べられました
あっさりとか、さっぱりとかとは違うんだが、
かわった感じでありながら、食欲そそるというのか
よい組み合わせだと感心したのであります

4:しらたき豆腐
そして、最後、しらたきと豆腐を追加するやつ
まぁ、なんだ、大盛りにしたと思えばいいのかな
そんな気分でありましたが、食べる分には問題ない
というか、ほかのやつより奇をてらっていないだけに
食べるだけならいいかもだわさと感じ入った次第であります

てなわけで、おくらとろろ、しらたき豆腐、チーズ、ねぎたまご
そんな順番でよかった気がするなぁと
メモっておくのであります
たぶん、クーポンでももらわないと食べないなと
思ったりもしながら、なかなか楽しめたというお話であります
もぎもぎ

アスパラとマイタケのパスタ

2011-11-14 22:31:35 | 食べ物飲み物
なんてことはない
アスパラとマイタケをキーにして、
おなか的に満足できないであろうことから
豚肉を投入して終了
実にシンプルに作ってみました

味付けは塩、胡椒、
オリーブオイルでにんにくを炒めてからスタート
このあたりはまったく一緒であります

まぁ、いつもどおりのシナリオで
今回新しくアスパラを投入ということを試みてみたんでありますが、
まぁ、なんというか、うなるほどうまいというわけでもないが、
なるほど、この組み合わせでまずいわけがない
そういう境地に立ちました
だいたい同じようなものを作れるようになってきた
当たり前ですが、何かしら、誇らしげでもあります

さて、最近は、いかに短時間でうまいことやるか
いわゆる料理の次の段階というか
段取りのよさというのに気を配れるようになってまいりました
料理がうまいことできるようになると、
ひょっとすると人生もうまく生きられるかもしれない
そんな、すかした90年代の小説にありそうなフレーズを
なんとなし鼻にかけたりしながら、
じょわじょわとフライパンでさっさと作ったわけでありますところ

しかし、最近つくづく思うのですが、
豚肉の旨さがちょっと尋常ではない
これは肉のレベルというか、本当に、
値段を少しがんばるだけで、劇的にうまくなるなと
改めて驚嘆であります
というか、豚肉というそれ自体がそもそもうまいのかもしれない
モスリムの人には本当に申し訳ない
こんなにうまいのに

そんなわけで、もっちり自分が豚になっていくと自覚しながら
豚肉をむさぼり食う日々なのでありまして
胡椒と塩だけで、どれだけでもうまいと思えるあたり
まだまだ貧乏舌なれども、なかなか、
手をつくしてあれこれ作ることから、
小さな手間で大きな喜びという、
小さい予算で大きな仕事的な観点で
なんとなし、今日も今日とて、一人飯を作るのでありました

鍋のレパートリーを増やさないといけません
シュンギクとかうまいなぁと思うようになる
そんな年齢と季節がやってきました

江~姫たちの戦国~ 江戸城騒乱

2011-11-13 20:55:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
見ました、見てたはずだ
そんなわけで、まるで記憶に残らず驚きであります

あとは跡取り問題だけかといった具合で
まぁ、史実と一緒といえば一緒だなと
思わされるわけですが、せっかくの秀忠の女房の話なのに、
秀忠のクローズアップがほとんどないのは
残念至極でありますところ
それが、とってつけたように親父ぶってみるという
まぁ、お得意のといったらいいのか、
そういうホームコメディでありまして、
びっくりするくらいできない子になっていた家光が、
まさかの女装っ子になっているという
大変な展開、史実だった気もするから
なんともいえませんが、あれは確かにあせるな
今回、初めて江に同調したのであります

ここにきて、てんどんを駆使するといった感じで、
なんか見たことある画面つくりばっかりを
山ほどもってきてましたが、ちょっと
こういう内容はもうちょっと真ん中でやるべきじゃないかと
驚きに、声もでない感じになってしまったのでありますが
ともあれ、家康のたぬきっぷりは見事でありました
あれは、自分の仕事が終わったという男の顔だ
そんな風に思ってしまったんですが、
なんか深読みしすぎだろうな

そういうわけで、たいした感慨もわかないまま
とりあえず見ましたという報告だけをつけておくのであります
来週に期待しよう
そうしよう

氷塊 大久保利通

2011-11-11 20:27:04 | 読書感想文とか読み物レビウー
氷塊 大久保利通  作:秋山香乃

面白かった
いま、まさに読み終わって書いております次第
前々から気になっていたというか、にわか知識で
幕末をあれこれさらいだしてから十年、
ずっと佐幕のほうばかりを歩いておりましたが、
一度、薩摩の、それも西郷ではないところを見たい
そう思って、何年か前の篤姫の記憶を頼りに
いろいろ保管しておりましたが
今回、この小説に出会って、一気に補完できた
そんな満足感があるのでした
あってるかどうかは知らないが、
そうか、これが大久保利通という人かという
なんか、よい読後感が心地よいのであります

内容は、大久保の伝記といった内容であります
いかにして藩政にかかわり、そして栄達や挫折をしたか
どのような想いであったかといったことを
小説として読めるのでありました
当然、主役で苦悩を描いているものの、大久保からの目線のため、
様々な角度からみると、贔屓目に書きすぎていると
とられるんでなかろうかと思わなくもないのですが、
この本でステキだと思われたのが、
完全に薩摩をよしとしていて、龍馬はほとんど出てこないうえに
土佐という藩を外から描いた、山内公がどういう人であったか
それがなかなか、薩摩の敵として描かれているのが
個人的にとても新鮮でありました

最近は、幕末に薩摩悪しという感じで、
まぁ、いろいろと描かれていることが多いように感じておりましたが
薩摩を思いっきりひいきにするというのも
読んでみると面白いなぁと感心しきり、
これであとは長州あたりのをなんか読んだら
だいたい、幕末のそれこれ、面白いところが見えたかもなぁと
思ったり感じたりしてしまうのであります

また、この本のよかったところは
倒幕とか、そのあたりの戦争ではなく、政争部分を
ひたすらそれこれと書きなぐっていて、
政敵としての慶喜だとか、江藤だとか、桂だとかが
見事な感じでありまして大変面白かった
これで作者が女性というのに、また驚かされたのでありますが
別段、戦を行わなくても、というと間違いでありますが、
こういう舌戦であったり、裏工作であったりといった
政治闘争による、戦争状態というのは
読んでいて面白いなぁと感服したのであります

また、必要以上に重苦しくないというのもよくて
内容とテーマからすると相当にヘビーなんですが、
読んでみるとわかりやすく簡潔で、あしざまではない、
それによって、読んでいて疲れないというのがいいなぁと
ほとほと感心であります
ぜんぜん知らない作者さんでありましたが、
どうやらいくつも幕末ものを書いておられるとのことで
もう数冊読んでみたい
そんなふうに思わされて、なんとも
面白い体験をできた、そんな優れた小説であったと
メモっておくのでありますとさ

志が高いというのは、こうやって描くんだなぁと
幕末の一番面白いところが描かれていると
思ったり考えたりするのであります
さりげなくもないですが、今読むと、あらゆる政治批判に見えることが
当時もいっぱい起こっていたし、そうではない人もいたとか
そんなことも考えさせられますが
なんともかんとも、面白いと思ったのでありました

鶏肉ときのこと味噌

2011-11-08 23:10:16 | 食べ物飲み物
最近というか、まだ中毒ではないのですが、
NHKの料理番組を見てしまうようになりました
そして、見たあとにそれを作ってしまうようになってきた

そんなわけで、題名のとおり、
確かきのこと鶏肉を煮るだけの超簡単料理、
いや、料理というのもおこがましい
確かそんな話だったような気がします
山とかで、テケトーにつかまえた食材を
ただ水で煮る、そしてちょっと味噌加えます
そんな具合のものでありました

今回はそこにうどん玉を投入しまして、
まぁ、なんか、ごった煮のうどんというか
なんという名前のものかわかりませんが、
割と想像しやすいそれだなという物体ができあがるのであります
ただ、言われたとおりすぎるのはどうだろうということで
アレンジでもないんですが、
たまたま、なめこが安かったので大量に投入したら
なんとも得たいの知れないにおいになったのが
微笑ましいといった具合でありました

マイタケ 1パック
なめこ  1パック
鶏肉   150g
うどん  1玉
味噌少々

あとシュンギクでも買ってくればよかった
そんな後悔もしつつ、量をみてわかるとおり
完全に作りすぎておりましたが
食べてみれば、意外となんともないのでありますね
しかも、水いれてただ茹でただけというのを考えると
今までのなかでもっとも手間かからずに
かなり美味しいというのが驚きでありました
やはり、冬はナベだな
そういう当たり前のことを思いつつ
夏にはできないそれこれを
しっかりとこの冬は楽しもうと意気込むのであります
さぁ、ナベだ、そろそろ魚介に手を出すべきか
いや、ゴミがくさいからどうだろうかな

はやとうりを食べた

2011-11-07 22:19:45 | 食べ物飲み物
はやと瓜というものを手に入れたので、
いろいろと調べて食べてみました
ご存知のかたも、それなりにおられるのでしょうが、
そこそこ大きい瓜であります

ところでだ、瓜というものを
果たしてどんだけ食べたことがあろうか
ウリ科という点から考えて、かつ、食卓に上がりやすい
そういうものを思い浮かべていくと、
きゅうり、カボチャ
この二つくらいでないか、本当のウリというか
ウリってそもそもなんだ、まくわのことか?
そんな深遠を臨むわけでありますが(言いすぎ)
実際はシロウリという物体とかあるようなんですが
どれもこれも、どうやら漬物とかが多いようで、
調理としてというと、うえ二つに
最近ならニガウリが増えたくらいでありましょう

だけども、なんとなく知っている気がするという
そういうジャンルであろう「はやとうり」
それを手に入れて、さて、どうしようかと考えて、
結局インターネッツに頼ったのでありました(なんだかな)

最近、一人であれこれやるようになって
本当に困ってしまうことは、割と一般的と思われる
下ごしらえ作業がよくわからない
このはやとうりもそうであります

見た感じはごつごつというか、ごわごわした物体
やや厚めの皮で、この皮をむいたほうがいいのかどうか、
っていうか、でこぼこがすげぇから、剥くのが
すげぇ面倒くさい、だけどおいしくないのは困る
そんな煩悶をこえて、結局皮は剥いたのでありますが
びっくりでありました
なんか、手がかぶれるわけじゃないんだが、
こう、ねばっとしたものがまとわりついて
手の皮がめくれたみたいになってしまう
しかも、包丁にもなんか、ねばっとしたものがついて
それがまぁ、洗ってもとれない

これは、あくというか、まずみではないのか?

そんなことから、この食べ物おいしくないのだろうかと
思ったり考えたりしながら、20分くらいかけてようやく下ごしらえ終了
今回も、いつもと同じように豚肉で炒めようと考えていたので
下のとおりであります

はやとうり 1つ(大きかった400gくらいあった)
豚肉 ロース 150g
にんにく 1片
オクラ 5本

そんなもんでありまして、あとはお得意の
オリーブオイルでじゃー、ぱっぱっと炒めて終了
順序としては、一番最初にはやとうりを入れてしっかり火を入れました
わりと簡単に火がとおって透明になってくるので
あわてて、他材料をいれて終了という具合であります
味付けは塩コショウのみ
いつもどおりでありますね

そして、実際食べてみたのですが
これが驚き、あのねばねばはなんだったのか
そう思うほど、まったく癖もなく、あっさりさっぱりしてて、
塩味とかがよくきいてすげぇ旨い
しかも、思い描いたウリという食感そのまま
お、こりゃうめぇ!

そんなわけで、深く深く感心したのでありますが
はやとうり、けっこう美味しい食材なのでありました
今回食べたのは青いほうで、白はもっとうまいとのことなので
手に入ればと思ったり考えたりするのであります
このあたりじゃ売ってるとこ見たことないがなぁ

江~姫たちの戦国~ 淀、散る

2011-11-06 21:29:48 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
いよいよクライマックスという雰囲気でありました
あれ、主役誰?
そんなことを思わずつぶやいてしまったのが
恥ずかしい限りでありますが、
ここ数回、江の出番なさすぎだろうと思うところ
完全に淀というかお茶茶が持ってったなと
つくりからして思ってしまうのであります

しかし、もっていっただけあってといっていいのか、
なかなかよい淀の方だったように思うのであります
今週のラストシーン、親子並んでで介錯なしというのは
ちょっと合点がいきませんでしたが、それはそれとして
母の姿を思いながらという部分については、
まさに同じような、何かこう、長い間見てきた甲斐があった
そんなシーンであったのですが、
それだと淀という題名でやったほうがよかったんじゃないかと
思わなくもないのであります
なんか、死んだ瞬間に読経する江が写って、
見ようによっては、江が呪い殺したみたいじゃないかと
不安になってしまったのでありますところ
画面というか、映像の作り方が悪すぎるだろう

しかし、まあ、顛末はわかっていたとはいえ
なかなかどうして、真田特攻がなぜ空振りだったのかも
まるでわからないまま、見所はどこだと思うような内容で、
結局秀忠は、急激に冷たくなるという展開で
その決意はどうしてきたんだ、なんでなんだ
そっちのが正しいんだけど、それにしたって
今までを考えたらどうしてなんだ、
というか、今週「この場から去れ!」とか言われて、
なんで今回だけ去らないんだよ、おい

思わず熱くなってしまいましたが、必要以上に冷酷非道っぽい感じが
なんともやるかたないのでありますところ
あれだと、視聴者もだまされたという感じでありますが、
一番だまされていたのは、やっぱり、
豊臣の親子じゃないか、馬鹿みたなぁという話で
かわいそうすぎると、感じるのでありました

文句ばっかり噴出してしまい
なんとも申し訳ないところでありますが、
燃える大阪城を何度目か見せてもらって
今回は、高台寺から丸見えという演出ではないようで、
そこだけは、一豊のときよりよかったかなと
思ったり思わなかったりするのであります

あと、何回だ、どうオチるんだ
不安でしかたなく、進むのです

刑務所図書館の人びと

2011-11-03 09:58:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
刑務所図書館の人びと  著:アヴィ・スタインバーグ

小説じゃなくて、ノンフィクションだと思われます
刑務所図書館という、そんな場所あったのかと思うそこで
何年か働いた記録というのか、そこで出会った人との物語を
ステキにつづっているというそういう本でした
かなり面白かった

文章全体のテイストが、いわゆるガイジンのそれというのは
訳文ということで仕方ないところなんでしょうが、
非常にシニカルというのか、古典的な言い回しも含めて、
皮肉とユーモアがちりばめられている
面白い文章だったのであります
主人公であり、著者であるアヴィさんが、
だいぶ人生に疲れておりましたところ、
なぜ人生に疲れたか
それはユダヤ人でありムスリムとして敬虔にすごしてきたある日
突然タガがはずれたからさ
そういうお話から始まりまして、
その挙句にたどり着いたのが、刑務所図書館で司書をするという仕事
よいのか悪いのか、どうなのかまるでわからない

その不安というか、期待というか、
ごたまぜの感情を抱いたままその仕事についたさまから
出会った人とのこと、起こる事件、様々な思い出といったことを
懺悔でもないけども、明らかな間違いも含めて
そのときの感情とともにつづっているというスタイルで
ちょっと前に読んだ、原発ジプシーと同じスタイルだよなと
改めておもうところですが、こっちのほうが
より物語性が高いという具合でありました

アメリカには山盛りの刑務所があって、
そこに収監されている人々もいろいろいて、
その娯楽であり、独立されたものとして図書館が用意されている
また、更正プログラムのように授業まで提供していて
そこで講師も勤めていた、そういうお話を交えて
数人との思い出は展開していきます
刑務所内という独自の環境でありますが、そこで
その図書館を切り盛りする社員は、いくつかの囚人からなっていたり、
それらも囚人というレッテルではあるけども
あまり差がないというか、人間であるという当たり前のことも描かれていたり
メッセージとしては、その壁の向こうと外とで
さほどの違いはなかろうというお話だったように思われますが
センチメンタルな内容も多くて、
親子の情と、それにはさまれてというか、
自分の心に勝てない人たちみたいなのがたくさんでてきて
いたたまれない事件も数多く記されているのであります

まぁ、非常に面白いんだけども
特にここがどうでしたとか、タイトルから凄いことがおきているかと
そんなわけでもなく、むしろ、ノンフィクションとして
淡々と描かれている情景が、当たり前だけども
退屈じゃなくて、非常にすぐれた本だなこりゃなんて
感心と感動を催したのであります

本当の凶悪犯みたいなのはどうも違うところにいるんだろうと
思ったり思わなかったりもするんですが、
簡単に人は死ぬし、さまざまなコミュニティに属することによって
劣悪な人生を送ることになる、そしてそれを選ぶのは本人で、
負けるのも本人なのであるという
事実というか、それこれがありまして
なんとも身につまされるというほどではないにしても
考えさせられたと、そんなまともな感想文を書くのでありました

面白かったけど、まじめになってしまうから
よろしくないですね、秀作

ベーコン

2011-11-01 22:35:28 | 食べ物飲み物
ベーコン
豚肉をなんかした物体であります(調べろ)

残念ながら、そんな高価なのは食べたことないのですが、
3パックセットで278円とかそういうのであります
しかし、そういうのであってすら、
とてつもなく汎用性が高いというか、旨い
そして、長持ちする

そんなわけで、ほぼ常備という状態で、
あれこれお世話になっておるのですが、
これのおかげで、塩もほとんど使わず、
テケトーな菜っ葉と一緒に炒めたら
それで一品、そこにパスタいれたら夕飯と
そんなことばっかりやっておる次第ですが

先日、ラーメンに投入するという愚挙に及んでみました

なにこれ、おいしい
そんなわけで、茹でても問題なくおいしいという
このポテンシャルの高さはどうなっているんだと
卵と炒めるを超えることはないにしても、
何かしら便利に肉分を補給できるというのは
ステキこのうえないと、まぁ
思うがままに書き綴ってみる次第であります

ベーコンうめぇなぁ、しみじみ