CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

エダマメごはん

2012-10-29 21:06:39 | 食べ物飲み物
エダマメご飯という食べ物を作ってみました

発端は、エダマメを枝ごとというか、
株ごと手に入れる機会に恵まれたからでありますが
エダマメって大変なのね
枝つきとか売ってるけど、株ごとで買うと
まぁ、実をもぐのが大変で大変で…

そんなことを思ったりしながら、
いわゆる黒エダマメという、ちょっとランクがソレなナニでありまして
作業など苦にすることなく、ただただ、
もちもちと調整作業を行ったのでありました
で、手に入れて早速エダマメにして食べよう
いわゆる、塩で茹でて食べよう
そう思って、とりあえずやったのであります

エダマメはとうもろこしと同じくらい
鮮度で味が違うといわれていましたので
とりあえず、そのまま塩ゆでを食べる

旨い、超絶旨い

これはちょっと本当にびっくりした、
もう本当に、居酒屋でエダマメなんて注文できねぇ、
誇張でもなんでもなく、本当にそう思うくらい
抜群に美味しかった
これは凄い、取れたてだからなのか、黒エダマメだからなのか
判別つきませんが、ともかく旨い
というか甘い、なんでこのマメこんなに甘いんだろうか

あっけにとられるほど感激したんですが
ただ、株ごと手に入れただけあって、
ものすごい量があって大変、処理できない
ていうか、こんなにいっぱい茹でられない
そういう迫ってくる危機みたいなのに押されて
思い起こしたというか、思いついたのが
そうだ、ご飯と一緒にしてみよう
それでありました

今考えてみると、炊き込んでしまったら
ふにゃふにゃになって食べられないんじゃないかとか
こういうのは一緒に炊き込むんじゃなくて
別々に作ったあとに混ぜるんじゃないかとか
思ったり考えたりしたんですが
豆ご飯の要領というか、ただ、エダマメをご飯と一緒に炊く
それをやってみたのでありました

結果は最高であります

これもまた驚き、マメの甘さ、旨さが
ご飯全体にいきわたっていてすげぇうまい
なんだろう、エダマメってなんでこんなに旨いんだ
そう思うほど驚きのできばえでありました

お米 1合
エダマメ 10個~20個くらい

これをいつもの水加減でただ炊いただけであります
なんてことはない、味の素とか醤油とか
そういうのも一切使わず、本当に、
エダマメ(剥き身)と、お米を炊いただけなんですが
とんでもなくおいしくなったのでありました
レシピなんていうほどのこともなく、
こんだけ楽しめるんだから
たいしたもんだなと、しみじみ感心しつつ
ここに記しておくのであります

また、株ごと手に入らないだろうかな
自分で作ればいいのか

平清盛  鹿ヶ谷の陰謀

2012-10-28 20:55:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
無事視聴完了しました
今週もなかなか面白かった

軽薄な感じで行われた
そんな雰囲気でありましたが、
鹿ケ谷の陰謀が企画され、露見し、破綻した
その様というのがなかなか、ありありと描かれていました
それと同時に、頼朝の婚礼が進んじゃうというのは、
なんとも、対比がききすぎててどうだろうかと
思ったりしてしまったものでありますが
あっちはあっちで、楽しそうでよかったですね
まぁ、あの頼朝だから仕方ないとはいえ、
できれば、あの親父・義朝のような
ろくでもない告白シーンをやってほしかった気がするんですが
残念であります
というか、ドラマ的にもう、そんなギャグやってる暇ないものね

瓶子が倒れるという駄洒落は
結構有名なんだそうで、それを描きつつ
西光の狂気も描き出すという
なかなかおどろおどろしい内容ではじまりました

なんとなく嫌な予感というのを感じ取る清盛に、
妖怪じみた何かも覚えたわけですが、
あえてそこで、信西の名前を出して、
西光の話への伏線をはりながらというのが
ステキでありましたところ
ただ、西光が蹴倒されながら言っていた、
義朝が殺さなくても、いつか、清盛が殺していたというのは
真実じゃないかなと思ったりもするのであります
それに気づいたから、蹴り殺しにいったのかもしれないと
思ったり考えたりです
なんとなく、蹴りまくるところは、
白河法皇を思い出させるような狂気で
よろしかったのでありますね

ところで、成親のほうがどうなったのか
語られなかったのが残念でありましたが
話によれば、どっかの崖から投げ捨てられたとかなんとか
そういう陰惨すぎるところは
あえて、西光だけにしておいて写さないということなのか
なんとも、後味悪い感じでありました
考えてみると、あの馬鹿兄貴は何度もそんなことしてるし、
なんというかな、あれも内裏のけだものだからなぁなんて
当然の報いみたいな感じで
写してほしかったとも思ったりであります

頼朝方面に朝日がさしてきて
清盛方面に暗雲がたれこめるという感じで
いよいよあと二ヶ月、クランクアップしたそうですが
物語は続き、楽しみに見ていくのでありました

100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図

2012-10-26 22:02:44 | 読書感想文とか読み物レビウー
100年予測 世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
著:ジョージ・フリードマン

失敗百選が面白かったから、
100がついていると面白いかもしれない
そんな他愛のないことを思って
ついつい読んでしまいました
2009年に発刊された本ですが、
むこう100年、つまるところ、21世紀がどうなっていくのか
それを地政学という観点からつまびらかにした
なかなか面白い本でありました

結論というか、結局、21世紀がどういう世界かというと、
アメリカという覇権国家が蹂躙しまくると
まぁ、そういう話からはじまり、やがてそこに影が現れることで
21世紀は暮れていくといった感じの内容でありました
そういうと、ずいぶん大雑把すぎて
ちっとも面白くないのでありますが、
そもそもの根拠というか、示唆として、
かつての大戦とかがどういう経緯で行われたか、
そこで誰がもっとも得をしたかということが
細かに描写されます
アメリカという新興国家の成り立ちから、
前世紀のヨーロッパという、今となっては滅びたそれ、
その交代、世界の覇権を握るというのが
どのタイミングで、どう動いていたかが
なかなか歴史物として面白かった
そうか、そう見ていくとなるほどなぁと説得されてしまう

イギリスがドイツと戦うため、仕方なく、
大西洋をアメリカに明け渡したのが運のつきだった
そういうお話でありました
というか、ヨーロッパという大陸をめぐって、
ソ連、ドイツ、フランス、イギリスあたりが
共同体ではなく、争うという事態になったため、
そこからほどよく離れていて、
非常に恵まれた国土条件の国であるアメリカというそれが
覇権を握っていくのは自然なことであったと
まぁ、そんなことでありました

そっから、アメリカが世界を統治するという概念に移行しまして、
いかに世界国家であり続けるかと考えると、
アメリカはすでに勝っている状態なので、
それ以上勝つ必要がない、消極的作戦で、
うやむやの戦争が起こっても長期のプランとして
なんら影響がない
そして、ユーラシア大陸に極大の権力、強い力をもった
一つの国家というものが、統一されたそれが生まれさえしなければ、
ずっとアメリカは世界一でいられる
そんなわけから、各地の戦争はアメリカによって引き起こされ
ロシアとのいざこざなんかを抱えつつ、
21世紀序盤では、アジア地域で日本が(!)、中東でトルコが、
それぞれその力をもってして、
アメリカに挑戦するそれこれとなるでしょう

そんなことが書かれておるのでありました
まぁ、2010年代に何が起こるかというところで
アジアで、中国、韓国、日本の間でいざこざが起こると
考えてみれば、誰が考えてもそうなってるわなぁと
現在形のそれを書かれたりしているわけなんですが、
それも、アジアのどの国が一番になっても困るから
それぞれがうまいこと反目するように
アメリカが立ち回っているとかなんとかと
まぁ、陰謀論めいたそれも交えつつなのでありました

2030年代以降については、
技術革新と宇宙進出という分野に話が広がって
完全にSF、しかもデキの悪いSFといった内容になってしまい
荒唐無稽にすぎると思うのでありますが、
過去100年は、その端緒において、現在が荒唐無稽に見えると
そういう考え方もあるのかと思わされたりなんだったりで
まぁ、なかなか面白かったのでありました

最終的にメキシコが、最も強い国として
アメリカに挑戦するであろう的なことになっていて、
そこは本当にそうかもしれないねなんて
感じたりして楽しんだのでありました
こういう、嘘か本当かわからない論理立ては嫌いじゃないなぁと
にやにや読んだのでありましたとさ

ドラマ 五瓣の椿

2012-10-22 21:15:03 | ドラマ映画テレビ感想
NHK金曜時代劇(懐かしい)の再放送を
ひっそりと見ていました
こんな骨の太い時代劇やってたのか
なんで見てなかったんだと思ったら
古すぎて、その頃はまだNHK見てないなんて
思ったり感じたりでありました
すげぇ若い阿部寛とか、なんというか初めて見るのに
どこか懐かしい感じがよかった

さて、実際のところですが、
再放送ということもあって、また、
やってる時間も悪かったというか
ほとんどまともに毎週連載とならず
たった5回のドラマなのに、3ヶ月くらいかかったように思います
そのおかげで、まさか、4話が3話のすぐあとに放映されるとか
まったくノーチェックだったため、
4話の浮世絵師のところだけ見ていないのであります
非常に残念、きわまりない無念

とはいえ、時代劇として、定番というか
もっともかっこいい、ど真ん中の内容であります「敵討ち」
それに連なるものでありまして面白かった
いろいろと深く考えさせられる罪という内容ですが、
その怨恨というべき、深い悲しみと怒り、
そしてそこから始まる敵討ちという闇
これを女が演じるというのが
非常に魅力的なお話であります

まぁ、見終わって感じたというか、ちょっと残念に思ったのが、
5人目の親父が生きながらえたというか、それが
その後どうなったかなんてのは、まるで意味がない話だったことと、
おしののその後でありました
メインテーマである、復讐、敵討ちというそれが
情念というか、善魂に立ち返るというそれを
なんとか描いていたとは思うものの
それが、追っていた阿部寛によって語られてしまうのが
なんか、ちょっと残念でありました
もっと物語でそれを見て取りたかった気がする

あと、4話を見逃したからかわかりませんが、
1話で、育ての親は結局何を言おうとして死んだのか
それがもう一つというか、さっぱり伝わらなかったのが
残念であります
もしかすると、しっかり見てないから見落としてるのかとも
思ったりしますが、最期の改心にかかわるところで
それが語られるのかと思ったけど
そうでもなかったし、なんというか残念であります

やっぱり敵討ちは、斬った張ったありきの、
鍵屋の辻みたいなああいうのがいいのかなぁと
ぼんやり時代劇というか、講談のようなそれを思い浮かべつつ
江戸を描く時代劇に、飢えているんだなと
改めて感じさせられたのでありました
おしのちゃんが、だんだんと色っぽくなっていくのと
闇に取り込まれていくような感じは
非常によかっただけに、なんとも残念でありましたが
よかった、面白かったとメモっておくのであります

平清盛  賽の目の行方

2012-10-21 20:50:08 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」視聴完了です
面白かった、やっぱり政治劇してるときは俄然面白い
仲悪いのがデフォルトなんだから、
こうでないとねなんて、思ったり思わなかったり
できるだけわかりやすくというか、
雰囲気を重視したのか、頻繁にすごろくしてましたが、
あれはいらなかったんじゃないかな、
普通に政治劇をしていてよかったんじゃないかな
そう思うくらい、うすらくらい感じで
面白かったのであります

事件が起きて、その説明をするという
とてつもなくわかりやすい構成でお送りされたわけですが、
その二面実況風景は、いつぞやの、
悪左府さまご落命のときと同じ感じで、
あの臨場感とはまた違う、結果で見せるタイプも
非常に面白いもんだと感心しきりであります
西光が怒るのは栓のないことだとつくづく思うというか、
一番かわいそうなのは、なによりも、知らされてなかった重盛でないかなと
思ったり考えたりするのであります
郎党を制御できてないのは確かなことだし
それはよろしくないはずなのに、それをよしとしたというのは
なんとも、ちょっと具合悪いだろうと
思ったりするんですが、まぁ、宰相それで楽しそうだし
いいのでありましょう

このささいな事件をきっかけにして、
かの鹿ケ谷が始まるかと思うとココロオドルわけですが
来週が楽しみで仕方ないのであります

それはそれとして、源氏方もだんだんとエンジンがかかってきて
あっちも映るとより面白さが増すなぁと
こちらも満足でありました、なんというかな、
ものすごい説明台詞すぎる、政子の怪力描写は
ちょっといかんともという感じでしたが、
ギャグありきのあっち側はあれくらいがちょうどよいようにも
思ったり感じたりであります
もうちょっとで、いよいよ頼朝も魂を取り戻すようだし
こっちの期待もすばらしいものでありました

そして、毎回同じように出てきて、
またかよという感じで強訴をやりつづける
明雲さんが、今後も大活躍することを祈ったりしながら
来週をじっとまつのでありました

餃子の王将にて

2012-10-17 21:35:03 | 食べ物飲み物
男の一人暮らしたるもの、飯を作るよりも、
とっとと出来合いで食べた方が速いとなるのも
やんごとなきところ
多分にもれず、ついつい、面倒になると、
ボリュームと価格のバランスが抜群の王将に
寄ってしまうのでありました

で、まぁ、いつも通りにセットメニューを食べて
おなか一杯、さぁ帰ろうなんて思ったりなんだったりするんですが、
最近になって、単品組み合わせがより安くて満足できるといった
極めて当たり前のことに気づいたので
メモっておくのであります

ニラレバに、ごはん(中)

この組み合わせだけで、はっきりいうと
ニラレバ定食にしなくても問題ないというか、
まったく何も不足しないという
恐ろしい事実に遭遇したのであります

実際は、餃子の無料券もあったので、
ここに餃子を加えて、なんと600円切ってしまうという
恐ろしい内容だったのでありますが、
なんともはや、ありがたいことであります

また、一人養生というか、不摂生というそれによって
風邪ひいてしんどい昨今、短絡的に栄養を摂取しようと
ニラレバと餃子なんて、完璧に栄養過多じゃんと思うような
ステキな内容によりまして、もりもりと、
病気が治るというか、太るというか
ともかく、健康体というのを取り戻して
戻しすぎて不健康みたいな昨今なのでありました

オチもなんもないのですが、
安くて、そこそこ食べられるものがある
なんと幸せなことだろうかなと
思ったり感じたり、ありがたいとなむなむしつつ、
自分の飯が、どうやったらあのレベルの旨さに到達するだろうかと
考えさせられるのでありました
あのレバニラの味が、絶対に出せないのであります
あんなに柔らかく仕上がらないんだよな
なんでだろうか

サッカー  日本vsブラジル

2012-10-16 23:06:17 | スポーツ
終わりました、負けました
すげぇ、ブラジルやっぱ超強ぇ
そんな当たり前の感想を抱いてしまったんですが、
根本的に話にならん、まだまだ、日本からは遠いなぁと
目が覚めるような内容でありました
面白かった

良いところはいくつかあったように思いますが、
それはやはりその程度であるといわぬばかりに、
あっさりさっぱりとブラジルにやられていったのは
本当、圧巻でありました
凄かった、あれは本当勉強になったというか
次元の違いみたいなのが見られて本当よかった

割とサッカーを見るようになったのが最近ということもありまして、
いつだったかのフランスで酷い目にあったときというのを
まったく知らないもんでありますから、
今回のこれは、その時に似た気分なんだろうかなと
ちょっと楽しんでいる次第でありました

一点目とられるまでは凄かった(早いな)
なんというか、やれるんじゃないか?ひょっとするんじゃないか?
そんなことを思ってましたが、まぁ硬い、案外硬い、
結構いいところまでいくように見えているだけで、
きっちりフィニッシュまでは決めさせてもらえないという
あれはよくできた守備だったのか、
ブラジル人だからうまかったのか
わかりませんが、セットプレイあとの
守備陣全員が一斉にラインをあげるという
あの美しさには目を奪われました
そうか、セットプレーのあとって、ああやって組織的に動くべきなんだ
初めて知った、すげぇ

ブラジルの攻撃については、もう語ることもないような、
なんか、気づいたら数的劣勢というか
どっからそんなに出てきたんだ、
いや、別に二人くらいいたらなんとでもされてしまうのか、
そのどちらも味わいまして、なんともしようがないのでありますところ
たった二人に、あれだけ圧倒的に支配されるとか
どうかしてると思うほどの見事さ
そして、香川とか本田とか、うまいなぁ凄いなぁとか思ってたけど、
なんか違った、ブラジルのうまさはそういうんじゃなくて
いや、上手いんだけど、何よりも速い、圧倒的に速い
どうやったって止められないというあの感じ

たまりませんね
いつか、Jとか、日本代表とかでもあんなのが見られるかもと思えば
楽しみも増えたりしながら、久しぶりにどっぷり
サッカー楽しんだのでありました
なんか、泥臭い感じというのが遠のいたせいで、
むしろ、大敗したんじゃないかなと思わなくもないです
勝てないけど、あまり大きく負けないようにというところから、
勝ちに行ったら、びっくりするくらい大きく負けたみたいな
そんな感じだったように思えまして
別段悪い気分ではないのであります

しがらきやきⅡ 大西忠左と勅旨の名工たち

2012-10-15 22:15:15 | 陶磁器を探す旅と名物
今年もいってきた「信楽焼祭」
まぁ、祭のほうは例年どおりというか、
陶芸の森の技術展示もあんまり代わり映えしなかったから
残念でありましたが、それはそれ、
若手作家さんのあれこれを見るのは
大変面白いものでありまして、たっぷり堪能したのであります

それはそれとして、久しぶりに陶芸の森の陶芸館にいきまして、
そこでやっておりましたタイトルの内容
「しがらきやきⅡ」を見てきたのでありました

勅旨という信楽のある地域にて、小物というか、
細かい手仕事の陶器があるということを
展示で見せるという内容でありまして
特にそこの名工に数えられる「大西忠左」
その人の作品それこれを見てきたのであります

細かい仕事というのも一つ見所としてありましたが、
その精力あふれるというか、挑戦しているという姿勢、
作品群の多様さに結構感心というか、感激したのでありました

特にこの人が作ったというわけでもないんでしょうが、
伊羅保釉という、聞いたこともなかったそれで、
いくつかの作陶が見られましたが、
それよりも、いかに裏漏りしない急須を作るかと
その注ぎ口の形や、創り方に相当の尽力をされたんだそうで、
お湯さしというか、急須なんだろうけど、
俺の頭はおろか、でんすけスイカくらいの大きさがあるそれに、
常滑急須の小さいやつみたいな注ぎ口がついてて、
実際の注いでいる動画によれば、確かに漏れない、すげぇ、
あんなでかいのに、ちゃんとお茶出てる(そこか)

そんなことを感心しながら、
あひる口ならぬ、ペリカン口なる注ぎ口やら
あれこれ出てきて大変楽しかったのでありました

ミニチュアの置物でも、ちゃんと水が出るように創ったりとか
根っからの職人というか、作り手のようでして、
こだわったそれこれがいくつも出てきて
凄い人だなと、年齢とか関係なく
挑戦を続けるという姿勢が
まさに作品から伝わるという恐ろしいことで
心の底から感動したとは
こういうときに言うのかと、感心しきりだったのでありました

平清盛  はかなき歌

2012-10-14 20:46:09 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
視聴完了しました
いよいよ、最終盤スタートといった具合で、
不穏な回でありました、正直、前評判で得た情報に躍らされ、
いつ滋子が死ぬんだろうなんて身構えて
気づいたら40分過ぎていたと、そんな内容でありましたが
唐突に、ぱったりと死ぬという展開とは
夢にも思わず驚きました
死ぬことで、その重要さが破綻として現れるんでなく、
いることで、どれだけのことを守っていたかを
ちょっと露骨ではありましたが、
あれこれと描いて、それが死んだという論法というか
見せ方は、なかなか面白かった
これはまずい、きっとまずい
そんな気分になれたのであります

前々から、あれこれといざこざを抱えていた
鹿ケ谷のお二方のことをメインとしつつ、
その憤懣を、なんとか滋子が拾っていたというのは、
割と自然というか、とりもつというのは
ああいうことをいうのかというのが
非常にわかりやすくてよかった、
ただただ、法皇さまにご寵愛あそばされただけかと思ってたのに
ちゃんとやってたじゃないかといった
そんな風でもありました
おしむらくはというか、あんだけ献身的に見せるよりは、
天皇を産むと意気込んでいた、
あのどす黒さが見たかった気もしますが
まぁ、よいのでしょう、
ああいう黒いところも含めて、法皇さまは好きそうなんだがな

兄弟の杯をかわすかのようなやりとりで、
あえて清盛に先に酌をするという
大胆すぎて怖い展開なんかも、もうちょっと
その意味というか、もっとクローズアップしてもよかったんじゃねぇかと
思ったり考えたりするところであります

で、毎回毎回、ちょっとずつしか進んでいきませんが、
じわじわと源氏方もエンジンがかかってきておるようで、
ひたすら、政子の闘魂注入を繰り返すと
そんな具合で20数年過ごしたかと思うと
なかなか大変でありますが、
次回にでも目覚めそうな雰囲気がステキで
早いところ、源氏も絡んできてほしいと
願ってしまうのでありました

目下は、鹿ケ谷がメインでありましょうが
じわじわと地方が反乱を起こしてくる気配も
もう少し描いてほしいと、
今のままだと、地方の不満が見えにくいので
なんとかしてほしいと願ったりしてしまうのでありました

17歳のモンスター<ネタバレ>

2012-10-11 22:12:45 | 読書感想文とか読み物レビウー
17歳のモンスター  作:田中宏昌

久しぶりに小説を読みました
なんとなし、気軽に読めそうだ、
そして、なんとなし、いかがわしそうだと
読む私が一番不純だと感じつつ
なんとなく、タイトルから勝手に想像した内容に
ついついひきづられて読んだのでありました

妄想では、17歳の女子高生がとんでもないドSで、
ちょっと手がつけられないほど酷い目にあう
そんなコメディタッチの小説だといいなぁなんて思ってました
だいたい合ってた

そんなわけで、割と楽しめたのでありました
コメディかというとそうではなかったんですが、
それはそれ、結構ストーリーが面白いというか、
久しぶりによく動くというのを物語で見たような気分で、
まさに、起承転結がありありと繰り広げられていくように
ページを繰るほどに、物語が転がっていって
面白かったのでありました
さくさくと読めたし、読みやすいうえに楽しみやすい
これは上質の娯楽でありました

ネタバレと銘打った以上、内容に触れてしまうんですが、
いや、触れないと面白さを伝えられないという
脆弱な私が悪いんでありますけども
序盤は、ストーキングされる女の子、
途中で、それをやめさせるためにストーキングし返すという
わけのわからない展開になる
どっこい、ストーキング仕返したら面白くなってきた!
やばい、超楽しい、超おびえてる、超ステキ
と、女子高生がまさにモンスター化していく過程が
非常に急で、突拍子もないんだけども面白くてよかった
不気味さとか、スリラー加減も少しだけ含んでいますが、
基本的にはあっさりしていて、
割と陰惨とまではいかないまでも、
悪意とか、そういうのも満ちているそれらの行為が、
エスカレートしてくそれこれ、楽しい、読んでて楽しいのでありました

途中狂言回しというか、諸悪の権化と思われる男がいるんだが、
そいつがしれっとフェードアウトしてしまったのが
物語として残念極まりないところ
あいつが、結局酷い目にあったりしてると
なんとなく、読後感もすきっとしたんじゃないかと
思ったり思わなかったりするんですが、
あれはあれで、そういう男がいてこその
前半のやるかたなさを出しててよいし、なんともいえずという話でありました

全員が中途半端といったらなんですが、
女なれしてない店長が主人公をたぶらかそうとして
ストーカー化してしまう様、
カウンセラーの卵が、その知識をひけらかして
主人公に逆ストーカーを伝授して手がつけられなくなる様、
もともと清純派の女の子なのに、ストーカー返しするために、
普段やらないような悪事に手を染めて取り返し出来なくなる様
こういう、登場人物たちによって、
事態だけがどんよりと暗くなっていくってのが
なんか、読んでてしんどいとはいわないけども
はらはらと、なんともいえない怖さをはらんで育っていくのが
ステキでステキで仕方ありませんでした
よくできてる話だなと感心したのであります

結局は、そういうのはご破算になって、
相当のご都合でありますが、それなりに落ち着くあたりに
陰惨すぎない、面白かったという素直な感想で終えられる
ステキさがあったように思うのでありました

結構、ストーカーの怖いところやら、
ファミレスのあれこれが書いてあって、作者の体験だろうかと
思ったりしたんですが、参考文献に、
ストーカーの本とか、ファミレスの本が書いてあって
そうか、こういう話は、そんな参考書を読んだだけで作れるのかと
なにか、腑に落ちたというか、創られた物語を読んで楽しかったと
すごく、小説を楽しませてもらったんだなんて
感想として抱いたのでメモっておくのでありました

最強マフィアの仕事術

2012-10-09 20:59:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
最強マフィアの仕事術  著:マイケル・フランゼーゼ

本当かどうかもわかりませんが、
多分本当なんだろうな、そう信じて読んだのであります
元マフィア幹部による、ビジネスブックであります
題名のとおりで、どうやって仕事してきたか
それは実は、普通のビジネスにも利用できると
まぁ、思いつきそうなところでありました
結構読みやすくて、面白かった

内容は、マフィアがどうしたというエッセンスはさておき、
実は、マキャヴェリとソロモン王の言葉集を
まさにそのとおりだと解説するような内容でありまして、
この二つの、相反する思想をそれぞれたしなむことで、
仕事は成就していく
ハードワークしようぜってなもんでという、
そんなお話でありました
なかなかわかりやすくて面白かった

マキャベリのウィークポイントというか、注意点として、
手段を選ばないという訳は近いようで、実際は少し違う、
本当のビジネスは、そこまではっきりと敵を作る生き方をすると
やがて破綻してしまうといった内容で〆られております
いや、もうちょっといろいろ考えてあるんだけども
大雑把にいえばそんなところ、
なるほどであります、マキャヴェリはあまりにも
マフィア向きすぎるといった論評も載っておりました

そんなわけで、なんだかんだ、誠実であるということを重要視し、
決してルールから外れないことを念頭に、
そして本当の幸福とはどこにあるのか、何を担保に手に入れるものか
そんなことも考えてみないと
マフィアの著者自信のように、えらい目というか、
まぁ監獄に入って、途方もない罰金を払うことになる
そんなところでありました
多分、最近の企業犯罪を念頭においてと思いますが、
エンロンとかでかい組織でも、やってることは犯罪で
それは、マフィアであろうと、エンロンであろうと裁かれるのである
あまりにも払うリスクとして大きすぎるという
警鐘を鳴らしておったのでありました

あっさり読みきれるあたりといい、
なるほどなと思うところからして、
よい読み物だと思われますので
暇をあかしている諸兄には、なかなかよいのでないかなんて
語っておくのでありました

負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~

2012-10-08 19:57:50 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜スペシャルドラマ「負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~」
全5回を全部録画して、ちゃんと見終わりました
面白かった、久しぶりに骨が太かった

終戦から、昭和の勃興期といっていいのか、
ちょっと昭和史の勉強ちゃんとしなおさないとというか、
そこの勉強が一番重要じゃないかと
改めて思わされたりしながら、非常に面白く見守りました

いつものとおりで、一方向から見ることとなってしまい
褒めてしまいがちでありますが、
吉田茂というか、あの頃の交渉というのが
どういう背景で行われたか、マッカーサーって、
実際どんな人だったんだろうかなとか
そんなことをとりあえず学んだ気になったのであります

見ていて、一番驚いたというか
自分に驚いたのですが、同時代を描いた「白州次郎」の話を
ぜんぜん覚えていやしないということでありまして、
あれをもうちょっとちゃんと覚えてたら、
もっと面白くこのドラマ見られたんじゃないかとか
反省しきりでありました
序盤の重要人物である、近衛さんにおいては、
野村萬斎さんを起用して、以前白州次郎で見たときよりも、
シャープで、ちょっと若く見えすぎる(実際年齢はさておき)、
そんなところもありましたが、
過剰とも思えるような狼狽ぶりの部分は、凄いな、
これはどうとしようもないなと思うほどで見事でありました
ステキすぎた

あとは、昭和の政治劇をわかりやすく見せてもらったと
考えるところでありました

しかし、考えさせられるというか、これをこのタイミングで、
というあたりが狙ったのか、そうでなかったのかと
そんなことまで疑いたくなるところでありますところ、
友愛の精神はあのようにはぐくまれたというところなり、
安保というのがどういう出来合いなのか、
それをどうするというのは、再軍備が前提なのかとか、
そのあたりはちゃんと原典あたらないと
酷い赤っ恥をかくんでしょうが、
興味深いところでありました、
結局は、劇中の、どれが本音で建前かわからなくなるという
次郎の言葉それそのままなのかという感じで、
政治劇も実際、どれが本当なのかは、物語でしかなくて
どういうやりとりがあって、どうだったかは
まるでわからないんだな、
というか、これだけ現代ので複雑だとすると
歴史学ぶのは、ちょっと、途方もなさすぎるなとか
なんか、一つ、あきらめを覚えてしまうほど
軽く触れるだけで濃密な内容であったように思うのでした

まぁ、そういう小難しいところが見たいドラマではありましたが、
それとは別に、小りんとのかけあいとか、
結構コミカルに描かれているところも見所満載でありました
あんな後添いさんがいたらいいなぁとか
真剣に、添いものがいない段階から考えてしまうくらい
見事だなと思えたのでありますけども、
なんというか、昔はそういうもんだったと聞いたことがあると
うっすら思い出して、このあたりもなかなか
時代が進んだ、変わったのか、創られたのか
わからないままに思わされたのでありましたとさ

昭和史はもう少しあれこれみたいと思うので、
是非、鳩山から角栄にいたるあたりまでを
なんとかやってもらえんだろうかなと
願ってしまいます、その頃は私も生まれてた気がせんでもないですが
せっかくなので是非にと

平清盛  兎丸無念

2012-10-07 20:46:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」、無念感を味わったわけでありました

題名からして、兎丸が酷い目にあうんだろうと
まぁ、予想のとおりだったわけでありますが、
その機微というか、いろいろ思わされるところは
多々あって、見ごたえのある回だったように思うのであります
ちょっと、唐突というか、ものすごく説明的な前半が
なんだったんだろうかと、不思議に思いましたが
このタイミングでこっちに客が戻ってくると
何か踏んだんだろうかしら

さておき、いよいよ権勢も磐石まで一歩といったところ
いい加減にまい進しすぎて、周りが見えてこなくなった、
その孤高というか、孤独というのは
ものすごくよく描かれていると感心したんですが、
結構唐突に酷い人になったようにも
見えなくもありませんでしたところ
割とはっきりと、自分の天下を意識というか、
なんだろうか、兎丸ほどでもないけども、
不思議さというのを覚えたように思いました

その視聴側を代弁するためだったのか
しらっと、人が死ぬ回に必ず出てくる西行さんが
変わったなんてことを言っておりましたが、
あの人出てくるたびに、清盛のことそうやって言ってるよなと
思ったり思わなかったりであります、
豪勢さをあそこに出したというのも
こう、本来の意図が伝わらずに、ただ、栄華を楽しんでいると
京都でしたしまれている姿に、
なんというか、違和感というか、それを覚える
なかなかよくできてるなと思わされるのでありました

あと、その変化についていけないとした兎丸
まぁ、そもそも登場も立場も異質だったから
不思議ではありましたが、今回見事に散華といったところでありまして、
結構立派な死に際だったというか、
派手な死に様でよかったんじゃないかとか思うところ
非常に残念でありますが、物語初頭から、
どうにも兎丸だけはあわないと思ってたので、
もう一つ感動を覚えられなかった感じでありました
これはこれで無念

かむろが、褒めて褒めてって期待した感じで
じっと出てきたあたり、そのあとの始末という単語
そして、燃え上がる赤い羽なんてのは
一連の不気味さと哀れさがあいまってよかったなぁなんて
しみじみ感じるところ

泣きの演技もよかったし、
落ち着いて、喜怒哀楽は静かにたなびいてという感じで
清盛っぽさが出てきてよいなぁと思うものの
やっぱり見た目にどうにも若すぎるというか
迫力が、なんか若いんだよなと思ってしまうところですが、
次回、いよいよ源氏も立ち上がるようだし
そっちの方も楽しんでいきたいと思うのでありました

そういえば、冒頭の五条大橋の弁慶は
完全に、るろ剣の左之助だったなと
思ったので、書いておきます
両方見た人は同じ感想抱くであろうと期待しつつ

失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

2012-10-03 21:46:24 | 読書感想文とか読み物レビウー
失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する
著:中尾政之

本書は、様々な失敗事例を集めて、
その経緯と結果、そして、その概要とそもそもの原因、
それについての簡単な感想というかコメント
そういったものが、ずらり41種類とその類型としていくつか、
そんな風に並んでいる、本という名前のデータベースでありました

と、珍しく本そのものを説明してみたわけですが、
実際、そういうものでありまして、
今まで読んできたような、指南書とか、啓発本とか、
無論、小説とか、物語とはまったく別物で、
なんというかな、事例集といった具合なので
実用書ともまた違った、しかし、気骨にあふれたというのか、
しっかりとした本でありました

と、まぁどうしても堅苦しく書いてしまうのですが、
なんというか、これがもう、本当、
超絶面白かった、今まで読んだどんな本よりも、
本当にすげぇ、無茶苦茶面白かった

こんなテンションなわけで、これを読んで、
ああ面白い本なんだと誤解されるとまずい(なんというかな)
そんなことを思ったり考えたりしたわけでして、
データベースを読むということがこんなに面白いのか、
そして、失敗の事例を体系化するというのは
とても面白いことで、いくつかの類型に分けることで、
その上位概念とか、下位概念、また、それらの平行移動
そういうことをすれば、世の中の失敗が
だいたいこういう感じでできあがってるとわかるという寸法で
まぁ、めっぽう面白いのでありました

特に、メカニカルというか、
工業面、その仕組みからのアプローチだとか、
それを操る人からのアプローチ、
つまりやり方だとか、組織だとか、そういう側面も見つつ
失敗の本質がどこに潜んでいるのか、
そして、それをどうやったら防げるのか、
その思考が本当に面白くて、まったく飽きないのでありました
どうやら、失敗学だとか、失敗データベースだとかが、
すでに存在するんだそうですが、
これは、本当暇つぶしに読むにはたまらんものではないかと
目を光らせてというか、ともかく、凄く楽しんでしまったのであります

個人的に、データベースを作るというか、
なんかを体系化して片付けるというのが好きなせいか、
こういうアプローチで、いろいろと整理されているものを見ると
心の底から楽しくて仕方ない気分になるわけでありまして、
この本は、すばらしいと、まぁ、手放しで喜んでしまうのでありました

特に記憶に残った要因というか事例というか、
そのキーワードとしましては、
「振動・共振」の恐ろしさについての部分、
まさか、人間が同じスピードで歩いていると橋が落ちるなんて
まったく知らなかったと、自分の無知を嘆くほどでありましたが、
この共振というのが、結構いろいろなところに
唐突に現れて、何もかもを破砕してしまうなんてのは
恐ろしいことなんだけど、これって凄いよな、
古代人なんかは、これを見たら神の御業と思うよななんて
考えたりしたところ

もう一つ、「フェリーは、傾くと沈む」
ごく当たり前でありますが、フェリーは立ち直る隙もなく、
搭載というか、積載している車が動くことによって
あっという間に重心を失うそうで、これも怖いことだと
思い知らされたのでありました

事例そのものについては、タイタニック号の沈没原因を
その構造から考えるという部分がとても面白かった
そうか、いろいろあったらしいけども、
そういうことじゃなくて、作り方、しかも、
その鉄の、素材自身の欠陥によるところが大きかったのか
なんて、思ったり考えたりすると
なんとも楽しいことだと、無駄知識を手に入れるためにも
非常によいことだと

この本については、心底褒めておくのでありました
凄いいい本だ、ステキすぎる

えのきごはん

2012-10-01 21:30:39 | 食べ物飲み物
えのきを炊き込んだご飯を作りました

きのこご飯とか言ったらいいんだろうかとも思いましたが、
先日、料理番組を見ていて、えのきを刻んで混ぜるという
まったく想像だにしなかった方法を見て、
これを炊き込みご飯に応用できないだろうか
というか、通常、そんなことされてるのかもしれないなどなど
思ったり考えたりしながら、ご飯の三分の一くらいが、
えのきの断片という、なんかよくわからない物体が
すっかり炊き上がったのでありました

えのき 1束
ごはん 1合
ダシ入り醤油 適量

たったこれだけでありましたが、
ごはんを冷やかしたものに、えのきをみじんぎりにして放り込む、
このえのきのみじん切りが意外と難しくて驚くものの
とりあえず、根元のほうから、じわじわと切っていきます
だんだんと束が崩れて、すげぇ切りにくくなるのですが、
気にしないで、ひたすら切り刻む

そして、ダシ醤油をさらっと入れて、あとは炊き込むだけ
水は少し控えめにしておいたほうが、
なんとなくもっちり仕上がるような気がいたします

で、出来上がって驚いたんですが、
なんだろうか、ただの醤油ご飯とはまったく違う、
だけども、えのきっぽさみたいなのは、どこにも感じない
不思議なご飯が炊き上がったのでありました
いろいろ調べてというか、話によれば、
えのきからうまみ成分なりが出て、それが
非常にステキなご飯を作り上げたとかなんとか

そんなわけで、きのこすげぇなと
改めて思ったりしながら、
秋なので、今後、とりすぎて死ぬということに気をつけながら
様々なきのこを食べていきたいと
10月をむかえていくのであります