Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

DEDA ZERO 100 ハンドルを取り付ける

2011-10-19 20:30:20 | Tacurino ロード 組立て
TACURINO COZMA タクリーノのカーボンロード 少しずつ形になって来ています
今回はハンドルを取り付けましょう 選んだハンドルは DEDA デダの ZERO 100
ショートリーチで浅いドロップの綺麗なハンドルです






DEDA ZERO 100 の白いハンドル 白い色はフレームに
合わせました 私の LATIDO ラティードのロードにも
これのメタルグレーを使っています




ドロップの形状はアナトミックとマースの複合型
上部の真っすぐな部分は扁平に潰され 裏側には
アウターワイヤーの為の一本溝が有ります 

パイプはトリプルバテット 資料での重量は 242g と
軽量です






選んでいるステムも DEDA ZERO 100 のメタルグレー






クランクボルトを外しましょう ボルトはステンかな
確証は無いですが そんな雰囲気です アーレンキーは
4 mm を使います




クランプ部の蓋が外れました






ハンドルをクランプする部分 ここは汗や埃が
付着し放題 こう言う場所はグリスを塗っておきましょう
腐食防止です






ステムのクランプ部にハンドルを挟み  4 本のボルトを
対角の順に締めていきます






一箇所を一気に締めるのでは無く 少しずつ同じ量を
締めて行くと良いですね 締め加減、私はかなり強く
締める方です




RHM  Rapid Hand Movement, concept ハンドル上部から
ドロップエンドまで移動がし易いデザインと言う事らしいです




このハンドル私も使い実証済みですが 大変使い易く
不満は全くありません 

ややハンドルが柔らかく感じますが ロードスプリンター
でも無い限りこの位の方が疲れなくて良いのじゃないかな?

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ロードレーサーに ブレーキを取り付ける

2011-10-18 20:27:07 | Tacurino ロード 組立て
タクリーノのフレームも色々な部品が装着され 少しずつ自転車らしく
なってきました 今回はブレーキを取り付けましょう 使うのはカンパの
レコードです






今回の自転車の為に用意したコンポは カンパニョーロの
レコード 取り付ける前に少し見てみましょう






フロントはデュアルピポット ブレーキを作動させる
支点が二ヶ所あります リアはシングルピポット 
こんな難しく言っていますが 昔から有るサイドプル
ブレーキですね

カンパはリアメカも追加料金を支払う事でデュアルを
選ぶ事が出来ます




駆動部に少量のマイクロロン・メタルトリートメントを
スプレーしておきます




取り付け用の沈頭ナットは トルクスレンチが必要・・
カンパはこれが好きだね






フレームに取り付けると隠ぺい部になり 普段掃除も
出来ない所には 腐食防止のグリスを塗布し 装着部
には ギザワッシャーを使います






フロントから装着しましょう






フォークの前部から本体を差し込み フォークの
後部の穴から沈頭ナットを使います




最初にメカに付いていたナットじゃ少し短いです






カンパの付属品として 2種類のナットが同梱されて
います 今回は一番長いのが良さそうです




しかし この付属パーツは 5 mm のアーレンキーが
必要 何故揃えないの? 整備性が凄く悪いですよね






まあそんな事 文句を言っていても仕事は進みません
こんな事普段の仕事でも良くある事 そんな時は黙って
仕事をする!(笑)

フォークの裏側から 沈頭にもグリスを塗り締め込みます
最後に細かな調整をするので 今の段階では適度に締まって
いれば良いですよ






じゃリアにいきましょう






こちらもする事は一緒 リアのブレーキブリッジの
裏側からナットで止めます






リアにはトルクスレンチが必要です この沈頭ナットは
表から見え難いパーツ ここで 2種類の工具が要るのは
誠によろしく無いですね 整備のたびに、いちいち工具を
突っ込み 確認の必要が生じます これは良くないよな・・・




と、もやもやした気持を引きずりながらリアメカを固定





さてここまで進めばこの後はハンドル周りを決めワイヤーラインと進めて行きたいですね

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少し気になる F.D マウント

2011-10-17 20:44:54 | Tacurino ロード 組立て
Tacurino COZMA タクリーノのコズマ ロード用カーボンフレームですが
前回フロントディレーラーを取り付けた時に少し気になる処が有りました
F.D の取付け位置とボルトオンタイプの直付け台座を 再度見直してみましょう




Campagnolo RECORD カンパニョーロのフロントディレーラー
これに限らず これの調整は前ギアと F.D のプレートを
平行にするのが基本






このタクリーノのフレームに変速機を付けると
その平行が出ない あとわずかな事なんだが
ブレーキシューで言うなら トウイン方向へ
変速機を動かしたい

しかし写真の取付け部 変速機の角型パーツと
フレームの直付け台座が干渉し これ以上内側に
動かせない・・・






だったら不安を残すより 今の間にどうにかしよう!
取り外した固定用ボルト この角の出っ張った所を
少し落としてやれば行けるんじゃないかな?





バイスにパーツをセットし ヤスリで擦ってやる
この部分なら大きく強度に影響しないでしょう




かと言ってやり過ぎは禁物 ほんのわずかな事なんで
今、直付け台座と競っている所を 軽く落とすだけに
しておこう






着手前と施工後 パーツの角、尖っていた部分を
少し落としました






このフレームの F.D マウント用の台座  この角度、
位置の取り付けなら この様にF.D のトウアウト方向
には必要以上 調整巾が有る

しかしトウイン方向へは 下の写真が限界 今回
F.D の取付け金物を削ってみたが ほとんど改善
出来ていない これは取付けボルトが フレーム側の
台座に当るからでしょう いざとなればその部分を
削ってやる必要が有るかもね





フロントディレーラーの調整で 前ギアのアウターリングと F.D のプレート(羽)を
平行に調整するのは基本 これをトウアウト側にやや寄せる事が有ってもその逆の
調整はまずしない しかし今回のケースでは その平行にやや届かない状態

これはチェーンとワイヤーラインを決め 実際に変速調整をしてみないと判断が
出来ないね しかしもう少し調整代が欲しいのは正直な気持

今日はお天気も良かったので 写真も綺麗だよね

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Campagnolo Record 11s 変速機の取付け

2011-10-16 20:31:32 | Tacurino ロード 組立て
順調に組立てが進んでいる Tacurino タクリーノの新しいロード
今回は前回点検増し締めをした ディレーラーマウントへ変速機を
取付けましょう






使うディレーラーは前後共 黒に赤い帯の箱
カンパニョーロ レコードの 11 速用です






カーボン素材のリアディレーラーの表と裏側です
プーリーケージの裏側のみアルミが使われています






2 種類のプーリー 白いベアリングカバーはガイドプーリー
赤いカバーの方はテンションプーリーで セラミックボールが
使われています




回転部のベアリングにマイクロロンのメタルトリートメントを
塗布しておきましょう 初期の段階でテフロン樹脂が廻れば
良いですね






フロントディレーラーの表と裏 表のプレート(羽)には
カーボンが使われています ちょっと強度に不安を感じる
部分ではあります






前回新たに緩み止め剤を使い点検したバックエンド
このディレーラーマウントに変速機を取り付けます






デイレーラーマウント用のピポットボルトに
カンパグリスを塗布 ネジの固着防止が第一の
目的です






工具を使いディレーラーマウントにボルトをねじ込み
装着します ここで使う工具は トルクスレンチの T 25
なぜこんなのを使うんでしょうね アーレンキーじゃ駄目
なんだろうか ちょっと何故かな?と思ってしまいますね




使用ボルトの形状は 何か考えが有っての事なんでしょう
私の想像力が貧祖でその考えに及ばないんだね

リアディレーラーが取り付きました 何も難しくは無い作業です 
締め付け具合も工具がこれ以上無理 とささやくくらい目一杯で
良いですね ボルトが案外奥に有り長い工具が必要で T25 で
この長さなら工具が捻れて大きなトルクは掛かりません






じゃフロントディレーラーに行きましょう
これは直付け用の変速機で 取付けは正面の
このボルト 1 本です






こちらは 5 mm のアーレンキーを使います
ネジ部には 腐食と固着防止のグリスを塗布




そのネジでフレームの直付け用マウントに
取り付けるだけ 締め込み加減 こちらは
目一杯は少々締め過ぎかな 変速機の目ネジが
切れずに我慢してる処までの力加減は必要だね

こんなの上手く説明出来ませんが 指先に神経を
集中して作業をすると 何となく感じるものです




さてこれで 前後の変速機が装着できました
前の変速機はこの時点では 仮付けで良いですよ
変速の調整をする時に 位置決めは行いますから

次は順番で行けば ブレーキの取付けかな・・・

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ボルトオン バックエンドの増し締め

2011-10-15 20:08:31 | Tacurino ロード 組立て
自転車のリアホイールを装着するバックエンド ロードレーサーでは
そこにリアディレーラーも取り付けします そこには最近ボルトで
止めて有る エンド小物が多く見られますが貴方のエンドは緩んで
いませんか?






これがロードフレームに良く見られる バックエンド
フレームの素材がカーボンやアルミでは エンドに
トラブルが有った場合 修正が難しいので この様な
ボルトで止めるエンド小物が良く使われます






これはこれで良く起こりがちなディレーラーマウント部の
歪み これが起こった時に簡単に交換出来るので良いのですが

知らない間にボルトが緩んでいた これは結構高い頻度で
起こっているはずです 実際ホイールで締め込んでいるので
気付いていない事が多いのじゃないかな






この金物の装着方法もさまざまですが タクリーノの
コズマは 2.5 mm のアーレンキーを使う 小さなボルト
2 本で止っています 

ブルーの緩み止め剤が使われていましたが ここは注意し
新しい間に点検、増し締めをしておいた方が良い部分だと
思います




一旦取り外し Locktite ロックタイトの緩み止め剤
低強度の 222 を使い もう一度確実に取付けをします




エンド小物はアルミ素材にアルマイト加工がされていますが
フレームと接触する部分 ここはゴミ溜めになります 腐食を
防ぐ為 薄くグリスを塗っておきます






ねじ山の雄、雌両方にロックタイトを塗布し
ネジが切れない程度に強く締め込んでおきます

はみ出したロックタイトは固まりませんが ウエスで
綺麗に拭き取っておきます ロックタイトは嫌気性で 
これは空気に触れていると固まらず 空気が遮断されると 
固まる性質を持っています




新しいうちに 点検増し締めをしたリアエンド小物

今、お使いの自転車の点検を是非してみて下さい
緩んでいる方がきっと何人かいらっしゃると思います




タクリーノのロードフレームには ボルトオンされた
小物がもう一つ有ります それはフロントディレラーの
マウント小物






ここは緩んで変速機がぶら下がりました なんて事になると
酷い事になる部分です ここも良くチェックしましょう






小物を取り外すと カーボンフレームには アルミ製らしい
メスネジが建て込まれています 装着方法までは解りませんが

このメスネジ 古くなると外れてしまう事がたまに起きます
その原因は ネジ部、金属の腐食に依るものが少なく有りません




ここのネジにも 先程のバックエンドの処理と同じ様に
ロックタイトの緩み止めを使います




ただそれだけでは無く フレーム側のメネジ部の
腐食を起こり難くする事も考えておきたいですね
防水が必要な部分には 効果的な方法を考えながら
グリスを塗っておきましょう






ねじ山にはロックタイト 締め込み具合は ネジの
線切りをしない程度に 目一杯締めておきます





グリスと緩み止め剤を併用ししっかりと装着した フロントディレーラーのマウント小物
はみ出したグリスは水の浸入防止目的に使ったもの これは綺麗に拭き取ります

新しいフレーム 出荷時の状態を信用していない訳では有りませんが より良い状態にしたく
行う点検作業 こう言う事は使ってからするより使い始めにした方が良いですよね

さて次は前後の変速機を取付けましょう 使うのは Campagnolo RECORD 11s です

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