CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

名将の采配 川中島の戦い

2010-07-28 22:33:48 | ドラマ映画テレビ感想
1シーズン終わってから感想メモろうかと思いましたが
先日の「第四次川中島の戦い」が結構面白かったので
メモっておくのであります

相変わらずの展開というか、
なんとも深夜色強い、ステキな感じ
安いのか高いのかもわからないセットが魅力的で
意外とスタッフの数が多くて
下手するとCGで作った方が速いし、安いんじゃねぇかと
色々考えさせられるステキな番組であります
今回は、大量のドライアイスによって
川中島の濃霧を表現したところに
男気というか、狂気にちかいものを感じました
NHKは本当に頭がおかしい

で、そういう中で、正直ゲストが間違えようが当てようが
関係のない感じで進行するという、これまた
不気味このうえない話のなか、
今回のメインというべきか、濃霧の中の
謙信の動きにスポットがあたったのでありますが
ここで、車がかりの陣を披露
私も伝聞でしか知らなかったんですが、
実際に動かされると、なるほどと思いつつ
本当に合理的なんだろうかといぶかしがったりもして
だけども、

風林火山の最終回と同じ動きだ

それだけで十分でありました
あの、霧の向こうからやってくる上杉軍の猛威
なんか、よくわからないけど、足軽どもが
駆け足で渦巻いている
あれは、本当に、車がかりの陣を体現しておったわけなのだ
風林火山のレビウにも書いたような気がするけど
改めて感心してしまったというだけのお話であります

まぁ、同じNHKがやってんだから当たり前の気がせんでもないが
でも、あれを現代に復帰させたことと、それを
机上戦術論でも見せてくれたところ
この二つに、いたく感心感激したのでありました
すごすぎるぜNHK、次回は官渡の戦いとか
これまた、たまらんセレクションでグッジョブだぜと
にやにや、楽しみに待つのであります

夜は短し歩けよ乙女

2010-07-26 22:18:21 | 読書感想文とか読み物レビウー
夜は短し歩けよ乙女 作:森見登美彦

ほんわかファンタジー小説でありました
自分にしては珍しいジャンルの本ですが、
どうにも話題作らしいのでとりあえず読む
そういう感じでありました

こっ恥ずかしかった

そんなわけで、そうか、長い長い恋愛小説であったかと
読み終わってから、なんというか、なんとも
どうしようもない気分になってしまったのでありますが
こういう、ほんわか恋愛ものというのは
読後感も爽やかだし、何か鼻につくことがあるわけでもなし、
自分の消化できない感情をのぞけば
とてもいいものだと思ったのであります
つまるところ、独り身には厳しい

ファンタジー小説でありますが、
現代劇にきわめて近く、ただの大学生の話であるんだが
出てくる人の設定や、なんやかが、浮き世から離れているというか
時折、どこの世界の話なんだと思わせられる
おとぎ話的な展開が数多くあってステキでありました

四作からなる小説でありまして
二人の男女が、お互いが、お互い語りしてすすみ
二人がつながるようで、そうでもないといったことで
ずらずらと進んでいき
しかも、女のほうがもう一つ、そう思っていないという感じ
そうだ、これがなんか、うやむやする感じなんでありましょう
なんというか、むずかゆくてたまらんのでありました

とはいえ、最期の最後の部分が
なかなかステキというか、しっとりとただの現代劇に終わっているところが
すごく爽やかで、見事だなと感心したのでありました
それまでの頓狂なことは、すべて、それこそ
そこに至る寸前まで見ていた夢だったんじゃねぇかしらと
思ったりなんだったりするほど、ふつうに、とても自然に終わるので
なんというか見事だと感心した次第
話題になるだけあるなと思ったのでありました

癖になる文体で伝染ってしまいそうなのが
少々怖いところですが、なかなか、ステキでありました

龍馬伝 龍馬の秘策

2010-07-25 20:50:28 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了でありました
なんだ、タイムスクープハンターは壮大なネタフリだったのか
今日、カステラを食べさせるために
カナメールを抜擢したのか、どうなんだNHK

いらんことを考えたりしながら
傷跡自慢するとかいう、また、男子高校生の
武勇伝自慢大会みたいな具合が
本当、龍馬一味面白すぎてたまりませんなと
眼を細めて見てしまったのであります
サブリ先生が土佐弁というのはなんか微妙だのう
そんなことをみんな言ってんだろうな

と、そんなところもよかったのでありますが
今回一番ステキと思ったのは、
余さんの投入でありました
予告見てて、そして、本編を見てなお
あれが余さんだとは未だに信じられないのでありますが
本当、芸の幅が広いというか、すごい女優さんだ
感激してしまいました、ステキすぎる
というか、女優も豪華すぎるだろうこのドラマ
面白くないわけないじゃないか

どれもこれもうさんくさいというか、
キャラ立って出てきて、本当、全力でないと
覚えておいてもらえないんじゃないかと思うほど
すごいあれこれ、正直、伊藤と井上は気がかりでしかたない
陸奥もぎりぎりじゃなかろうか、みんないい感じなのに

いらん心配はさておき
ちゃくちゃくと、長州と薩摩のとりなしが行われており
このあたり、正直、時代がどう動いていたか
全然わからなかったのでありがたいことでありますが
長州征伐のときには、薩長同盟ができていたんだったか
いや、あのあとになったような気がせんでもない
けど、米と武器を売り買いしたようなそうでなかったような
ぬぬぅと、頭を抱えてしまうのでありますが
そのあたり、きっちりと描かれるようで楽しみであります
篤姫もちゃんと見てたはずなのに
こういうところ覚えていないというのが
私の頭の弱いところであります、まったくもう

次回、やっと中岡慎太郎が出てくるようで
しかも、出てきてすぐに役立たずっぽい感じが
色々たまらんなと思うのでありますが
一豊が中岡にというのは
はたして、高知の人はどう思うのだろうか
役者に罪はないんだけどなと、これまた
いらんことを考えて、メモを終えるのであります
なんだかんだ、面白かったから
なんでもよいのです

3月のライオン

2010-07-21 22:03:31 | 読書感想文とか読み物レビウー
機会に恵まれまして、
既刊の分全てを読むことができました
方々で、最高峰に位置する姉萌えマンガと
私のような性癖の人間には
たまらぬうたい文句を聞いておりまして
これはこれわと、鼻息あらげて読んだわけですが

すばらしい

もう筆舌に尽くしがたいというか、
期待した部分も凄かったけども、
そうじゃないところも、なんというか、
全部がステキすぎる、こんなマンガ久しぶりだなおい

興奮さめやらぬ感じで、ついついどっぷり
ハマってしまったのでありました
三月のライオン
将棋マンガでありながら、青春ドキュメンタリーであり、
少女漫画であります(そうなのかしら)

姉萌えマンガとしてどうかという部分も
なかなかに素晴らしい姉キャラによって
なかなか立っておるわけですが、
正直、キャラ語りするとなったら、
様々な魅力的なキャラをさしおいて
「香子」姉をおいて他にいない
なんだあの孤高、なんだあの女、
まさに女、生身という言い方は違う、
抜き身というか、女という形がしっかりしすぎて
怖いくらいステキなキャラクタがおります

てんやわんやというか、まだ
深いところまであれこれと語られておりませんが、
香子という、主人公の義理の姉みたいなモノが
とてつもなく残酷というか、鋭利で美しく、
それに対する主人公の態度と気持ちが、もう、
そのあたり全部ひっくるめてしまうと
私の大好物でありました
そうだ、こういう姉萌えマンガ、いや、物語が
読みたかったんだよ

いちいち、絶望的にダメな二人でありながら
そのダメさ加減が芸術的すぎて、
本当、すげー、超ステキな関係
その関係を際だたせる本編の将棋も
またまた素晴らしいというか、そこに関わる人が
物語の中にいるという感じがして
マンガ全体にわたって楽しくて仕方ないのです

残念ながら、まだ、終わってない
連載中のマンガでありますので
あまり、あれこれと語る部分もないのですが、
青春グラフィティ的に、女性が描く友情は、
G戦場を思い出させるような、なんか
胸熱くなるそれでありまして
堪能しすぎて、気付いたら目が潤んでしまうことも
しばしばというか、多々ありました

久しぶりに心動かされる
いわゆる、感動を覚えたので
メモついでに書いておくのであります
これはステキだ、読むべきだと思うのだ

ディープピープル 柔道

2010-07-19 21:54:44 | ドラマ映画テレビ感想
NHKの新番組でありました
前にパイロット版のボクシングのを観て
えらい面白い番組だななんて
感激しておったのが懐かしい限り
今回は、それの柔道版でありました
なんだろうか、前回は凄い面白いと思ったんですが、
柔道となると
個人的にやっていたこともあってか、
各語る人同士の関係というか、なんか、色々思ってしまい
前回ほどの面白さがなかったように思えたのでした

回りくどい言い方でありますが
よーは、縦社会がそのまま、あの語る人たちの間に
何かしら流れていたような
その雰囲気であります
思い返してみると、ボクシングの時もそうだったんだ
あまり詳しく知らなかったから、思わなかったけど
スポーツ世界の事でありますので
上下関係というか、縦関係の厳しさがあったんでないか
でも、ボクシングの時は、真ん中の位置が
畑山さんだったので、結構、後輩の長谷川にも
気を使ったり、当然、浜田さんにも気を使ったり
うまいことやっていたように見えたんですが
今回は、真ん中が吉田、
そりゃ無理がある
どうせなら、上村さん、古賀、吉田
これくらいのメンバーでやればよかったのに
でも、話広がらねぇというか
今の世代と話が繋がらないからダメなのか

そんなわけで、比較的テレビ慣れしていると思われる
野村がひっぱろうとあれこれ頑張っておりましたが
いつもの、俺様節を当然のように
あの先輩方の前では出すことができず
苦戦しているような、あの不気味な感じが
ある意味面白かったんですが
もそっと、ちゃんと柔道の話をして欲しかった
そんな風に感じたのでありました

番組の意図が多分世代ギャップも含めてだったのかなぁ
と思ったりもしますが、
今回に関しては、同世代で体重違いとかを
集めて貰いたかったように思ったのであります
金メダルという縛りが難しいと思いましたが
なかなかどうして残念でありました

あと、ラビットさんは大好きだけども
今回のアレは、前回も含めてでありますが
深夜のノリというか
もそっと遅い時間じゃないと微妙だなぁなんて
思ってしまったのであります
これは、タイムスクープハンターもそうだったけど
独特のそれというのがあるんでしょう
深夜育ちの番組が羽ばたくのは嬉しいですが
今夜の名将の采配も期待しつつ
不安を抱いてしまうのでありましたとさ

なかなかいいテーマだったけど
地味でありましたね
一般の人、まったく興味ないだろう
組み手争いの妙なんつーのわ

龍馬伝 新天地、長崎

2010-07-18 21:06:25 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
きっちり視聴完了

第三部開始というところで、
いつもの通り、弥太郎の明治語りからはじまり
まさかのおさな様登場でありました
あの叱り付けるシーンが、弥太郎宛だとは
夢にも思いませんでしたが
あいかわらずいいシーン造るというか、
あの二人、いや、個々人がすごいんだろうけども
コミカルすぎてステキであります
もそっと出番を与えて欲しいとか思ってしまう
話しが進まないけど

さて、そのおさな様が、流石に先日のものを
いきなりせりふに入れるわけにもいかなかったのか
その後も思い続けてうんぬんというあたり
なんとなし、方々で物議をかもしたんでなかろうかと
これを書き終わった後に感想めぐりをして
楽しみたいところでありますが
相変わらず夢見るオトメ風で楽しかったでありますね

さて、そんなことはどうでもよいと忘れてしまえるほど
龍馬が出てきてからも相当に面白くて
今回のは、久し振りに手が込んでいる、いや
画面が込んでいると思った次第でありました
長崎で、修学旅行生のように喜びまくる一行と
いきなりグラバー亭やら、そこかしこで
押し込み強盗まがいのことをやりつづけるあたり
なかなか爽快というか、面白すぎたと思うのでありますが
そのそれこれを楽しませつつ
いきなりの、高杉との出会い、これはなかなか凄かった

いい役者もってきたよなと、発表されたときから
ひそかに期待しておりましたが
案の定というか、すばらしかったように思う
ただ、次郎の時と一緒じゃねぇかと
思わないでもなかったですが
そんなことは、グラバーがアランだったことを考えれば
さしたる問題ではありませんでしたな
長崎の芸者もいいところを持ってきたし
しかも、それが、まさかの間諜という
ステキすぎる展開でもう、どうなってしまうんだと
期待をあおってくれる見事なところでした

圧巻というか、一番いいなぁというのが
薩摩と一戦という場面でありまして
あそこの、各人の立ち回りが素晴らしかった
雰囲気がというべきかもですが
龍馬やカナメールのせりふがどうこうではなく
あの佇まいみたいなのがたまらなく
幕末っぽいというか、ややもすると
これはVシネじゃねぇのかと思うような
切った貼った感が抜群で頼もしかったのであります

これから、どんだけこのシーンがあるんだろうか
気になってしかたないですが
驚いたのは、前回の予告シーンが
本当に今週分のシーンだったことでありましょう
てっきり3部全体のだと思ってたんですが
甘かったです、凄い、でも
出オチになるんじゃねぇか
心配しつつも、楽しみに今後も見守りたいのであります

イマイと申します。―架空請求に挑む、執念の報道記録

2010-07-14 22:29:26 | 読書感想文とか読み物レビウー
イマイと申します。―架空請求に挑む、執念の報道記録
著:日本テレビ『報道特捜プロジェクト』

元の番組は知らないのですが
なかなかステキな内容でありました
きっとテレビで見てたらもっと面白かったんだろうな
そう思うほど、文字からでも伝わる
なんともいえない滑稽さが魅力でありました

ふりこめ詐欺組織に対して
電話一本で喧嘩を売り続けるというか
至極まっとうに対応をしていき、その根っこのところまでを
じっと聞いていくというスタイルはなかなか面白い
真似してやってみようとか
ちょっと思う人がいてもおかしくなさそうな内容でありました
たぶん、まねしたらとんでもないことになると
なんとなし思ったんですが、そういうことを
どっかに注釈かなんかしておかなくてよかったんだろうかとか
いらんことを心配したほど、ステキな煽りっぷりでした

特に、ATMの前までいって
結局なにもしないというあたりの、なんともいえないやりとり
電話の向こうがすげー焦ってきている感じと、
その間に、かなりのミスというか、あれこれ
人間味みたいなのがにじんでくるあたりがステキで
本で読んでいる分にはすごく面白かったのでありました
個人的には、チキン野郎なので
そういう恫喝的な台詞なんかを聞いてしまうと
そこまで楽しめないと思うんだが
内容としてはギャグに近いよなぁとも思うのであります
理性と冷静さがあれば、誰もが賢者になれるのですね

イマイ氏が忍耐強くあれこれと調べたことが
というか、おもしろ事件簿として記録されているだけで
これによって何かは何も存在しないのでありますが
読み物として十分に面白く
価値あるというか、暇をつぶせる一冊でありました

よかった

紅の豚

2010-07-13 22:57:53 | ドラマ映画テレビ感想
多分、前にも書いていると思われますが、
先々週くらいにやっていたのを、またまた観て、
あれこれと思ったのでメモっておきます

ジブリ映画の中では、異色と呼んでいいんじゃないか、
男臭くて、というか、おっさん人気が高いマンガ映画
紅の豚についてであります

今回も、みっちりテレビの前で正座する勢いで、
しっかりと見守っていたのでありますが、
観る度に新しい発見というか、楽しみが増えたりして、
本当、飽きのない、いい加減ビデヲかなんか買ったほうが
よくねぇかななんて思うほどの傑作であります

ただ、傑作だとずっと思ってて、ジブリものを上げろと
言われてしまうと、3つの内に必ず入れてしまうくらい、
好きで仕方なくて、そのせいか、知らない内に自分の中で、
随分と書き換えていたところもあったようでありました

興行的に失敗したという噂を聞いておりましたが、
今回観て、こりゃ失敗するよな、なんて思ってしまった次第、
目が肥えたといえるのかわかりませんが、
全編見終わって思ったところが、
「特になんもない話だな」
というところであります
テーマというか、そういうのはちゃんとあるんだけど、
他のいわゆる当たったものと決定的に違うのが、
何かしら、成長劇であったりという部分がなくて、
たんたんと、いいシーンをつなぎ合わせていって、
このうえなく道楽と楽しさだけを追求したんじゃないかという、
どうでもよい話だという部分でありました

大笑いするとかでもないし、感動するとかでもないし、
本当、凄く観ているとき楽しいし素晴らしいと思うんだが、
何かしら、その程度で終わらせている感みたいなのを
感じてしまうのでありました
まぁ、それくらいがちょうどよいのかもしれないと、
いちいちかっこいい台詞廻しとか聞いていると思わされるのでありますが
ポルコが語る、飛行機乗りの墓場のシーンとか、
最高にいいシーンだと思うんだけど、あれもまた、
寝付くまでのお伽噺であって、何か意味があったかというと、
別にない、でも、郷愁みたいなのがあるという
あの話自体が、紅の豚を体現してんじゃねぇかとか
また、くだらないことを考えさせられるのでありますが
ずっと思っていたよりも、何もない話だと
今回思ったのでありました

ただ、それでも大好きで仕方ないし
本当、勇気在るバカどもの話という部分が
最高に楽しくて
今回、初めて、ジーナの賭の結果について、
重要なシーンも観られたりしたので
当方、とても満足なのでありましたとさ

また、こういうタイプの映画を
観たい気がするなぁ

龍馬伝 武市の夢

2010-07-11 20:29:47 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
いよいよ、第二章も終了となりました
第一章の時もそうだったけど、いい最終回だった
そんな具合であります

第一章の時もそうだったと思うのですが、
終わって、次のシーンにつながっていく予告とともに
第三章を語ったあのシーンが、なんというか
すごい、とても期待が大きくてたまらん
なんて面白そうなんだ次回と、眼を見開いてしまったのであります
あの荒ぶる感を出すためになのか、
とても静かに武市の切腹シーンと、以蔵の斬首シーンが
まぁ、たまらんな、なんというか
全体的な作り込みがステキすぎると感激した

相変わらず、色々思うところはあったのでありますが
ひょっとすると、いや、しなくてもそうなのか
よくわかりませんが、
武市の夢っていう題名だったのは、先週から続いた
龍馬がどうしたという活躍自体も
全部が夢だったっつうことなんだろうか、なんて
思ったりしたのであります
まぁ、実際は、龍馬に託したそれが夢であったんだろうと
思ったりなんだったりですが、それはそれ
楽しかったからよいのであります

テンドンを忘れないスタッフに脱帽しつつ
弥太郎が、完全に悪党の片棒かついでるよなと思ったりもするのですが
そんな状況でありながら、画家先生のところで喧嘩してた三人が
ああやって手をとりあっているってのは
けっこうぐっとくる演出というか、シーンだななんて
涙腺を刺激されてしまったのであります

そして、やるかやらないか微妙だと思っておったのですが
ちゃんと武市の切腹は、三本だったりしたし、
なかなか気合いが入っておって大変よろしいと思ったところ
ただ、以蔵の打ち首へのシナリオが
若干荒いというか、それを手紙一本でよしておしたあたりは
ちょっと、どうかななんて思ったんですが
それも、最期の笑いながら打ち首になる瞬間を見たら
どっちでもいいことだなと感じた次第、すごい
いいシーンだったように思う
また、打ち首終わったあとだけを写すシーンが
静かに挟まれるとか、結構優遇されているというか
あの残る切なさみたいなのはすごいなと感心してしまった

なかなか面白い回だったように思うのであります

そして、いよいよ新キャラ含めて
次回からもずっしり楽しめそうでステキ
伊勢谷さんの高杉も、しゃべってる感じは
どうにも白洲次郎の時と一緒でしたが、雰囲気はいいよと
鼻息荒くなってしまう具合だったし、
なんか、龍馬と近藤が刀抜き合うようなすげーシーンもあるようだしと
今後も楽しみになっていくのでありました

とりあえず、武市さんと以蔵お疲れ様でした
そして、ようやっとというべきでしょう
中岡慎太郎、楽しみであります

あの会社のスゴい社訓

2010-07-10 18:56:14 | 読書感想文とか読み物レビウー
あの会社のスゴい社訓  著:浜口 直太

読み終わってから、少し経ってしまったのですが
記録のためにメモっておきます
読みました、久しぶりの新書でありまして
まぁ、会社の行き、帰りに読むには
なかなかよい題材なんて思ったりしつつ
でも、まぁ、事例集というか、社訓をあれこれ書いてあるだけで
すごく感動したりといったことはありませんでした
まだ、感銘をうけるほど
ちゃんと社会人としてのあれこれが足らないのかもしれない

そんなわけで、どこのなにがというのも
思い出せなくなってしまっておるのでありますが、
肝は、それぞれの社訓に対して
あれやこれやとうんちくというか、メモが載っておるのですが
それはどっちでもよくて、じっと
ただ、その企業の理念の骨である言葉と
実際の会社を比べてみて、ああ、すげーなとか
いや、それでいいのかとか
思いおこすのが楽しかったのであります

龍馬伝 龍馬の大芝居

2010-07-04 21:09:26 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
とっぷり視聴完了であります
いよいよ、第二部もせまってきた具合のようでありまして、
今回のお話は、なかなか、オリジナルというか
ああ、龍馬伝ではこういう形となるのかと
その様を見せてもらったのであります
なんというか、やっぱり、史実というか
よく聞くエピソードをどれこれとやってもらうのも面白いが
今回みたいに、ざっくりとオリジナル展開というのを
大胆に入れてもらえると、これはこれでまた
面白いもんだなと感心した次第

とはいえ、手放しで喜べる内容とはなかなかいかないところでしたが
劇的で面白かったからよしとしたいところでありました
龍馬が単身土佐に戻ってきての大芝居というところで、
面白いけど、色々、その間、ほかの奴らどうしてたんだろうかとか
よけいなことを気にしてしまったのであります
もっとも、気になったのは終わってからだったので
怒濤の、龍馬土佐潜入から、早々と状況整理し
いきなり後藤様の前でぶちまけて
え、ええーとか、見ている私としては
完全に押し切られたような具合で堪能したのであります

今後、どうなってしまうんだろうかと
不安はいっぱいのままでありますが
それでいても、結局のところ、腹切りと打ち首は免れないわけで
二部終了とともに、武市さんが死ぬようで
なんとも、来週の時間変更をちゃんと念頭におこうと
思うのでありました

散発的なところでありますが、
ほかに見所というか、いいシーンだなぁと思ったのが
ピエール瀧さんが出ているすべての画面と、岩崎家でありました

ピエール瀧さんの、なんというか
ああ、いいなぁと、フィクションぽさを押し切れてしまう
独特の雰囲気がステキだよなぁとほれぼれ見てしまったのであります
いきなり、鞍馬天狗でやってきたあたりからして
面白くて仕方なかったのでありますが
その後も、画面に安定感を与えるというか、いるだけで
コミカルで安心してられる感じがズバ抜けておりまして
すごくよかった

そして、もう一つは、いつもの通り
岩崎家でありますが、今回は、久しぶりなんじゃないかと
頭を振って考えてしまう、お母さんの台詞があって
大満足でありました
倍賞さんうますぎる、すげーこえーかーちゃんだ
そんなことを思ったというか、弥太郎を諭しつつ覚悟をにおわせるところが
本当、すごすぎてふるえてしまったのであります
あの雰囲気で追い出されて、そのあとの、弥太郎が
現実に戻ってしまうあたりも、いい演出だと思ったんですが
ステキでありましたね

今回は、権平兄やんも面白かったし
ステキで見所たっぷりでありました