CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

洗濯ばさみの消費物としての耐用年数

2006-10-31 08:43:16 | 雑感
驚きました、洗濯ばさみがレミングスでした

なかなか、エキセントリックなキャッチを
日記に適用するというのは難しいなと
つくづく思うのでありますが
洗濯ばさみが相次いで壊れたのであります
この恐怖というか、なかなか稀ではなかろうかという
ステキ体験について、メモメモ

一人暮らしを始めて既に6年が経過したと思われるのですが
その一人暮らしはじめのときに、100円均一にて
ぽそぽそと買ってきた洗濯ばさみ20個
彼らは、私の洗濯物を挟むために生まれてきたわけで
その職務を遂行していたわけでありますが
先日のことであります

パキシッ

乾いた音に驚いたと思ったら、なんと
洗濯ばさみが粉砕、正式には取っての部分が
折れたというのが適当でありますが、その折れ方は
砕け折れたというような感じでありました
通常、プラスチックの変形というと
若干の弾性を持って、捻じ曲がったところが
白く変色して変形のあげくもげる、そういうことを
想像していたのでありますが
この洗濯ばさみは、ポケットのクッキーが増えるかのように
ぼろりと折れたのでありました

初めて折れた瞬間は、にわかにナニが起こったか
わからなかったのでありますが、手ごたえのなくなった
物体を見て、お役目ご苦労とゴミ箱に捨てて
次の洗濯物に手を

パキシッ

うおお、二つ続いた
さらに驚き、生まれてきて、洗濯ばさみが砕ける瞬間なんぞ
これまで見てきたことないのに二つ続いてということは
あわてて、他の洗濯ばさみを見てみると、
全て一様にヒビが入っているではないか
というか、なんでヒビが入るんだ
驚きつつ、つまみ部分が折れた物体は中途半端に
洗濯物をはさんだまま、くたばっているので
これをはずすのに四苦八苦して
テコの原理の凄さを思い知ったわけでありますが
ともあれ、どうやら寿命がこういうものにも存在したのだ

そう感じたのでありました

6年経過して突如、集団自決するかのように
ばらばらと崩れ落ちていく様は
なんとなし、物語的な何かを、いわゆる叙情というのを
感じてしまうのでありますが(注:誤解)
ここで、同じ時期から使っている
別の洗濯ばさみを見てみると
こちらは、まったく無事なのである、不可解だ

そして当然の帰結となるわけでありますが
100円均一って、やっぱり粗悪品なんだろうか・・・
まだ、検証が足りていない時点で
100円均一を悪者にするのは、いささかはばかれるので
ありますけども、しかして、どうもプラスチックが粗悪である
そういう可能性が含まれるのではなかろうかと思う

とりあえず、確かめるでもないのですが
じっと、無事だったものと砕けたものを見比べてみる
砕けたのは全て、色がピンクで100円均一で買った
砕けてないのは、色が白で母親が送りつけてきた
母親がどこで買ったのか
最近、実の息子の名前ですらあやふやになっている(注:それは別因)
彼女に、いまさら6年も前の洗濯ばさみについて覚えているわけが
あるわけもなく、知るかたわけ、と
郷土の言葉で罵られるのでありますが
少なくとも、当時実家の近くに100円均一は無かったので
スーパーかなんかで買ってきたんだろうと思う

しかし、スーパーと100円均一で
洗濯ばさみの仕入先が違うだろうか・・・
ちょっと疑問でありましたが、100円均一の場合
古くなったものを安く買い叩いている可能性もあるとか
勝手な悪い想像を働かせておいて、とかく別物としておく

もっとも、色の違いというのが意外と
素材に与える影響が大きいかもしれないと
そちらについても一考をしておる次第
どこかで、プラスチックの色別耐用実験なんぞ
してないだろうかとやきもきしてしまうのでありますが
ともかく、ピンクは早いところくたばったのでありました

話がめたくたになって
結論考えてなかったのがよくわかるのですが
とりあえず、あれだ、今回の経験で得たのは

洗濯ばさみのピンク色の奴については
6年程度で寿命を迎える

こうなのであります
はたして100円均一だから悪かったのか
それとも、ちょっと違う形状によって
まったく耐用年数に差が出るほどの
物理的要因があるのか、それは
私のように高校時代理系のくせに物理が2とかいうバカでは
さっぱりわからない世界なので
そこは関係ないと祈りつつ
寿命を迎えた洗濯ばさみを見送るのでありましたとさ

とって部分が太いほうが折れやすいんだろうか、それとも
あの溝の入り方がいわゆるエ字鋼のような
頑強かつステキな強度を生み出しているのだろうか
まだまだわからないことが多い世の中であります

功名が辻 決戦へ

2006-10-30 08:46:57 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
いよいよ関が原までやってまいりました

やっぱ、戦国物については
関が原への期待というか、この高まりは
本当たまらんものがあるなと
しみじみ思ったのですが、まさか来週まで
持ち越すとはつゆ知らず
若干肩透かしぎみだったのですが、十分に面白かった

色々、つっこみどころ満載というか
楽しいことこの上ない内容だったのでありますが
あの軍容と、吉兵衛の遺言どおりの一豊による発奮
ステキ、これぞ老将の様、ステキすぎるぜ
茂助の案ぱくったあたりは、にやりとしたのでありますが
その後の、運があるというステキ発言には
なかなかどうして、戦場、戦勝のもとには
間違いなく心強いのでありました
小牧長久手なんて、勝たなくていい戦争だったしなぁ(そうでもねぇ)

ともあれ、その大将に引き連れられて
助平以下のステキなともがらといざいざ出陣というところ
助平という名前に面食らったというか、驚いたのでありますが
そういうものだろうと、今後に凄い期待であります

しかし、清洲で待たされる諸侯が喧嘩するところが
なにげに面白かったのもちょっとよかった
なんだかんだ、ああいうコミカルなところが
抜けないのがこのドラマのよいところだわなと思うところ
兜すげぇなぁ、とあの甲冑揃えに頼もしいところを
見出したのでありますが
あれを頭に備えたまま、がこんがこんと
トタン板をぶつけあうような音とともに喧嘩するのが
みっともなくて面白かった、あんなもんなんだろうな
しかし、福島の兜については、かっこよすぎて
眼を見張りました、ステキすぎる、あの二本角は福島のものだったのかと
いまさらに勉強でありました

そいでもって、千代方について
どうやってあの状況打開するのかと思ったら
勝手に石田が下げることになるとは・・・
ともあれ、この石田殿が夜討ちだとかなんだとか
そういう手を使わずに、正攻法で行くというキャラクタで
なかなか、興味深いところでありました
ああいうのはうまいこといかない
融通の利かない、官僚像みたいなものでありましょうか
少々かわいそうな気がせんでもないが
ともかく、関が原負け戦フラグがちゃくちゃくと立っていく
来週がもう、楽しみでたまりませんわい

と、そんなところで
色々武将どもの生き様
結局主君よりも、生活をとるという切ない状況
このサラリーマン大河としては最高の題材で
関が原に臨むのであります、凄いよな
戦国物なのに、関が原で活躍しない主役だものな
どきどきと、生きていく人々の情景を見守りつつ

髪隠すと、やっぱり
女性人はさらに若く見えるというか、あの容貌は
卑怯だろうというフケのなさに驚き
また、旦那様はもう若くないのよ、などと言って
無理やり六平太を戦いの場に送り出す様に
ちょっと、六平太に対する憐憫を覚えたのでありますが

千代はかわいい嫁でありますね
そういうお話なんだと
改めて思った次第
がんばれ、六平太

サッカーU-21 日本代表vs中華人民共和国代表

2006-10-26 08:43:46 | スポーツ
帰宅したらちょうど始まったので
ラッキーなどと思いつつ観戦しました
サッカーU21代表戦であります

こんな試合やってたのかと
最近、個人的なサッカー熱が冷めてきているのを
感じてしまうのでありますが
若い日本代表と若い中国代表との戦い
勝ったので面白かったとか
そういう、バカみたいな感想になってしまいそうですが
この試合、気になったのが
試合の中身よりも実況でありました

なんかわからないが、実況のアナウンサーが
選手の名前を間違えまくるし
とんちんかんなこと言うし
何かにつけて、全部平山につなげるしと
たぶん、そういう指示が出てたのだろうなと
勝手に思ってしまうような内容で
それが耳障りになって、なんだか試合を見てられないのでありました
もしかしたら、あまりサッカー見てない人なのかもとか
未だにMFとFWの役割についてよくわかっていない
俺ですら思うのでありますから、お粗末でありました

さておき
全体的に守備危なかった気がするなぁ、そういう感想
前半、実に15分くらいまで
圧倒的に不安定な守備っつう感じがしたのですが
これは違ったのかしら、点とるまで怖かった
解説で前園先生が、マークずれてるから気をつけたいですねと
おっしゃってたので、おそらく間違いねぇだろうと
信じたいのですが、どうも
守備が危なかった気がする
PA内での守備、あと結構裏取られて大変だった気がするのです

しかし、FKとかCKとかさえなければ
そこそこ凄かったようにも思われます
やっぱり名古屋の本田はすげぇ
あと、右サイドの中村北斗も凄かったであります
もしかするとA代表で、夢の中村カルテットが見られるかもと
いらぬ期待を抱いてしまうのであります
前線で張ってたはずなのに気づいたら帰ってきて
ちゃんとクリアしとる、凄いな、どんだけ走ったんだと
裏へと通すパスを何度も潰している姿に感動したのですが
よくよく考えると、本当に守備が強いなら
そんな危ない場面をシャットアウトじゃなくて
その危ない場面を作らせないんじゃねぇかと気づく
これではサード長嶋と一緒ではないか(失礼な)

ともかく、よい守備というか助かったという
プレイがいくつもありましたが、本当に
いくつもあったのが不安であります
ロングボールに弱いのかしらと、通ぶってみたりするのです

しかし、その危うい守備からそれが罠だったんじゃねぇかと
見透かしたかのようなすげぇカウンターがずばり決まって
まず1点でありました
ステキ、あれは本当にステキだった
あのシュートについては、前で平山が邪魔だったんじゃないかと
視界ふさがれる動きからよくよくよいところにヘッドが決まる
すげぇなこりゃと声を上げて喜んだのであります

中盤から攻撃へは何気に面白かった
特に本田がキレキレといってよいのかわからんが
ちょっとしたフェイントが切れる切れる
いいなぁ、京都でもたもたしてた頃の松井みたいだ(そんなに見てない)
今後が楽しみな左サイドでありましたDFじゃないから
ちょっと違うかもですが朗報であります
それと、光って見えたのが、苔口選手のトラップ
何度も見たように思えるのですが
ピタリととめるのな、あれ凄くねぇ?
A代表の試合見てると、大きいボールについては
もったり横に逸らしたり、一発で足元に納めることができてない
そういう気がしてたのですが、彼は違う
ぴたり、くるり
ステキなステップで軽やかに、そしてものすごい勢いで
ぶっ飛ばされてましたが、大丈夫だろうか
中国はラフプレーすげぇなとも感じたのでありますが
今後期待の新人には怪我してもらいたくないのであります

そして、われらが平山
相変わらず電柱と揶揄されるそれだし
アナウンサーが名前を呼べば呼ぶほど
働いていないと思われたのでありますが
どうもポジションが他の選手とかぶってるくさいし
ほとんど動かないし、ターゲットだからいいのかわからんが
なんかもう一つ、邪魔ぽく見えたのでありました
というか足元ヘタだよな、気のせいか?

背が高いというだけで
勝手にクラウチみたいな期待を抱いてしまったのでありますが
彼のように足元がうまいわけではないのかもと
もっさりしたドリブルを見て思いました
本田に出したスルーパスはよかったけど
他はなんというかな、ヘッドで後ろそらすくらいしかなぁ
それでも、ちゃっかり1点取ってるあたりが
凄いというべきなのか、わかりませんが
実に平山らしい、一瞬、ハンドじゃねぇ!?と
疑うに十分な内容でありましたが、なんとか面目躍如
どんな格好でも点とったらええねんと思うのであります

終盤、またも攻められてピンチがありましたが
それでもほぼ完勝だったように思うところ
順調に北京に出てもらいたいと願うばかりであります
北京五輪に日本が出場すればという前提ではありますけどね

Gの生態

2006-10-25 08:59:15 | 昆虫学
Gこと、ゴキブリが先日
部屋の中を疾走しており驚いたのでありました

すわっ!!
思わず口をついて出る声というか
日本人は驚いたとき、スムースに上記のように
吼えるのであるわと思ったのでありますが
ともかく、私が大事に食べ続けていた
ラスクの袋の中に奴はいきなり現れた
いや、いつの間に入り込んだんだお前
まさか、俺、食べてないだろうな
かなりの錯乱をしつつ、相変わらず気持ちの悪いフォルムと動きだと
せつせつ思いつつ、乱闘開始

相変わらずのスピードで逃げる奴
しかし、寒さがそろそろ身にしみるでもないが
油断してるとすぐ風邪引きそうなこのごろ
そのおかげで、早いといいながらも見失うほどではない
見つけた以上、殺す他無し
見敵必殺の心構えであります
しかし、手ごろなスリッパや新聞紙が見つからず
古式ゆかしい、ティッシュで握りつぶすという方法を選択したのだが

私も老いた

かつて、昆虫野郎と罵られて生きていたとは思えないほど
すっかり臆病になっておりました、だってキモいのだもの
衰えた体捌きで、正直、まっすぐこちらに向かってこられたら
豚のような悲鳴を上げて倒れるだろうという
自分の情けなさを頭に描きつつも
じっと対面、奴は影になったところに逃げ隠れた
チャンスだ、しかし、体が思うように動かない
嫌がってる、怖がってる、たかだかゴキブリごときに

じっくり、ここでかつてを思い出すように
ゴキブリの観察をしてみることにした
チャバネ種の四齢幼虫と見た、あと二回は脱皮する余地がありそうだ
ますますいけない、ガキの頃に殺しておかないと
増える一方かもしれない、っつうかこんなガキが歩いてるってことは
既に数百匹が俺の部屋の中に・・・
いらぬことまで想像を働かせてしまうが
ともかくガキなのに全然、微塵も可愛らしさを見出せない
独特のフォルムと触覚の動きにだんだん殺意を高めて
いよいよである

ティッシュを奴の前面のほうからゆっくり
そして展開させて、包みこむような壁をこさえる
ぴくり、奴が少したじろいだ
しかしこの距離なら奴は動かない
駆け引きが重要だ、こちらの攻撃が十分の距離になるまで
そして奴が様子を見てからだを止めている時分の間に殺る

一瞬、時を止めたように感ぜられた
えいや、口だけはそう動いて言葉は追いつかないままで
右腕を眼にも留まらぬ速さで伸ばす
ティッシュの壁をそのL字のまま、手をその形にして追い詰める
しかし指先だけは間違いなく、ティッシュごしに
奴をえぐるように、突き殺すように、全体重をのしかかえて
チョッピングライトよろしく打ち下ろす、いや、衝きおろす

ぎゅあ、手ごたえあり
しかし次の瞬間に驚愕する、包み込んだはずの
ティッシュの間から奴が這い出てこようとしている
畜生っ、なんだ貴様、黙って死んでろっ
焦りながら、指を動かすが、ティッシュからずれて直に触れた
うほあっ!!キモっ!!!
どたん、しりもちついて後ずさりしてしまうが
ゴキブリは飛び上がったかのように打ち上げられ、そのまま墜落
そしてひっくり返ってぐるぐる回転している
その尻からは、確かに手ごたえの通りの致命傷
内臓がはみ出ているのが見える、勝った

わたわたわたわたわた
そんな具合で、ただただその場で回転し続けるゴキブリ
断末魔というのか、死に損なったからだで
暴れまわる、しかしその場から逃れることはない
完勝だ、思ってティッシュの包んで殺そうとするが
ゆっくりと近づけたそれに、わしわし、つかまったと思うと
上ってきやがったっ!!!なんだてめぇ、内臓はみ出させてまで
まだそんな反抗するのかっ
驚きのあまり叩きつけてしまうが
まだ生きている、というか元気だ
すげぇ、なんという生命力、なんという頑丈さ

わしわし・・・わし・・・
やがて動きが止まった
しかし経験上知っている、ティッシュを近づけると
また凄い勢いでこいつ動きだすんだよ、わかってる
少し心を落ち着けようと(落ち着けてばっかりだな)
またじっと見つめてみる、内臓はみ出ている哀れな生き物
しかし、こんなに生きようと必死な生物を
かつて見たことがあるだろうか、凄い
生にしがみつく姿には感動を覚える
俺はこいつほど、必死に生きているだろうか
などなど、社会人とは思えないようなおろかなことを
ゴキブリごときに想起させられていたのでありますが

やがて、長生きさせておくのもかわいそうだと気づき
ぎゅぅ、とティッシュで叩き潰しました
ちなみにティッシュは最初から最後まで一枚だけです
それ以上使うのは、プライドが許さなかったのだよ
意味のわからないこだわりを胸に
戦いの終わりを感じたのでありました

ちなみに、本当圧殺につぐ圧殺を必要とするため
包み込んでから、花山薫並に握り、ひたすら握り、
そして何度かばこばこにぶん殴った後、トイレに流すという
念の入れようで昇天していただきました

まだ、四齢程度だったからよかったが
あれが成虫だったら、さらに壮大な戦いになっていただろうと
危機感を覚えつつ、この、自分が生きていくだけでもしんどい
食料事情の俺の部屋に、こいつナニしにいたんだろうかと
ちょっと考えてしまったりしつつ
無駄死にだな、なんてつぶやいたりして
この世を儚んで生きていくのでありました

しかし、Gの生命力は本当に凄いな
見習わなくてはなりません
と、思ったという報告を書き綴っておきます、めもめも

陶磁器を探す旅~楽美術館~

2006-10-24 08:41:37 | 陶磁器を探す旅と名物
というわけで、精力的に仕事から逃げ出して
現実逃避と夢への旅立ちを続けています昨今

今回は、京都御所近くにあります
楽美術館というところに行ってまいりましたのでありました
噂に聞く楽茶碗の開祖でよいのかどうかわからんが
ともかく、楽茶碗の大変高名な方の作品展というか
実家に遊びに行ったみたいな具合でありました

場所は、中立売油小路上ル
京都駅から歩いて小一時間というところ
社会人が小一時間も目的地まで歩くなよ
と思わないでもないですが、健康のためだ、そうしておこう
と、まれ
歩いてたどり着いてみると
なんといったらよいのか、豪邸、というのがふさわしいような所
塀が続き、美術館と銘打たれてはおりますが
おそらく自宅というのか、家を改造したそれでしょう
漫画やらドラマやらで出てくる家元さんの家風(わかんねぇよ)
おずおずと気後れしながらも入ってみると
あらびっくり、スリッパに履き替えないといけない

この日、裸足にスニーカーという頭悪い装備で歩いていたので
気後れどころか逃げ出そうかと思ったのでありますが
ぐっと堪えてスリッパに履き替えます
なんとなし、私のひがめでありましょうが
係りの人がげんなりな顔をしたように思われます
ごめんなさい、足くさいです、ひぎぃ

余計なことはそれとして、入ってみると
とりあえず待合室みたいなところがあって
うろうろ、奥に暗がりがあって、ああそのさらに奥で
ライトに浮かび上がる黒茶碗が、うわあ
おずおず、またもゆっくりと近づいていく
途中でパネル展示というか、なにやら
楽茶碗についてのあれこれが書かれていて
勉強しつつ進むのであります

どうやら楽茶碗というのは手捏(てびねり)と言うのだそうで
なるほど、確かにろくろでまわした綺麗なものじゃなくて
ごわごわと粘土細工っぽいよなと感心したのでありますが
その手法について書かれておりました
釉薬についてやらはさっぱりわからんので
とりあえず斜め読みしつつ、手でこさえるところが
ポイントなのだなと思うところ、へらで削るとかも書いてあったので
なるほど、手で捏ねた割には薄いのもあるのはそういうことかと
勝手な納得をして先へ

先へというほど広くないのでありますが
展示室というような場所に入ると
いよいよ楽茶碗があれこれと並んでおりました
今回は、「楽道入と本阿弥光悦」という題材で
楽茶碗の三代目道入という有名な人らしきその作品と
こちらは高名な本阿弥光悦の作品が並んでおりました
どうやら、二人とも知人というか
親交があったんだそうで、そのときのやりとりの文献なども
一緒に展示されておりましたが
二人の作品がメインでありました

光悦に関しては、もともと研ぎ師なんだから
本業でないということも自分でわかっていたらしい
コメントも書かれておりましたが
やはりどこか違う、より芸術家っぽいのかもしれないと
ちょっと思ったのですが、いずれも、ごわごわとして
分厚くて傾いでいる
これがほとんどでありました
ガラスの向こうにあるので、どうなっているかわからないところ
懸命に角度を変えて眺めてみましたが、どこから見ても
不細工というか、どうも座りが悪い
聞かなかったら素人作品ではなかろうかと思うような
そんな感想を持ったのであります
私の眼力が足らないせいであろう

で、かたや道入の作品でありますが
こっちは凄かった、ライトのあたり具合のせいかと
理由を探してしまうほど凄い
やはり本物の茶碗屋が焼いたものは全然違う
同じ手捏の作品なのに、凄い均整が取れているというか
崩れがあるのに、それが気にならない
なによりも、茶が飲みやすそう
光悦のはどっから茶飲むんだと口つける位置を迷うような
やたら分厚い作品やらが多かったのでありますが
こちらはとてつもなく薄い

へらで削るとあったが、それだけで
こんなに薄くできるものなのかと震えてしまったのでありますが
へうげものの待庵にて、左介が宗匠に茶を振舞われた際に
軽い、まるで茶の重みしか感ぜられぬ
的なことを言っておりましたが、きっとそうなんだろう
触れないのがもどかしかったのでありますが
説明にも、驚くほど軽いと書かれていたのであります

最近、赤茶碗がほしいなぁなどと
使いもしないのに探して歩いたバカでありますが
赤茶碗てどうしてああも安物っぽい質感だろうかと
わからないなりに思っておりましたが
違うのでありますね、あれは安いから安っぽかったのであります
本物はどうも、肌が違うというのか
釉薬の具合がまるで違う、説明がきには
その特有というか簾のようになる部分について
「むらむら」とやたら滅法かかれていたのでありますが
まさしくむらむらでありました、破れノンカウだったか
そんなような作品だったかの
どうやったらこんな色が出るんだという得体の知れぬ赤みに
身震いを覚えてしまった次第
これらの感動的な作品が30点くらいあったように思われたのでありました
ステキ、道入なりの赤茶碗が欲しい

なお、ついとなる黒茶碗も当然あって
雨雲だったか、そんなのと
稲妻というのと、それぞれ凄いものが
黒の中にきらきらと光る何かがある
釉薬の妙を出すのは黒のほうが圧倒的なのか
そちらに価値がある様子ですぐれたものでありましたが、
黒よりもやはり赤がよいと個人的に思ったりしつつ、
眼福して帰ってきたのでありました

とりあえず良いもの見たから
目利き力が上がっていると信じつつ
あれが全部偽者だったらどうしようなどと
ふと考えたりしながら
赤茶碗風の酒器をそろそろ買ってこようかと悩むのでありました
ぐふふ

功名が辻 ガラシャの魂

2006-10-23 08:52:00 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
すっきりまったり放映されておりました

後半、いや、終盤になって盛り上がってまいりましたという具合
やっぱり日本人は関が原に何か思いがあんじゃねぇかと
思うような、この気持ちの高揚がステキな昨今でありますが
その関が原の発端となる事件がこくこくと刻まれておりました

相変わらず山内家を写すときはほのぼの路線で
それ以外は悲壮ほかならぬお話
細川家と山内家の対比、というほどではなかったですが
またも夫婦のあり方にスポットが当たっていたように思う今回
一豊の情けないっぷりがステキで
なんてへたれなんだと思いつつも、それが憎めない気がするところが
ステキでした、もっともその憎めないとしたのが
関所の件からなのかと思うのですが
我等が大好き六平太が活躍しまくりで面白かった
あの関所コントとも言うべき内容が
なかなか面白くて、康豊のそれはねぇだろうという
熱田神宮の禰宜っぷりに腹を抱えて笑い
六平太の調子のよさにも笑わせていただきました、いい役者だな
さらっと、千代を自分の女房だとかぬかすあたりも
こやつわ・・・と思わないでもないですが
今後、六平太が報われるかどうかも
一つ気がかりなところです、というか、小りんは
もう出てこないんだろうか

さて、そんな寸劇は山内家でも続いて
千代があれこれと小理屈を言うところと
にゃぁ、とか言いながら転ぶあたりが、ああ、仲間先生は
このときのために配役を受けたのだろうなどと
感心してしまったのでありますが
理屈の如何はともかく、なかなかの妙演で
個人的に満足でありました、気がかりというか気になったのは
やっぱり、千代だけ年くってねぇなぁというところでしょう
天地に旦那様だけでありますと
天上天下の構えを見せたときは、菩薩に見えましたなどと
仏教家に叱られるような間違った例えをするかというほどで
ありがたしなどとつぶやいたのであります

さて、問題のもう一方の夫婦のあり方についてでありますが
やっぱり細川の家への、また、玉自身へのスポットが少なかったせいで
唐突感がぬぐいきれませんでしたね、ちょち残念
細川がどんだけ、玉を愛して、また
玉が細川家にとってどうであったかを見守る
細川藤孝のありようが見所だと思ってたのでありますが
大好き、幽斎の活躍が垣間見られたものの
玉の自害というようなアレを聞いたときの
幽斎の顔がかっこよすぎたくらいで、もう少し掘り下げたところが
見たかったように思われました、惜しい

聞いた話では、玉を愛するあまりに狂人のようになったとか
そういうお話があったと思ったのですが
そこらには触れずで残念、あの誰にも見せぬのあたりで
臭いを嗅いだ程度でありましたが、もっと、こう、なんというかな
愛憎というような重たいものが見たかったような気が
せんでもないが、それだと大河じゃねぇなとも思う残念なところです

最後、ガラシャを殺傷するに至る家臣が
なかなかかっこよかったのでありますが
あの場で、もう一歩前へという台詞によって
細川の旦那殿が、玉を愛しすぎて
他の男に見られてはかなわぬという怒りの端を表していたのかなと
深読みしてしまいましたが、そんなことわかるやつ
史実知ってるやつだけじゃんと、ちょと残念でありました
定説どおりというでもないですが
見られるのを拒んだため、障子というか、戸板越しに
刺し殺されるというのがよかったようにも思うが
なかなか、立派な最後でありました

あの殺した後に、さっさと自分も始末する家臣の所作が
個人的にステキと思ったのでありますが
腹切った後に、首元に当てて頚動脈を切るっちゅうのは
作法と違う気がするなどと、いらぬこと考えたり
一人で切腹は無理だろうなどと思ったりしたのでありますが
信長の最後のときみたいに
腹には刃を当てず、頚動脈を落とすほうがよかったかななんて
切腹ばっかり気にするのもおかしな話ながら、考えさせられました
やはり、腹を切って、喉首に突き刺すのがよかったのかななんて

と、色々語りすぎましたが、俄然面白いこのごろ
次回予告では、怒涛というか、凄い合戦風景で
面食らったのでありますが、知識人によると
あれは、葵徳川三代だったかの時に撮影した奴の
使いまわしなんだそうで、少々残念
どうやら、合戦のときだけ、家康が津川先生に代わるんだとか
どっちにせよ、若造の私には
初見となりますので、楽しみなのは変わらず

大詰めが近づいてきたのでありました
しかし、同僚がみんないなくなってしまって
ちょっぴりどころか、随分寂しいなと思うのです
茂助ももう出てこないのかしらね

オシム監督を考える

2006-10-19 08:58:37 | スポーツ
相変わらずオシムジャパンといいたいところでありますが
テレビの加熱報道とは裏腹に、さっぱり
世間様の注目が薄れているように感じられます
というか、これはどうなんだろうかと考えさせられるところ

ジーコのときについて
私の狭い了見、いや世間によると
玄人肌の人はジーコじゃダメだろうと言ってて
素人並の人はジーコだろうととりあえず日本がんばれ
と、まぁ、思い入れとか気持ちに格差があった気がするのです
お前はどっちなんだと尋ねられると
言葉に窮する、いわゆる俺だけは違うんだよ病なのですが
それはおいておこう

大多数が素人並であることを考えると
やっぱり川渕キャップはじめ、某広告代理店との結託による
ジーコジャパンのときと同じような興行が
経済的に見ても一番よいのかもしれぬと
先回考えたときの結論でありましたが
現状オシムはそうでない、勝つためのチーム作りをしている、はずだ

ここでまた、報道側と選手側とで
差異というか、意識の差がはっきりしたように思うのですが
早くも持ち上がりつつあるオシムパッシングとやら
これも仕組まれた話題作りかもしれぬと
思ってしまうような状態がやってきたように感じる

個人的にオシム擁護派というか、オシム先生ならなんとかしてくれると
ナニを信じて思うのかわからないが、そう唱える私なので
そう感じるのでありますが
別にジーコのときより悪いことは特に無いはずだが
ただただ興行的に失敗している
いわゆるスタァ選手がいないから、日本のような浅い土壌では
ファン層がとりこめないというお話かなんかがどうしたと
いうことでなかろうかと思うところ
たぶんテレビ視聴率的に、ジーコのときよりよろしくない
オシムはそんなことよりも勝つんだよ4年後に
とそういうスタンスだからか、このままでは
日本で強くなるかもしれんが地味すぎて面白くないと
興行が成り立たないものとなってしまう

広告代理店がそう危惧して
にわかにオシム不審説を流しているのではなかろうかと
かんぐってしまうこのごろであります
実際のところ、現状言われている悪い点は
・海外組を呼ばない
・千葉枠
・オシム語がよくわからない
この三点ぽいと思うのでありますが
この三点について擁護してみようと思うのであります

まず、海外組を呼ばない事情についてでありますが
これは説明されない、もしかしたら説明してるけど
報道に載らないだけかもしれないと陰謀説は置いておくとして
推測するに、別に現状で海外組を呼ぶ必要がない
そんなことがあるように思われます
過去数回のオシムジャパンの戦いにおいて
敗戦も喫したのでありますが、大舞台、一番勝負では勝ってるし
戦歴的には問題がない、だから別に今
海外組を呼ぶ必要はなかろう、そういう気がするんだがどうか
勝ってるのに、勝ち方が気に入らないとか、いつから日本は
勝ち方に注文つけられるほどになったかねと
考えたくなるのであります、酷いところだと
中村俊輔の活躍ぶりが「見たかオシム」だとか
本人も誰も言ってねぇようなことで騒がしたりと大変
落ち着いて考えてみるとAマッチデーでもないのに
海外で活躍する主力選手呼んだら
本人のコンディション落ちるし、クラブも貸してくれねぇだろ
別に、オシムが嫌いだから呼んでねぇとか
一言も言ってねぇのにおい

そんなことを思うのでありました
実際のところは国内の底上げをしておかないと
海外組を呼んだときにフィットしない可能性が高い
ジーコのときと違って、海外組の数少ないぽいし
あのとき、国内の人物で海外経験の不足を補えたのは
右サイドの鉄人加地(贔屓だな)のみであったことを考えれば
固定しないとはいえ、海外の戦いを経験するJリーガーが
今後ステキになるかもやもと思ったりなんだったり
このお話終了
ともかく、海外組は呼ばなくてもいいし、呼ぼうにも呼べない
そうじゃないかなと思う

で、千葉枠の話でありますが
Jリーガーで千葉ばっかり呼んでる、しかも役に立ってねぇと
おかんむりのお話でありますが
それはそうなのかもやもと思うところ
巻、山岸あたりは、ちょっとどうなんだろうかと
心配になってしまったくらいの私でありますが
玄人肌から言わすと、今はコンディション落ちてるから
あんなもんであって、心配するほどでないらしいのでそれを信じる
しかし、それはそれで千葉ばっかり呼ぶなというが
千葉以外でもJ上位チームからちゃんと呼んでるし
まだキャップ数少ないんだから当然だろう
だいたい、ジーコのときは海外組呼んで、奴等が役に立たなかったじゃないか
そんなとりあえずスタァ選手がいるだけで視聴率とろう的なそれは
違うだろうと思ったり考えたり

少ないといいつつも、アテネ世代のかたがたも調子が上がった順くらいで
ぼちぼち呼んでるし、名古屋の中村とかいいところつれてきてるし
問題ないと思われるのでありました
どうも情報操作して、オシムが贔屓の引き倒しをしてる印象を
植えつけられている気がする
おかしいだろう、ジーコのときだって異常に鹿島勢多かったのに
誰もなんもいわなんだでないかね

そして、そんな憤慨の後、自分たちでたきつけてきた
オシム語について、ナニを言っているかわからない的な
面白いこと言ったらいいと思ってるという雰囲気が嫌だです
考えてみなさい、あれは通訳を通されて発せられるだけで
本当は全然違う、もっとストレートなこと言ってるかもじゃないか
(そんなわけがねぇ)
わざわざクロースアップするから、その語が
鼻につくというか、なんか気になるようになっただけで
ガイジンさんは多かれ少なかれ、ああいうウィットに富んだというか
面白いことを言わないといけないというものなんだろう
そうしておけ、ドイツ人じゃないんだから

だんだん、マスコミパッシングと愚痴をこぼすだけになってしまったのですが
ともあれ、オシム先生にはこういうのに負けず
そ知らぬ顔で、さっさと進めてほしいと思うのでありました
川渕キャップが嫌われ役を買うとか喧伝してるらしいですが
お前、役じゃなくて、普通に嫌われてるんだよと
思わないでもないこのごろ
なんか、反体制の噂の集大成みたいなことになってしまったが
こういうのを、オシムっぽく語ってみたいものであります

個人的にはトルシエも面白かったと思うんだけどな
「貴様、パリを嘗めているのか」とかねぇ

陶磁器を探す旅~清水焼団地~

2006-10-18 08:46:39 | 陶磁器を探す旅と名物
仕事で忙しいとか言いながら
観光なんかしてんじゃねー、カーバ

そんな罵りにも慣れっこになってきたこのごろ
仕事から逃げ出して、ひっそりと行ってまいりましたのが
京都山科にあります清水焼団地
常滑、茶碗坂とうろうろして
とうとう茶入を手に入れて調子に乗っているここで
京焼と清水焼について、なんかよいものないかと
探したのでありました

さて、この清水焼団地
私の想定では、常滑のセラモールと同じような
ああいう都市群といったらいいのか、集落とか村落とか
そういう具合だとばっかり思っておりましたが
ものすごい裏切られた
あまりにも何も無い・・・

驚いたのであります
清水焼会館だとか、清水焼資料館みたいなものはあったのですが
いかんせん、肝心の焼き物販売店がほとんどない
俺が見つけられないだけなのかと地図を見ながらうろうろしましたが
あるのは、すさまじい豪邸と閉山(違う)した窯跡と
たち吉の出荷場所でありました
個人にちょろちょろと売るような店は
本当、メインストリートと呼ぶにもさもしい通りに
ちょろり数軒あっただけなのでありました

それでも、とりあえず焼き物記念館やらなんやらを
見ておこうと、もっちり歩いて、気づいたのでありますが
少なくとも、雑器というべきか無名のそれらが乏しく
どれもちゃんと作家さんの名前が入っているところが驚き
そして、窯が近いというか、窯の姿が
あちこちで見られるのも驚きでありました

どうやら、団地というだけあって
陶芸家が集団で住んでるだけであって
売りはここでやってないやもしれん
そう考えたのでありました、なんたって豪邸が並んでたからな
よくよく見ていると、営業しているか疑わしいような
焼き物教室もあちこちに見られ
これはくる日を間違えただけで、ちゃんと稼動している日は
盛況なのかもやもと、贔屓目に見てみたりしましたが
実際のところ、なんもない、閑散とした
この姿こそが、ここなのかもしれません

と、まれまれ、散文になってまいりましたが
ともかく、うろうろとあちこち回って
茶碗坂では1200円だった赤茶碗風ぐい呑みが
1000円で、微妙だと思ったり
絵付皿の多さに驚いたりと、なかなか結構
楽しんできたのであります

さておき、清水焼と京焼のよさというか
特徴を相変わらず勉強しなかったので
もう一つわからなかったのですが、やはり
絵付け皿がポイントではなかろうか
そう思うように、記念館にはそういう皿がいっぱいありました
茶器いうよりも、小料理屋とかで使う皿や
料理器が多いという印象
時期的なものなのか、今は紅葉をあしらった絵付けが多く
それはそれでステキねなんて思ったりして
一点、かなりよさげな湯のみを見つけて
2000円を目の前に悩んだのでありました、結局買いませんでしたが

まだ絵付けのよさがわからないレベルゆえ
スルーで終了させましたが、黄色とかも
特徴なんでなかろうかと勝手に判断しておくのでありました

んでもって、なんかオチはあるのかという話ですが
記念館でもらえる地図をもってうろうろしたのですが
茶器とか、茶道具とかそうやって書いてあるところを見て
歩くのだが、どこへいっても豪邸しかない、なんだこれと
不審に思っておったのですが、作家さんの家らしく
そんなもん紹介しておいてどうするんだと考えて、はた、気づく

先生に頼みに行くような金持ちしか来ないんじゃないのか

自分の場違いと
もしかしたら通報されるんじゃないかという急な不安に駆られて
走って逃げたのが遠い思い出
貧乏人というだけで、貧乏罪とか適用されそうだと
意味不明なことを考えてしまったところでありましたとさ

かいつまんで申しますと
清水焼団地、特に何もないというところです
ここで作って、茶碗坂周辺に下りているんでしょう、きっと
そんな気がしました
詳しい方おられましたら、教えてください

実家から、要らないといわれたぐい呑みをいくつかもらってきて
黒に油滴というのか、なんか不思議な斑紋みたいなのが入った
ステキなのを一点、にやにやしながら見つめております
あとは、中国茶用の急須が一点
地味にそういうものが増えております、使うことないんだけどな

プラネットアース第7章

2006-10-17 08:35:50 | ドラマ映画テレビ感想
NHKのスペシャルシリーズ
プラネットアースの第2シーズン最終回が放映されてました
ステキ、ステキすぎてもうどうしようもない
そんな内容で、喜び勇んで会社で
あれこれと話題をふりましたが
帰れこのNHKマニアなどとののしられて
まったく会話にならなかったので、ここで

近海の海というような題材で
水深200m前後の海域、これが地球上の8%に
相当するんだとかなんだとかで
その8%の海が、知られている上ではもっとも
多様性に富んだステキな生態系がございますと
まぁ、そんな具合のお話でありました

色とりどりの魚とか、魚っぽいものとか
いわゆる魚介類がところ狭しと暴れ周り
もう、海ならではという、一言でいうとグロテスクな
ステキ生物がわんさか紹介されていて面白かった
また、沿岸部に住み着いた鳥の話だとか
もう、なんだろうね、これは見てもらわないことには
やっぱりさっぱりわからんねと
毎度毎度同じ感想になってしまうのでありますが
ともかくステキすぎたのでありました

サメvsアザラシ
アザラシvsペンギン
といった白熱の攻防も見所たっぷりで
サメが水中深くから、凄い勢いで水面に飛び出したと思うと
そのままアザラシをくわえて水中にもぐっていくという
凄いシーンが、NHK自慢の超スローカメラで
克明に描かれておりました、あれだけで見る価値があった
サメの巨体が宙を踊る様は凄いの一言
ジョーズという映画はこういったところに
インスパイアされたんだろうと、一人納得であります

また、その食われまくったアザラシが反撃する相手(違う)
ペンギンとの攻防、沿岸部でどっちも足遅いながらに
おいかけまわし、あざらしが、ウヴォァアアアアなどと
叫び威嚇したと思ったら、ペンギンがケェエエエエエッとか
対抗してつつき返していたりと手に汗握る戦い
途中で、もう地上波で放送したらだめなんじゃないか?と思うほど
ペンギンが痛めつけられておりましたが
中にはアザラシの目を狙って攻撃することで
十分対抗しうるつわものもいたりして、弱肉強食の
凄い世界を垣間見たのでありました

襲われたペンギンのうち助かるのが3分の2くらいなんだそうで
それが多いのか少ないのか、さっぱりわからんが
大変だなとせつせつ感じたのであります

それとはまた別ではありましたが
二本足で走るタコという、なかなかエキセントリックな生物の紹介も
見所でありました、海というところは本当
得たいのしれない生き物が多い様子で
グロ動画だといわれても、まったく反論できないような
大量のウニ発生→ウニ狙ってヒトデ発生→ヒトデ狙って大きいヒトデ発生
→大きいヒトデ狙って巨大ヒトデ発生などなど
こっちは超早回し映像にて、気持ち悪い動きを
えんえんと続けておりました、もう食事時には
見られない内容だわ

途中、蓮のハチス映像かと思われるような
気持ちの悪いものから、正体不明の原生生物の紹介まで
幅広くけったいなものを紹介しておりました
眼福眼福と一人満足して
次回シーズンがどうやら1月になるそうで
今から楽しみなのであります

最終シーズン最終回が深海だとか言って
それが一番楽しみだわ
深海にはロマンを感じますね、洞窟のときと一緒で
どんだけ気持ち悪い生き物が出てくるか
楽しみであります

功名が辻 大乱の予感

2006-10-16 08:38:08 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
いよいよ大詰めを迎えてまいりました
なんというか、開始当初のほのぼのでもない
下働きをしていた頃が懐かしい
そう思えるほど、きなくさい
千代の言葉を借りれば、誰も彼もが、狐かタヌキになった
それでありまして、大変面白い
なんでこんなに面白いんだろうと
つくづく思うのですが、
クライマックスが関が原あたりということで
日本でもよく知られた歴史的事実だからでありましょうか

まぁ、この論法からすると
赤穂浪士はもっと面白いことになるのでありますが
それはそれ、百花繚乱も面白かったのであります(題名が違う気が)

話戻しまして
茂助に続いて、孫平次も隠居
というか孫平次リタイアという実情
あの三人で同僚だというのはよくわかるのでありますが
年齢は誰がどうなのか、もう一つわからんところ
家康よりは下の様子だなと思ったのでありますが
一豊の元気さも、なかなか侮れないと思うのであります

家康と対談ということで、あんな小さな領国主に
家康が対等に会うのだろうかと
ちょっと考えてしまったのですが、ともかく
広々としたお寺での茶会
今回は、茂助がやってきた時もそうだし
茶碗と庭がよい塩梅で使われていて個人的にとてもステキ
あれが、ナニなのかは全然わかりませんが
ともかく、意外と良いものでありましょう
彦根城に一豊が拝領したとかいう茶入もあるらしいし
意外と茶道に何かが

とか、一人にわか茶人をきどっていたのでありますが
その茶器の類を人たらしの道具として斬って捨てた
上杉の蜂起、そしてよくわからんうちに暗躍する三成
私、有名だといいつつこの関が原へのくだりを
本当、さっぱり知らなかった、気づいたら
家康と三成しかいなかったとか思ってたのですが
なるほど、こういう経緯で起こったのかと眼福でありました

利家とまつの時は
まつが人質になるのがとんでもない残念ごとのように思われましたが
あれによって、上杉と違って前田の家を守ったのかと思うと
あの梅鉢紋にかざされた剣の意味もうなづけるというものでありました
ステキ、やっとわかった、まつ偉い

孫平次の死に様というか、あの様子もよく
一人ひとりと去っていく、同僚との惜しみが
なかなか涙を誘うなぁとしみじみ
そして、千代と久しぶりに会ったからって
家来の前で、のうのうとべたべたする旦那様のステキさ
その後ろで顔芸を続ける新一郎もなにげにいいなぁと
思ったりするのだが、この顔芸
最近はまってるのか、よく見るなぁとにやにやしております

まぁ、所詮小さな大名(なのか)なので
最後の最後まで情勢を見極められるというのは
一豊にとって利点だよなと思うところ
堀尾や中村の家とはその違いから
態度を保留できたんだなとしみじみ感動しつつ
大乱の予感とともに、次回を待つのであります

アジアカップ予選 インドvs日本

2006-10-12 08:31:09 | スポーツ
仕事が立てこんでたので見られないと
嘆いていたところ、急に仕事がいなくなった(注:逃亡)ので
幸いなことに、放映時間帯に見られた次第でありました
内容はなんというか、眠たいといったところでしたが
ともかく、勝利はおめでたいので喜んでおります

さておき
前半で幡戸選手の大活躍というか
暴れん坊っぷりっから、得点が重なるという
ステキなこと、なんかピッチコンディションも悪いし
あんまりな具合でしたが、前線でよく転び、よく蹴っておりましたね
ステキ、FWの得点が叫ばれる中で
次回にすげぇ期待したいところでありますよ
その反面というべきか、同じようなプレーをしてしまう
巻選手がほとんど見えなかったというか
空気のようになってたのが切ない、ジーコのときは
あれほど待望論というか、スタァだったのに
どうもうまいこといかない時期の様子で心配であります

いつもとかなりメンバーが違うせいか
なんかインドの選手と区別がつかない部分が
多々見られてしまったのでありますが
インドに元代表の藤田そっくりの選手がいたなぁと
思わず眼を見張ってしまったのでありますが
インドでも、サントスあたりを見て言ってるかもしれないとか
思ったりなんだったり、試合とまったく関係ないところで
楽しんでおりました

試合は実際のところ、見るところが無いというか
なんか盛り上がりに欠けたまま勝利という
よくわからん、カタルシスのないものでありましたが
とりあえずどっちもボールさばきが下手すぎるというか
トラップミスとかパスがイレギュラーしたりとか
人的要因じゃないにせよ、ミスが多くて面白くない
げんなり、がっかり
後半は、そのせいなのか、インドのほうがうまくつながる時間が多かったし
日本危ねぇなぁなんて思っておったくらいでありますが
12番目の選手、犬が投入されてうまいこと時間を潰せましたね(違う)
一部で、あの犬はジェフのマスコットじゃないのかとか
犬(千葉)、とか色々言われていてほほえましかったのですが
島耕作を見ているせいか、あの犬に噛まれると
狂犬病発症しそうで恐ろしいなどなど
思ったり思わなかったり、停電を見つつ
インドってこうなんだなぁと、感慨深く思った試合でありましたとさ

ようやくすると
あんまり面白くないけど、勝ったからいいか
そんなところでありました

日本の新たなスタァ発掘はまだ遠いのかなと
個人的には思ったのであります
加地選手がいないと、見所が少ないのはひいきと思いつつも
そういったもんでありましょう
早く帰ってきてほしいものです

マジックカット

2006-10-11 08:50:09 | 雑感
残業ばかりでご飯作るのかったりぃよ

そんな呟きをしつつ
どうもインスタントラーメン、いわゆる即席麺を
食べる機会が増加しているこのごろでありますが
ふと、その即席麺において
最近なくてはならないほど使われている技術に
「マジックカット」
というのがあるのです

割と知られてるのかそうでもないのか
よくわかりませんが
ともかく、「この袋のこちら側のどこからでも切れます」
だとかなんだとかといったステキな調味料袋
小袋で、確かに切れ込みが入っている奴よりも
とてもスムースかつスタイリッシュに切れるのでありまして
こりゃぁ便利だと感動しておるのであります

さて、このマジックカット、どうやら旭化成の開発したもので
当然のように特許をとっているらしい、すばらしい
なんて便利な発明なんだと手放しに喜んだのでありますが
これが採用され始めたのが割りと最近、5年程度
しかし開発は十年単位で前のことらしい
曰く、自社だけでは広がらなかったから
ライセンスを外に出して広めてみたとのこと
なるほど、えらいものだ
思ったのでありますが、私も社会人で数年働いているため
なんというか、不審に思うところがあったのであります

ライセンスにして外に出したとはいえ
どうして、各社が採用したのだろうか

確かに、エンドユーザーであるわれわれ消費者にとっては
ステキに使いやすい、便利さではまったくもって
非の打ち所が無い技術のような気がしております
水にぬれるとうまいこといかないとか、まだまだ
問題はあるらしいが、おおよそ立派に働いているというか
便利だ
しかしだ、われわれユーザーは
即席麺の調味料入れにマジックカットが使われているから買う
そういったフローは絶対踏まないだろう
なんたって、使ってあるかわかりゃしねぇんだし

だいたい、それまで別にマジックカットなくても
ちょっと苦戦することがあるとはいえ
ギザギザカットや切れ込みで十分だった技術であります
わざわざ新規導入をするという手間はどうなのか

ここで考えたのでありますが
この画期的発明は、ライセンス料がすげぇ安いんじゃねぇか?
調味料入れに切れ込みを入れるとか
あれがギザギザになっているといったそれらよりも
マジックカットのほうが導入コストが安い
とすれば、なるほど各社がこぞって導入したのがうなずけるのであります
というか、そうに違いないのではないか
しかし、あの加工にどれくらいのコストがかかるかわからないが
ともかく、それを安いと思わせるほど
ライセンス料を低く設定しているとしたら
そのことのほうが企業としてステキすぎる
えらいぞ旭化成

エンドユーザーが確かにあけやすいと支持したとしても
マジックカット導入するために値上げしますといったことには
断固反対するのでありましょう
そんなことするなら、もうちょっと美味しく作れとか思う
俺は少なくともそうだわさ
企業は利潤を求めるわけなので
きっと裏にはそんなからくりがあるんじゃねぇかなと
思ったり思わなかったり
考えつつ生きているのでありました

しかし、マジックカットの導入事例を見ていると
やはり高いというか、少し値の張る即席麺にのみ使われている
そんな気もする、となるとコストを吸収できるくらいの
負荷がやはりかかってんじゃねぇかなとも思ったりするのです
ちうか、調味料入れというか、あの調味料自体が
単体で別途開発というか、調味料メーカで製造されてるとすれば
そちらのコストに入るわけで、
しかもその調味料を単体で販売しているとしたら
ここで初めて、マジックカットの真の実力であるあけやすいによって
経済効果が生まれるのではなかろうかとかなんとかかんとか

もっと頭よくなって
柳沢教授みたいな理論をぶちたいと
思いつつ、今日も今日とて生きているのであります
駄文長々失礼いたします

功名が辻 三成暗殺

2006-10-10 08:43:50 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ功名が辻
実家に帰省していたのでありますが
ちゃんと実家から見ておりました、ありがたし

さておいて
三成暗殺ということで、まずは
朝鮮から帰ってきた清正たちとの問答
さりげなく、戻るところで三成がすげぇ働いたと出てましたが
どうやら、あの話
本当に凄い働いていたらしく
三成じゃなかったら、彼ら全滅だったかもしれんとか
なんとかかんとか聞いたのであります
もっと感謝しなさいよ
ちょっと思わないでもないが、若造だし
前線で死にそうになってる間、秀吉のそばで
のうのうと出世してたんだから仕方ねぇかと
そんな具合でありました

三成の苦労っぷりがよく見えるというか
あの手のやり手さんはこういうときに
困るわけなんだなとしみじみと見ていて感じた次第
やっぱり秀吉の存在の大きさは半端ないんだなと
三成ではまとめきれない諸侯のお話が
ステキになっておりました
秀吉がもうちょっとしっかりとまとめておいたら
よかったわけでありますな
そういうことが言いたいんだろう今週の大河

それはさておき、三成が急襲されたり
家康のところに中老がお使いにいったりと
なかなか面白かったのでありますが
三中老に混ざって、なぜか一豊がへこへこついていくところが
そりゃさすがに無茶だろうと思わないでもない展開ながら
大河ドラマの都合だなと苦笑してしまったのでありますが
茂助のかっこよさが凄いクロースアップされた気がしました
ステキ、一氏と茂助と一豊と
あの三人の有様はいいなぁと、足軽に毛が生えた程度の頃からの
なんともいえない姿を見ているといいものであります
ただ、すっかり立場が逆転というか
出世が逆転したにも関わらず、ほとんど一緒というか
それまでと変わらない付き合いのせいで
あの二人のほうが明らかに偉いというところが
もそっとわからないと残念だなぁと思ったのでありますが

来週は一氏がいよいよということだそうで
見ていて感じたのでありますが
男性陣はおしなべて年齢を重ねてきたかつらに変わっていき
だんだん加齢してきたんだなとわかるんでありますが
女性陣がちっとも年齢を重ねた風とならなくて
まぁ、ひらたく言いますと、千代いつまでも若いしかわいいなおい
そんなところでありました
あの当時でもう50代にさしかかろうとかいう頃だろう
それが、まぁ、夫をおいかけて
だんなさまぁっ
って、まったくもってけしからん(ナニがだよ)
あんなかわいいお嫁さんがステキだわねと
殺伐とした雰囲気を緩和していて
このドラマの一番よいところだった気がします

なんというかな、もったりとしただんな様を
けしかけまくる千代というよくできた女房というお話
まぁ、ラブラブでかわいらしすぎる夫婦の物語として
十分にまとめられるような気がしてステキ
もうちょっと、原作の一豊は頭悪いしいこじというか
千代殴ったりと酷いような気がしたのでありますが
今くらいだと、人気がでるんじゃないかしらと
思ったりなんだったりしつつ

来週以降ももたもたする旦那様を見ていきたいと思うドラマです

国際親善試合 日本代表vsガーナ代表

2006-10-05 08:32:40 | スポーツ
試合やってた様子ですね

他人行儀なことを言ってしまいたくなるのでありますが
けが人続出で、色々テストをするための試合
そんな具合だったんでしょうか、どうせなら
完膚なきまで叩きのめされる、そういう試合のほうが
よかったんだろうなと思ったりしつつ
リアルタイムで見られず、ビデヲで観賞したんですが
なんか、あまりにつまらないので
見ていた時間が実際20分くらいでなかろうか
そんな観戦でありました

ステキと思ったシーンが、時折あったのですが
駒野の突破と、サントスの切り替えしからアーリークロス
この二つについては、うおお、と思わず手を叩いてしまった
数少ないステキな動きだったように思われます
特にサントスのは凄かった気がします
右にふってから、左でという典型的なそれなのに
中央付近でやると、あんなに利くものなのかと
ただ、どっちにしろ中央が弱いので
意味なかったんですがね

FWがあいかわらずぱっとせず
なんかしょーもないと前半は、ガンバのときから
調子落としているっぽい遠藤のもったり加減といい
がっかりだったのでありますが
後半、それも終盤に投入された播戸とか、中村とか
仁川とか、フレッシュといったらいいのか
全部見ていて、自分を棚上げ承知で言いますが
イケメンいないなぁという布陣がステキ
ガーナの運動量が落ちていたせいもあるのか
いきいきとしていたし楽しかったですね
点はいらなかったけど

ガーナについては、あの一点だけで、あとは
適当に流しておこうと思ったのか
それとも、やっぱり食べすぎだったのか
わかりませんが、もう一つぱっとした動きがなく
いや、あったんだが、なんとかしのいでたし
川口が当たりの日だったのでスコア的には
綺麗にまとまったのでありましたが
取られた点については凄かったですね
あんなシュートみたいなパスすぐに切り返すなんて
というか、どっからあいつ走ってきたんだ
横で、三枝みたいに倒れた我那覇が切なげでした

たぶん、しっかりして見てたら
もっと楽しいところがあったんでしょうが
なんか、だるくて、と言い訳ばっかりになりますが
負けるつもりと言っていながら
負けてくると怒り狂うオシムがステキだわと
今後が楽しみであります
新しいスタァが早く見つかるといいな
そういう気分で見守っていきたいですね

たまごかけごはん

2006-10-04 08:34:36 | 食べ物飲み物
数年ぶりにたまごかけごはんを食べました

うまし

驚きのあまり、眼を丸くするとはこのこと
安いたまごに、古い米でも
この二つがあわさるだけで、驚くほど美味い
牛丼や豚丼食べるときにも玉子つけたら
うまいよなぁとつくづく思っていたが
ごはん単体でも、抜群に美味しいのでありました
まさに男の料理というか、やっつけ仕事で
しゃうしゃう、言いながらすするように食べたわけでありますが
大変うまかったのであります

欧米では生卵を食べるという習慣がないそうで
おそらくこの食い方は、クレイジーかつ、ウープスの対象ではと
心配するところだが、日本人にはやめられない
しかも、この組み合わせに醤油が入ればもう
誰にもとめることはできない、とかなんとか

まぁ、色々語ろうにも
私よりもはるかに、たまごかけごはんに精通した諸兄が
山のように潜伏していることが考えられるので
さわり程度にしますが、ともあれ美味しかったのでありました
ここのところ、仕事がたてこんで飯作る時間がねぇとか
ぼやいているのでありますが
たてこんで、殺気だってきたこのごろ、見かねたらしく
ある知り合いから、こんなものがあると、

たまごかけご飯専用醤油

と、まぁ、お前ガンダムかと
言いたくなるようなステキな物体を頂戴
半笑いで使ってみたのでありましたが
こいつも侮れないというか、うめぇと唸ったのでありました
おかげで、しゃうしゃう食べる機会が増えて
間違いなくコレステロールと呼ばれる物体が
体の中に蓄積されておるのでありました
でぶ道まっしぐらだわ、いいのだわ、ふとましいのだわ

と、まれ
この醤油がどうやらもともと様々な物体で
ブレンドというか、割ってある様子で、単品の醤油としての価値がなく
まさにたまごかけご飯を作る時にしか活躍しない
そんな機会ないから、減るわけがねぇと
騙されるではないが、なんといったらいいか
色々コマっているのでありました
納豆にかけたりとかして食べてんだが
気づいたら、ごはん(米)しか食べてないという
奇怪な状況で、どんどんと栄養状態が偏っていくのでありました

まぁ、それでも
たまごかけご飯の魅力には負けてしまうのであります
また食べよう、うまうま