成瀬は天下を取りにいく 作:宮島未奈
滋賀県を舞台にした女子高生の青春譚
だったかな
成瀬という、ぶっとんだ女子とその周りにいる普通の女子、
ともあれ、楽しく学生生活を謳歌していく姿が、なにせ清々しい
心地よい小説でありました
読んだ私が外様の滋賀県民をやっているので、西武デパートに関する部分は
いまいちよくわからなかったんだが、それはそれとして、
頭のいいちょっと変わった子らしい行動が、いちいち面白くて、
それをはらはらしながら見守る友人やら、なんやらかんやらも微笑ましく
いい学生生活だなと思いつつ読んだのである
とはいえ、いくつかのオムニバスといっていいのか、
割と周辺群像劇になっているので、成瀬だけではない世代なんかも出てきたりして、
それが、ものすごくつながっていくといったのとは別の、
近所で催し物があって、そこでなんかの役をやってという
ありそうな高校生活っぽい姿でもあるんだが、実際、こんなに地域に根差した活動する子供
なかなかおらんよなとも思ったりするんだが
それはそれ、ゼゼカラの未来がすごくよい感じで描かれていて
とても楽しい気持ちになれるのでありました
いちおう、と断りたくなるような、全然甘くも酸っぱくもない男女交流も描かれたりするし、
青春劇として、色々とこなすべきイベントは、着々とこなしていく感じが、
絶妙にほどよいところで、でも、実際は結構大胆な行動になっていたり
実在したら、極めて危険な女だなと思ってしまうんだが
それを危険視するヌッキーなる女の子の視線が、
比較的リアルなんでなかろうかと思いつつも、そのヌッキーとの関係がまた、いいんだなと
おっさんが何言ってんだという感想だが、ほのぼのとしたのである
M-1って思い出作りに出場できてしまう大会だったんだと
結構衝撃を受けてしまったんだが、そういう青春もいいなぁと
羨ましくといってはなんだが、楽しそうだなと思える内容てんこ盛りで
あっという間に読み切ったのでありました
滋賀県を舞台にした女子高生の青春譚
だったかな
成瀬という、ぶっとんだ女子とその周りにいる普通の女子、
ともあれ、楽しく学生生活を謳歌していく姿が、なにせ清々しい
心地よい小説でありました
読んだ私が外様の滋賀県民をやっているので、西武デパートに関する部分は
いまいちよくわからなかったんだが、それはそれとして、
頭のいいちょっと変わった子らしい行動が、いちいち面白くて、
それをはらはらしながら見守る友人やら、なんやらかんやらも微笑ましく
いい学生生活だなと思いつつ読んだのである
とはいえ、いくつかのオムニバスといっていいのか、
割と周辺群像劇になっているので、成瀬だけではない世代なんかも出てきたりして、
それが、ものすごくつながっていくといったのとは別の、
近所で催し物があって、そこでなんかの役をやってという
ありそうな高校生活っぽい姿でもあるんだが、実際、こんなに地域に根差した活動する子供
なかなかおらんよなとも思ったりするんだが
それはそれ、ゼゼカラの未来がすごくよい感じで描かれていて
とても楽しい気持ちになれるのでありました
いちおう、と断りたくなるような、全然甘くも酸っぱくもない男女交流も描かれたりするし、
青春劇として、色々とこなすべきイベントは、着々とこなしていく感じが、
絶妙にほどよいところで、でも、実際は結構大胆な行動になっていたり
実在したら、極めて危険な女だなと思ってしまうんだが
それを危険視するヌッキーなる女の子の視線が、
比較的リアルなんでなかろうかと思いつつも、そのヌッキーとの関係がまた、いいんだなと
おっさんが何言ってんだという感想だが、ほのぼのとしたのである
M-1って思い出作りに出場できてしまう大会だったんだと
結構衝撃を受けてしまったんだが、そういう青春もいいなぁと
羨ましくといってはなんだが、楽しそうだなと思える内容てんこ盛りで
あっという間に読み切ったのでありました