「坂の上の雲」と司馬史観 著:中村政則
珍しいでもないですが、
折角「坂の上の雲」やってることだしということで、
巷でよく言われている、司馬史観について
あれこれと書かれた本を読んだのでありました
こういった本は初めて読んだのでありますが
なかなか、このジャンルでは有名な人だったそうで
あれこれと思いながら読んだのであります
多分に漏れずというべきか、
私も、遅まきながら、司馬遼太郎にやられてしまった読者の
一人でありまして、
それを批判というか、論評するというのは
なかなか面白いことだなと楽しめた次第であります
司馬遼太郎のどこがいけないか
と、いう話しが、司馬史観という言葉に込められているように
昨今感じておりましたが、なんといいますか
この本である通り、司馬遼太郎という人に
ファンが、信者とも言うべき人たちが多すぎる
それのせいかもしれないと
思ったり思わなかったりするところ
盲目的にそれを信奉するのはどうかしているし
きっちり、違うところは違うと言うべきだという立場から、
司馬遼太郎が故意にか、わからないが、外してきた部分を
クローズアップして、司馬遼太郎がいいとこどりしてきた
そういうところをあぶり出しておりました
これを読んだだけで、司馬遼太郎のそこが間違っていたのか、
あるいは、意図的にそうしていたのかしら
それは、よくわからないのでありますが
司馬遼太郎がどこまで、その歴史に食い込み
なおかつ、現在にまで続く政治に近い話題を
たしなんだんだろうかと
私には見当もつかないのでありますが
ちょっと、近代史に関わる部分において、
司馬遼太郎を論ずることを借りて
なにか、自分の(作者の)史観というか
持論を展開しすぎているように感じたのが
少々残念というか、悲しかったところであります
避けられない話題なんでありましょうが
何かしら、文章というのは、
そういった部分に触れざるをえないんだろうかと
感じたのでありました
都合のよいところだけを描いたというのが
司馬史観であるのかどうか
それは、そうかもしれないというか
そうだよなぁとも思うのでありますが
それとこれとは、何か別なんじゃないかなとも
思ったりして、それを論ずる言葉が
自分にはないと悲しくなったりしつつ
あれこれ、頭を使って楽しめた本でありました
坂の上の雲を題材としているから
よりいっそう、近代史で、問題が多いのかもと
思ったり思わなかったりであります
珍しいでもないですが、
折角「坂の上の雲」やってることだしということで、
巷でよく言われている、司馬史観について
あれこれと書かれた本を読んだのでありました
こういった本は初めて読んだのでありますが
なかなか、このジャンルでは有名な人だったそうで
あれこれと思いながら読んだのであります
多分に漏れずというべきか、
私も、遅まきながら、司馬遼太郎にやられてしまった読者の
一人でありまして、
それを批判というか、論評するというのは
なかなか面白いことだなと楽しめた次第であります
司馬遼太郎のどこがいけないか
と、いう話しが、司馬史観という言葉に込められているように
昨今感じておりましたが、なんといいますか
この本である通り、司馬遼太郎という人に
ファンが、信者とも言うべき人たちが多すぎる
それのせいかもしれないと
思ったり思わなかったりするところ
盲目的にそれを信奉するのはどうかしているし
きっちり、違うところは違うと言うべきだという立場から、
司馬遼太郎が故意にか、わからないが、外してきた部分を
クローズアップして、司馬遼太郎がいいとこどりしてきた
そういうところをあぶり出しておりました
これを読んだだけで、司馬遼太郎のそこが間違っていたのか、
あるいは、意図的にそうしていたのかしら
それは、よくわからないのでありますが
司馬遼太郎がどこまで、その歴史に食い込み
なおかつ、現在にまで続く政治に近い話題を
たしなんだんだろうかと
私には見当もつかないのでありますが
ちょっと、近代史に関わる部分において、
司馬遼太郎を論ずることを借りて
なにか、自分の(作者の)史観というか
持論を展開しすぎているように感じたのが
少々残念というか、悲しかったところであります
避けられない話題なんでありましょうが
何かしら、文章というのは、
そういった部分に触れざるをえないんだろうかと
感じたのでありました
都合のよいところだけを描いたというのが
司馬史観であるのかどうか
それは、そうかもしれないというか
そうだよなぁとも思うのでありますが
それとこれとは、何か別なんじゃないかなとも
思ったりして、それを論ずる言葉が
自分にはないと悲しくなったりしつつ
あれこれ、頭を使って楽しめた本でありました
坂の上の雲を題材としているから
よりいっそう、近代史で、問題が多いのかもと
思ったり思わなかったりであります