CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

平清盛  宋銭と内大臣

2012-02-26 20:45:33 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
暗雲たれこめてくる序盤といった
そういう幕開けを思わせる回でありました
渋いというか、地味な回でありましたね
すげぇ面白かったけど

前からそうというか、このドラマのテーマなので
仕方ないのでありましょうが、
やっぱり、あれこれ夢を語る清盛には
ちょっと辟易というか、子供くさいと感じてしまうのですが
その子供くささというか、剥離したそれこれは
今回悪左府様によって、ぼこぼこにされるという
なかなかステキな回であり、なんとも満足でありました
しかも、破り方が、看破と論破でありながら
その実、手は出せないというオチを見せるというあたりが
実に憎いというか、ステキすぎてすばらしかった
なんか、刑事物の定番のような、
証拠を集めていく手法は、ちょっと狙いすぎだろうと
思わなくもありませんでしたが、面白いからいいや

一方、義朝のことも忘れていないという挿入
まさかのほぼ山賊化しているという、
なんか、サンデーの某漫画で、
ブタになる人が送っていた手紙を思わせるエピソードに
ちょっと面白いとか思ってしまったのですが、
それ以上に熱田さんの姫さまがツンデレテンプレすぎて
実にすばらしいものでありましたね
一服の清涼感というか、あの政局のどろどろ感から
離れた具合が大変ありがたい感じでありました
あれはいいなぁ、あの嫁さんいいなぁ

あとは、西行さんがどんどん危なくなっていくという
なかなか面白い構図、院といい、帝といい
いずれも弱い物の怪になっているという描かれ方が
なんというか、今後の絶望を煽るようでステキでありました
それでいて、来週の予告にもう一人ひどいのが増えるとわかると
まぁ、楽しみで楽しみで仕方ありません

そんなわけで、今回はたぶんツンデレという言葉だけで
あれこれ語られてしまうんじゃないかと
今から、感想サイトまわるのが楽しみで仕方ありませんが、
それとは別に、宋との取引の品々と、菊の花のそれこれが
ちょっと時代考証的に大丈夫だろうかと気にもなったので
なんというか、調べたいと思わされる回なのでありました
来週も楽しみだが、来週は見られないのが残念であります

覇王の番人

2012-02-23 22:38:08 | 読書感想文とか読み物レビウー
覇王の番人  作:真保 裕一

久しぶりに小説を読みました
ハードカバーの分厚いやつは敬遠していたのですが
戦国時代、明智が主人公
その二つに興味をそそられて読んだのでありました
相変わらずネタバレ要素はまるでなくすような
そういう、当たり障りない感想を書こうと思うのですが、
読んでいて、これがキーだよなぁと改めて思いいたった、
いわゆる本能寺にまつわるそれこれを描くとき
ここをどうするんだろう、これは誰にするんだろうとか、
そういうポイントがあるというお話

・明智光秀をどう描くか
・信長殺しは誰の策略か
・秀吉の人となりをどう描くか
・明智光秀はどうなるか

そんなところでありまして、
これらにまつわる話に触れないで、感想を書こうとすると
ちょと無理があると気づいてしまうんですが
なるべくがんばってみようと思うのであります

話は光秀が一人の主人公で
その子飼いの忍者がもう一人の主人公である
そういうお話でありました
忍者の描写も、結構力が入っておりまして、
怪しげとはいわないまでも、
北国で水にぬらした糸を雪に泳がせて凍らせて武器にするとか
結構面白いそれこれが描かれていて素敵でありました
そういった忍者が暗躍して、
内偵であったり、調略であったりが行われておりましたが
まぁ、ちょっと便利すぎる視点と
強すぎる忍者たちというのに違和感が
なきにしもでありましたが、それはそれ
活劇として非常に読み応えがありました

一方、光秀の描き方については、
先読みに先読みが走り続けるという、すべての物事に因果というか
思惑があって、それを逐一説明しながらという文体は
ちょっとというか、だいぶくどいなぁと
辟易する部分もあるものの
それによって、いろいろな思惑を説明されると
非常にわかりやすいと思えてくるから不思議
もっとも、それによって、わざとミスリードされるというか
それまで、神のごとく読めていたというか
説明されていた展開が、最後の最後にそうではなくなる
そこの謎が!というあたりになってくると
なんというか、俄然最後が気になるという作られ方で
大変面白かったと思うのでありました

また、この手の小説にありがちな
色恋沙汰モリモリの話というのは、まったくなくて、
さわり程度に女は出てくるけども、まぁ
たいていが男たちの謀略であるというのは
非常によかったなぁというのでありました

読み終わってみれば、なるほど
こういう描き方も一つの戦国時代だなぁと思ったりして、
またひとつ、戦国時代の側面を見たような気がするのでした

世良公則 feat. 新世代陶芸家展「AKATSUKI~暁坏~」

2012-02-20 21:22:42 | 陶磁器を探す旅と名物
久しぶりに名物を見てきました
たまたま、大阪に用事があったので、
また、常滑の至宝「山田想」さんが在廊してるとの話だったので
物見遊山にふらっと立ち寄ったのであります

内容は世良さんによる、陶芸企画の第何弾かの企画展、
美濃焼きというか、幸兵衛窯の加藤亮太郎さんとのコラボ企画でありました
世良さんが、いつだったかNHKの趣味悠々だかなんだかで、
加藤幸兵衛さんと陶芸していたことから始まった
実にすばらしい企画であります
だいたい参加している陶芸家さんが
私と年齢が似通っているというのもステキで、
ほどよく手が出せそうな値段といい(失礼な)
味わい深く、しみじみと堪能できたのでありました

今回はJR大阪三越伊勢丹のギャラリーで行われておりまして、
初めていったのでありますが、いや、JR京都とは違う
大阪の伊勢丹はすげぇなこりゃ、なんて思いつつ
これも、先日大阪駅がリニューアルした影響なんでありましょう
大阪駅なんて、ほとんどいったことないから
リニューアルされて、どこがどう変わったのか
まったくわかりませんでしたが、大きく変わっていたというのだけは
間違いないと思うのであります

さておき、様々な窯の若手陶芸家さんがいたおかげか、
あれこれとずいぶんと面白い器が揃っておりました
種子島焼きとか、鑑定団で聞いたことありましたが
実際見てみると、土味以外は何をもって種子島焼きなのか
まったくわからないと、勉強不足を痛感する内容
でも、織部風の絵付けは面白くて
ついつい見入ってしまったのであります

久しぶりに陶芸を見たなぁという感じだったので、
じっくりと陶器を見てまわっておりましたが
自分の中で、どうにも、日用使いというテーマは変わらないものの、
そこに「茶碗」が確実に忍び寄っていると痛感、
気づいたら、茶碗ばっかり見ておったのでありました
自分で茶を点てるようになると、これもまた
日ごろ使いだよなぁと思ったりもするけど
なかなか手が出せないでいるのであります

今回、伊賀、信楽といった
割と身近なところの作家さんもおられたようで、
なかなか刺激的というか、いいなぁと目を細めてみておりました
どうにも、皿とか、そういった使いやすそうなものが
目につかなかったので、結局何も買えなかったのでありますが
ぐい飲みくらいは買ってもよかったかと
いまさらながらに悔やむのであります
でも、いっぱい持ってるしなぁ、最近家で酒も飲まないし

と、まぁ、貧乏くさい心を携えながら、
在廊しておられる作家さんを遠巻きにみて
声でもかけてみようかと悩んだ挙句、結局何もしないで
しっとり帰ってきたのでありました
眼福だったのは間違いないのですが、
それを作った作家さんと、しゃべってみたい
けど何を?なんて思って、ついつい
遠のいてしまうというか、なんとも情けない限りなのでありましたとさ

企画展はとても面白かったのであります
今度は京都でやってほしいなぁ

平清盛  光らない君

2012-02-19 20:53:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
視聴完了であります

先週の少年漫画展開から打って変わって
ドロドロの大人漫画展開になっておりましたね
といいたいところでありましたが、
そういったお公家様描写はやや抑えられておりまして、
今度は少女マンガかといった態でありましたが
でも、今週は面白かった

話としては、清盛が嫁をもらうため
悪戦苦闘するという、まぁ、そんなお話でありまして
ベタな展開というか、初めて会って何かしらの印象があり、
そのあと、会いたいと願っていたら本当に出会うとか
まぁテンプレどおりに進んだあとに、がつんと
とそんな具合でありましたけども
途中で、西行を使いつつ、歌のやりとりをするくだりが
凄い面白かった、あれはいい、ギャグとしても話としてもいい

あの一回のやりとりだけで、あの当時どういうことが
ああやって行われていたのか、というか、
源氏物語の話が、まんま描かれたらああなるのかと
そのあたりが面白くて仕方なかったのでありますが
非常によくできてていいなぁと思ったのであります
ああいう手紙が、やがて床の間に飾られる
面白いそれこれになるかと思うと感慨深いものであります
また、得意げな西行がステキで
あのキャラいいなぁと思うところ

で、大好きな公家ターンについても
相変わらずの璋子さまスマイルが炸裂してて、
なんというか、あれもよいけどりょうさんがやってる侍女というか、
あの女官がステキでありますね、あのはすっぱな感じというか
世間からずれた主と、そのはざまにありながらも
女として生きている具合というか、前々回くらいの
西行との絡みが凄いステキでというか、
まぁ、楽しい、りょうさんは夜ドラのときにいいなと思っていた
あのまんまという感じがして、眉毛なくても気にならないのです

さておき、それはそうとして
今回何か思うところがあったというか、
前回の視聴率がずいぶん悪かったという話を伺うにつれ
てこ入れが入ったんじゃないかと疑わしいような出だしでありました
そこが何よりも気になっておったのであります
なんだろう、あの急に海賊関係をはしょった感じわ
というか、出だしの編集がめちゃくちゃで
なし崩し的に、鱸丸が武士になってたし、どうにも
納得がいかないというか残念でありました

そういうことがあったからか、
全体の演出もひょっとするとそれを見て急に変えたんじゃないか
そう疑ってしまったのでありますが、
歌のやりとりや、夢見がちな源氏物語の部分
いきなりアニメが入ってきたとかは、最近NHKが凝ってる手法だと
思ったりもするものの、それまでの、
坂の上の雲で試したそれとかとはちょっと違う気がして
なんというか、もやもやするのでありました

たらの芽のてんぷら

2012-02-16 23:44:39 | 食べ物飲み物
日ごろけち臭く生きておるのですが、
最近は人間ができてきたというか、
まぁ、それくらいの贅沢ならと緩みが発生しておるため
ついつい、食べたいものを食べてしまうと
至極もっともなことなんだが、
どうも、自分を甘やかしているような不安に陥るそれ

たらの芽のてんぷら

これが売られていると、ついつい買って食べてしまうのであります

春になると、しれっと近所のスーパーに並ぶのですが、
まぁ大変おいしい、ほろ苦いというか、あの
いかにも山菜といった風情にはじまり、
ほどよい塩味がきいて、とてもおいしい
というか、春が来たと、どんなに寒くても思う
どんなに冷えていても、おいしいと感じてしまう
それくらい好きなのであります

これと銀杏は、本当なくなったら死ぬというほど
大変ありがたい食べ物だとつくづく思うのですが
なかなかどうして、春しか食べられないという
いわゆる旬のものなので、なんというか
この時期の楽しみであります

てんぷらは塩で、
なんていう通ぶるつもりは毛頭ないのですが、
この、たらの芽てんぷらに関しては、何があっても塩
それ以外は蛇足といわぬばかりに塩
口の中に広がる春の香りと苦味は
塩をもってでしか、楽しめないというか
まぁ、大変ありがたいものだと思うのでありました

てんぷらはなかなか自分で作るのは難しく
さらに、たらの芽を調達するのも難しい
割と田舎の方に住んでおりますが、ちょっと山いってとるといった
そんな山賊まがいのこともできるほどではなく
残念に思うのでありますが、なんというか
ほろほろ、そういう語感を伴う
ステキなてんぷらを、今年もしっかり食べるのでありましたと
まぁ、つまみの話であります

下手な買い物

2012-02-15 22:24:08 | 雑感
買い物が下手なのであります
金の使い方が下手ともいう

そんな反省を含めてつらつら書くのですが、
年に一度か二度くらい、唐突に買い物をしたくなるというか、
まぁ、服飾品というか、衣類を買うタイミングが
唐突にやってきて、その思うがままに買ってしまうんですが
その買い方がどうも下手だなとつくづく思うのであります

まず、ブランドで買ってしまう
これは仕方ない、目端がきかないから、
自然、ブランドの名前が確かであればものがよいであろうと
まぁ、ある意味で正解であろうと思う行動をとるんだが、
これがまた、非常によくないことに、
一つ決めるとそればっかりになってしまう
なんというか、人間の幅の狭さが露呈する感じ

最近でいうと、靴であります
リーガルばっかり買ってしまう
なぜだ、どうしてそんなに
そう思うのですが、単純なもので、
近所のリーガルショップで、なんかポイントめいたものが
たまっているといった、そんな些細なことのために
自分が買うことのできる靴の幅を狭めておるのであります

確かに、リーガルの靴はよいと思う
ここ5年ほど、安物の靴もあわせて、かれこれ10足くらい
あれこれ踏み鳴らしてきましたが、
長持ちするのは、断然リーガルでありました
ほかのが、あまりにも安すぎるせいだという話もありますが、
コストパフォーマンスで考えると値段以上でありましょう
5000円の靴の3倍以上はもつというのは間違いない
だいたい、5足くらいを日替わりではくという生き方でありますが
その傷み方の違いがてきめんであります
そう考えると、なかなかよい買い物だ
思ってしまうのでありますが、それが、選択肢を恐ろしく狭くしてる

もっと同じグレードでいろいろあるだろうにと思ったりもするものの、
何かそういうのに手を出さず、年に1足くらい
あれこれと買い足しては、履きつぶすといった
ひどい有様なのであります
もっといろいろと手を伸ばしたら
きっと楽しいだろうに

そんなことを考えたりしながら、ついつい、
スーツなんかも吊るしの安いやつを買ってしまうのであります

そう、この安いやつというのも曲者でありまして
最近気づいたんだが、本当に安いか?という
極当たり前の疑問にあたるのであります

洋服のなんとか、そういう似たような看板の店がいっぱいあって
まぁ、手軽に手に入るからというだけで、
そういうところでついつい買ってしまうのですが
スーツは、割と長く着るということを考えた場合、
安物よりも、少々値が張るもののほうが、やっぱり
長持ちというか、いろいろな面で得ではないか?
そんなことにやっと気づいたのでありました

だからといって、ほいほいと買ってくるわけでもないのですが、
なんというかコスト感とか、値段感というのの捕らえ方が
何せ下手くそすぎて、どうしても何か
つまらない買い物になってしまうと
まぁ、なんの話だそれわと、そんなことを
思うがままにメモっておくのであります

買い物は得をするためにするんじゃない、
物を手に入れるために行う手続きだ

そう思えば、こんなことを気にする必要はないのですが
いろいろ、長生きしていると考えてしまいますところ

王将に入り浸る

2012-02-14 22:04:34 | 食べ物飲み物
面倒くさくなってしまうと、
ついつい遅くまでやっている店に入ってしまう
それが、この界隈では「王将」という餃子のお店だというのが
そもそもの間違いなのである

そんなわけで、ちょっといろいろくたびれている昨今
休みの日は、部屋にこもって仕事をする都合、
必然的に手ずから何か作ろうという気分になるわけですが、
平生はなかなかそういうわけにもいかず、
なんとなし、寒さにかまけてお店に逃げ込んでしまうのであります
餃子の王将、名の知れた食べ物屋であります

最近、そんな都合で利用する機会が
頻発しておるのでありますが、
久しぶりに食べてみて思ったのですが、
やっぱりボリュームについては、まったく申し分がない
正直、あのボリュームをあの価格で食べられるならば、
自炊するという意味が極めて希薄になってしまう
そう、思うほどにボリューム過多であります

餃子の無料券とかもらったという
アドバンテージもあったものの
なんとなし、天津麺と餃子一枚と頼んでも
相当ボリューム、ちょっと、なかなか腹にこたえる
いや、うまいから食べちゃうんだけど、こんなの寝しまに食ってたら
みるみるうちに豚になってしまう
ただでさえ、畜生体型に近づきつつあるというのに

だけども、その油の前に平伏すこと仕方なく
天津麺も、よくよく考えると割りとというか
たいそういい加減に作ってあるそれなんだが、うまいと思ってしまう
ラーメンにそのまま、天津飯のそれを載せただけだから
ぜんぜんとろみとかもなくなってるし、畜生
いい加減すぎるだろう、だけど、寒いときにおいしい

そんな体の欲求にまったく太刀打ちできるわけもなく
あれよあれよと、平らげてここ数日生きておるのであります

そして、朝驚くほどに体が重い
たぶん、物理的に重いのだな
なんのために、週末に野菜ばっかり食ってるんだと
頭をかかえるような次第でありますが
ともかく、おそろしいボリュームに満足しておるのであります
おなか一杯食べ続けると、頭馬鹿になるんじゃないかな
そういう危険を感じます

さて、それはそれとして、
ここの餃子でありますが、最近は焼くのに10分かかりますと
告げてくれるのはよいことなんでありますが、
その、天津麺よりも出てくるのが遅い
というか、食べ終わる頃に出てくる
いや、まぁ、一緒に食べる必要ないからいいんだけども
なんというか、天津麺を平らげたあとに、
デザート感覚で餃子を食うというのがなんというか
妙だと思ったり感じたりしておるのでありますが

それはそれとして、やっぱり食べてしまう
なんともさもしい、そんなたわごとを
メモっておくのでありましたとさ

焼き飯と餃子だけで十分におなか一杯になるというのは
本当、学生の食い物だよなと思いつつ
独りの男にとっては、まったく、当たり前のようなフードなのでありました
ちゃんとした定食屋に入り浸りたいのに
そんな店、遅くまでやってない
お酒なくていいとなおのこと

牛スジのポトフ

2012-02-13 22:43:47 | 食べ物飲み物
牛スジ肉を買ってきてみたのであります

今回の冬は、ポトフを作るという目的を果たして、
まぁ、それなりに楽しんでおったわけですが、
ワンランク上なのか、ただ煮込むだけで
より一層おいしいものが食べたいという
極当たり前の欲求に従ったところ、
どうやら、煮込むほどにうまくなる、牛スジという食材に
目がいったのでありました

まぁ、近所のスーパーで半額で売られていたというのが
一番大きな理由だったりするのですが、
実際どうやって使うものなのかさっぱりわからないまま
とりあえず買うだけ買ってみて、
あれこれと調べてびっくり、

下ごしらえとか要るのか…

いきなりげんなりしてしまったのですが、
買ってきてしまったものは仕方ない
ただ、煮ておくだけでなんとかなるかと思っていたんですが
いろいろ調べてみると、煮るのにも
ネギの青いところとか、ショウガとか、日本酒とか
なんかそんなんで煮るといいんだそうだが、
生憎今回の食材に、それにかかわるものは一切ない

仕方ないので、ひたすら湯で煮倒したのでありますが、
それでもなんとかなるものでありました
まず、沸騰したお湯に入れて10分ほど煮る
牛スジを取り上げて、掃除する
この掃除の具合がよくわからなくて、ぬめぬめするなか
なんとか油をこそぎおとしていきました
牛スジというのは、まさにスジの部分と
その油の部分がいくらかあるんですが、
居酒屋で食べる牛スジは、この油部分じゃないかと
思ったりなんだったりしつつ、その油を落とす

そして、また煮る、今度は1時間
みっちりと煮込んだあと、また洗う
また煮る、また洗う
と、三度やったあとに、ようやくポトフつくり開始

煮込み倒した牛スジを入れて、また先に火をいれておき、
続いて、ニンジン、ジャガイモと根菜をいれて煮る
コンソメも投入してしっかりと煮込む
ほどよくうだったところで、アスパラ、セロリを投入
そして5分ほどさらに煮たところで完成
前回は、アスパラを煮込みすぎてぜんぜん美味しくなくなってたんですが、
今回はちゃんと原型をとどめて、なおかつ食べ応えも忘れない
そういう感じで出来上がったのでよかったのであります

で、肝心の牛スジでありますが
さすが、合計で2時間以上煮込んだ甲斐がありまして、
ゴムみたいな歯ごたえかと思いきや
ちゃんと繊維方向にほぐれまして、ほどよく食べられたのであります
ただ、そんなに凄い旨いとうなるほどだったかといわれると
いや、まぁ、食べられるよ、ヘルシーっぽいよ?と
そんな具合でありまして
なんか拍子抜けだったのであります

電磁調理器を使っている都合、
どうも電気代が気になってしまって、
煮込み料理については、外で、お店やさんに作ってもらうのが
何よりもよかろうもんと感じるのでありました
ドテ煮とかも作りたいと思うんだが、
ちょっと無理があるなぁ

そんな、独り暮らし飯

平清盛  西海の海賊王

2012-02-12 20:48:47 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」見ました

前回の迫力の引きから、すげぇ期待値をあげすぎたせいなのか
ちょっと肩透かしというか、残念だという印象でした
いや、凄かったんだよ、でも撮影と予算の関係なんでしょう
なんか、もう一つ小競り合い感が出すぎているという印象で
戦っているという凄さみたいなのが伝わってこなかった
非常にもったいない、これはおそらく、
昨年末に旅順戦とか見たせいでありましょう
あんな迫力はやってこないとわからないといけないが、
なんか、音楽といい、雰囲気といい
すげぇことになると期待しすぎてしまったためか、
迫力が不足しているととってしまったのであります
実際は凄かったというか、面白かったんですけどね

が、しかし、
話のほうは、なんというか、海賊の割りには
やさしすぎるというか、いまいち信念というか、
そのあたりが感じ取れないという内容で残念でありました
あまりにも少年漫画過ぎるといいますか、
なんか、もうちょっと残酷とは違うが、
そんな夢物語ばっかりじゃないだろうと
そのあたり気になって仕方なかったのであります

それでも、サイコロのくだりと、
船が動いて目がかわるあたりはよかったですね
なんか、どっかで見たことある演出かしらとも思いましたが、
あれはステキでありました
子供の頃にすごろくが強かった話が生きた
というほど、しっかりサイコロと清盛がつながってなかったのが
悔やまれてなりませんが、もう少し無頼やっているときの
サイコロを見ておいたら違ったんだろうかと考えると
それはもっと、少年漫画過ぎるだろうと反省してしまうのであります

船シーンは圧巻というか、本当、凄いの一言でありましたが、
やっぱり、全体的にやさしすぎる海賊というのに
どうにも違和感があったのと、
平家一門が、あんな安穏とした海賊に一度は逃げられているというか、
苦戦したというのがどうも納得できない感じ
そもそも、あの海賊と平家との間に
時代的なリンクを感じられなかったのが残念だったのかもしれないと
思ってしまうのであります
なんというか、同時代の生き方というか、その思想が
あまりにも違いすぎてつまんないという具合でありました

ともかく、全体的に少年漫画すぎたところが
非常に、納得いかないというか、もっと違う形で見たかったと
そう感じてしまったのが感想でありまして
今回ので、予算使い切ったとうわさされていると思うと
気が気じゃないなと冷や汗を覚えるのですが
しっかり見守っていきたいのであります

義朝のほうは、短いターンながら面白かったですね
あれはステキだと感じ入ったのであります
どっちも少年漫画くさいというか、なんか、RPGっぽいなぁと
そう思うのであります

えのきの発芽力

2012-02-11 12:09:34 | 食べ物飲み物
いつもどおりしょーもない話なんですが、
最近鍋料理をすることが多いため、
よくよくえのきだけを買ってくるんですが、
これの足部分といいますか、台座のあたりを包丁で切って
まぁ、捨てるわけです

それから、えのき状のものが生えてきた

写真撮ってアップしようかとも思いましたが思いとどまる
危ない、完璧にグロ画像だこれわ
そういうなんといったらいいのか、びっくりするほど気持ち悪い物体
そんなもんができたのでありました
衝撃的な事実であります

ネギなんかを根元だけ残して植えておいたら、
根付いて生えてきたとかはよくよく聞きますが、
菌類なんかでもできる(当たり前だ)というのは
結構衝撃でありまして、しかも、そのできばえというのが
その、台座から直接頭部分が生えるといいますか、
小さい丸い玉が、ぶりぶりと形成されるのであります
まー気持ち悪いったらありゃしない

おそるおそる触ってみると、ぷにぷにというか、
割と食べられそうな具合なんでありますが
捨ててあったものが、カビ状ではなく、
丸いぶるぶるに取り付かれているというのが
本当、ちょっとびっくりだったのでありました

暇な人はちゃんと育ててみると、もっと凄いものというか
ちゃんとキノコ状に育てられるのかもしれないと
思ったりしたので書いておくのでありましたとさ
あー、鳥肌が…、なんと気持ち悪いんだろうかな

国産牛のステーキ

2012-02-08 23:10:55 | 食べ物飲み物
なんかたいそうな書き方でありますが、
国産の牛肉を焼いて食べた
そういうのを分かり易くしますと
国産牛のステーキになるんでなかろうか(ならねぇよ)
自分で国産と銘打ってあるステーキ肉を買ったという話

ここ一年ほど、しっかりと自炊をするようになってきてましたが、
これまで一度たりとも牛肉を買ったことがありませんでした
鶏肉、あるいは豚肉で、お金に余裕とおなかに余裕がないときに、
ちょっと高級なそれこれを買うといったくらいで、
どうしても、牛肉には手を出しておりませんでした

理由というほどでもありませんが、
牛肉は結構お金かけないと、本当の実力を見せてくれない
そういう信仰がありまして、それよりは
安価ながらも、しっかりとおいしい、豚肉であり、鶏肉であり
そういったほうがいいなぁと、まぁ料理しやすいということもあって
もりもり使っておったわけですが、先日、
たまたま平日休みだったもので、夕方のスーパーにいったところ
なんと特売が、ああ、これが特売か
その熱気にあてられつつ、目の前に現れたのは、
ワンパック500円というきわめて手ごろなステーキ肉
200gくらいだったのでありますが、なかなかのボリューム
というか、焼いたらうまそうな形している
そういうわけで、つい買ったのであります

そう、牛肉というのは、あのブロックというか、
ステーキにする肉のあの、独特の厚みというか、形というか、
大きさといい、なにといい、あれを焼いたら、
それが出てきたら、ああ、なんて旨そうなんだろうと
いろいろ、想像が駆け巡ってしまう
そんな牛肉の魔性につかれたわけでありまして、
まぁ、買ったのでありました
何書いてんだかな

で、それをどうしたかというと、
当然のようにステーキにしたわけですが、
にんにくを切ってフライパンで暖めつつ、
そこに肉をでっしり置いて、そして、焼く、ひたすら高温、
凄い音だ、そして匂いだ、やべぇ超うまそう!
ていうか、ステーキって自分で焼いたら500円で食えるのかよっ

そんな心の叫びをたずさえつつ、
塩コショウとにんにくのみで味付けされた牛肉を
がっつりと、もう、がっしりと食べたのでありました
200gなんてすぐじゃんと思っておりまして
実際そうだったんですが、なんというか、あの
牛肉を食べたという満足感
それは、今までのあれこれとやってきた料理を
あんな単純なことで抜いていったと
そんな感動を覚えてと

まぁ、面倒くさくあれこれ書いたけども
牛肉は偉い、焼いただけでこんなに旨い
そういうお話でありましたとさ
おいしいもの食べるって幸せですね、ステキ

土曜ドラマスペシャル  キルトの家

2012-02-07 23:10:51 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマスペシャル「キルトの家」

ドラマというか、なんか演劇を見ているような
そういう気分になった不思議なお話でありました
たぶん、そういう脚本なんだろうなということなんですが、
ある町にわけありの若い夫婦がやってきて、
それが、町の不思議な人たちの集会に顔を出してと

やっぱりそう書いていると
演劇向きというか、演劇の題材だよなぁと
そんなことを感じる次第
感動とは違うような気がするんですが、
ついつい見つめてしまうというか、見入ってしまう
脚本に呼び込まれたかのような面白さがありました

大きな事件というよりは、いろいろと折り重なった、
様々な事情というのが、人間関係というか
人間模様とともに描かれていって、
その日常をつむいでいるだけで、大きな達成感みたいな
そういうものとは別の、でも、物語として一つの完結を迎えると
なんか、見ていて、ああ、面白かったなぁと
ぼんやり思い抱くというそういう感じで
実に不思議な視聴後でありました

大変面白いと思いつつ、
大きな暗い事件が起きるわけでもなく、
でも、何かしら不幸とは違うけども、
残念な事件と呼べるだろうかというレベルのことがおきて、
でも、それもまたそういう日常の一部で、
なんか、急激に寂しくなってしまったねと
そういう目に見えない破綻みたいな情景にも見えるんですが、
それは、見ている側の問題で、当事者たちも
そのもの寂しさを覚えつつも、また新しく
その違う日常を続けていくようなとまぁ、
偉そうにあれこれ物語りたくなるような、
わたし好みのそれであったと、そういうお話であります

不思議というのか、当たり前で、よくできている本とは
つまるところこういう本をいうのかと、
そんな思いも感じたりしつつ、
テーマというんだろうか、ともかく
物語がとても凄いんだけど、説明すると
どの事象も、あの感じを言い表せないと
不思議で仕方ない、あのステキさは、なかなかよかったなぁと
また、違う話に期待してしまうのであります

この枠は面白いなぁ

平清盛  海賊討伐

2012-02-05 20:46:08 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
今日も快調に面白かった
抜群じゃないかこれ

貴族パート、平家パートいずれも
非常に面白いできばえで、なんというか
目を放す隙がなかったと個人的に感じた
非常に面白い回でありました
ただ、副題詐欺で、まったく討伐する感じじゃなかったのが
残念でありましたけども

まず、冒頭の御曹司と西行というあれこれについては、
なんというか、どっか狙う層があってのサービスシーンなんだろうなと
勝手なことを思っておったんですが、
それが別段に鼻につくわけでもなく、きっちりと
西行の紹介が終えられたという感じがしてなかなかよかったです
三人三様のそれこれを披露するという古典的なというか
ベタなシーンでしたが、なんかステキでありました
若々しいという具合がよかったんだな
青春ものっぽい

どっこい、その青臭さをあざ笑うように
いつものとおり、平常運転の貴族パートがすばらしかった
鳥羽院とたまこ様のお話は相変わらず、
そのスジの人に大絶賛であろうという
見事な寝取られものでありまして、ちょっと凄いなと
冷や汗というか、なんというか
三上さんの怪演が、回を追うごとに凄みがましてというか
もう、あんたの方が物の怪やと言いたくなるような
すばらしい演技にくらくらであります
凄い、たまた、たまこ様もすばらしい、あの無垢さ
酷いにつきる、素晴らしい

また、貴族政治パートというのもあって
その評定風景はなかなかよかった
安部サダヲさんは、ちょっとキャラが話しにあってないとか
勝手に感じておったんですが、そんなことはなかった
ああいう貴族連中のなかにいると、なるほど、
そのキャラクタが立ってくるんだなと
しみじみ感じ入りました、また、あの殿上人たちの
テンプレどおりの反応も素晴らしかった
なんというのか、本当、期待以上にすばらしい

そして、それらを経たあとに、平家パート
今回は叔父御との確執も含めて、描かれていることは
非常に面白い場面ばっかりで、清盛の生き様が
よくよく出ていてステキでありました
ちょっと、鱸丸の発言が唐突すぎて
それは、怒られすぎにも見えるけど、間違いなく怒られるわなと
あんまり同情できなかったのだけ残念でありましたが
あれはあれ、あの言葉というか、立ち回りをもって、
平家のなかで、いくつかの派閥というかそれこれがあると
否が応でも認識できるというのは素晴らしいと感心したのでした

と、まぁ、駆け足にあれこれと楽しませてもらった最後
あの何度も番宣で聞かされてきたテーマ曲とともに
でっかい船が出てきて、いや、すげぇ
あの迫力はちょっと、娯楽番組として面白すぎる
次回暗雲漂うというか、まぁ酷い話になりそうだが
それはおいておいても、凄く期待が高まる内容で
とてつもなく面白かったのでありました

ただ、あれで戦闘始まらずに終わるとは
夢にも思いませんでしたが
このわくわく感と、もう終わったの?という感じは
久方ぶりで、楽しくて仕方ないと
興奮そのままをメモっておくのでありましたとさ
よかった、これは面白いドラマすぎる

スガキヤ ねぎラーメン

2012-02-02 21:22:27 | 食べ物飲み物
名古屋のソウルフード「スガキヤ」
いや、違うかもしれない
でも、ガキの頃から食べてるために、
無性に食べたくなることがちらほらと、

こんなようなことを以前も書いたように思うのですが、
その無性が先日やってきたので、ひょっこり食べてきたのであります
最近もなにも、昔からフードコートにある店ですが、
近所のそういったところにいくと、まぁ、家族づれがぞろぞろと
独り身には手痛い空間だと、ひしひし感じつつも
どうしても食べたいというわけで
しらっとおとなってみたのであります

するとまぁ、なんか新メニューらしきものができている
ネギがいっぱい、しかも白髪ネギがいっぱい
おいしそうだわと思わずオーダー
割と辛いのかしらというスープの色でしたが、
まったくそんなこともなく、
いつものスガキヤスープにネギばっかりのラーメンというだけで
まぁ、見た目ほどうまいわけでもないというか、
そもそも、スガキヤラーメンは、うめーうめー言いながら食べるような
どっかの超人とは違うわけでありまして
食べられるなぁと、そんな感想でありました

が、値段の割にはというか、その値段だったら
やっぱり特製ラーメンのほうがいいなぁと
素直に書いておくのであります

で、まぁ、ネギラーメンは今後もがんばっていただいたらいいのですが、
スガキヤのラーメンについて先日、
「あれはおやつだ」
という発言を聞きつけまして、わが意を得たりとひざをたたいたのであります
そうだよ、あれはおやつというジャンルなんだよな
もともと甘味屋だから当たり前といえば、当たり前なんだけどもさ

思い起こせばというか、ガキの頃から食べておりましたが
昼飯で食べたというよりも、ちょっと小腹がすいたときに
ちょろっと食べる、そういうものだったと
思い出したのであります、つまるところ、ちょっとおなか空いたら
どうにもスガキヤにいきたくなるというリズムなわけです

で、ふと思い起こしてみると、
我が家だけなのか、はてまた名古屋の家庭はみんなそうなのか、
おやつどきに、うどんだの、ラーメンだのを
割と食べるものだよなと思うのでありますところ
そういう素地がない地域では流行るわけもなく、
このスガキヤがもう一つ発展しない理由でなかろうか、
あの量とあの安さというのは、
中学生、高校生くらいの学校帰りにちろっと食べるという
まさにそのためのアレだろうと
それはもう、大人になったら、コメダに足しげく通うというそれの
前線というか、前ふりをそこで育てられたんじゃないかなどなど

思いのほかいろいろと思い当たったので
とりあえず書きなぐっておくのであります
そう、スガキヤはおやつなのであります
ラーメン屋ではない、甘味屋で、喫茶店の親戚なのだと