Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ハンドル高さ調整 その結果

2022-09-13 20:02:01 | ロード
先日ハンドルの高さを調整しました その後、実際に走ってみた結果はどうだったのでしょう





この日は天気の良い日でした 気温も幾らか低くなり走り易くなっています
ハンドル位置が高く 上体が起きたフォームになっていたのでハンドルを
下げました




今回の経緯は STIレバーを自分の方に近付けたく ステムは触らずハンドルを突いて
角度を替えました
その結果STIレバーは近くに来ましたが 同時にレバー取付け付近が高くなりました
それで乗車姿勢に影響が出たので コラムスペーサーを調整しステムを 2mm 下げたのが
今の状態です




走った結果は凄く良くなっています やや姿勢が低くなり背中が
使える様になりました これは凄く大切な事です 調整は成功です
もう少し下げても良い気もしますが 考え過ぎは泥沼にはまります
しばらくこれで乗ってみます

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ハンドル 高さ調整 スプートニク

2022-09-10 20:00:44 | ロード
ロードレーサーのハンドルの高さを調整します 構造はアヘッドタイプです
スペーサーのサイズを変える事で希望の高さにします 作業風景をどうぞご覧下さい





マグネシウムとカーボンのコンポジットフレーム スプートニクです
先日ハンドルを突いて角度を変えました それで STI レバーとその付近が
高く 身体に近くなりました




実際に乗ってみると凄く楽にはなりました
サイクリング車ならそれで良いと思います でも乗っているのは
ロードレーサーです このままでは上体が立って背中が上手く使えません




もう少しハンドルを下げて 今の状態を解消したいと思います




まずトップキャップを外します ヘッド小物は
CHRIS KING を使っています






5mm のアーレンキーを使い ボルトを外しました




キャップを外しました アルマイトが上質なんでしょうね
まだ全く腐食していません






Hirame のマルチプレッシャーアンカーを使っています
このパーツは良いですね






ステム上部のコラムスペーサーを外します 2枚使っています






ステム取付け用ボルトを緩めます






4mm のアーレンキーを使います このネジ 2本を緩めると
ステムを抜く事が出来ます






ステムを抜こうとハンドルを持ち上げましたが
フロントブレーキのワイヤーが短くて抜けません
さてどうしましょう・・






この様な場合 ブレーキワイヤーを外すか ブレーキ本体を
外すかの二択ですが 今回は本体を外します






ブレーキ取付け用の沈頭ボルトを外しました 5mm の
アーレンキーを使います






ブレーキ本体を外しました この方がインナーワイヤーを
傷めなくて良いでしょう






ステムをフォークコラムから抜きました






ステム下にはスペーサーを 3枚使っています
サイズは後で測ってみましょう




取り外したパーツはこれだけです






整備台に移りました 使われているスペーサーの厚さを
ノギスで測ります




各スペーサーの寸法を記入しました 右の 2枚がステム上部です
これらを組替えて 2~3mm 下げます








組替えだけで上手くいかなければ 買い置きしている奴を
使いましょう ただこのスペーサーはメーカーが変ると
微妙に外径が合わずに段差が出来ます








こうします 右の2mm を 買い置きの 3mm に替え
左の 5mm と入れ替えます これで 2mm ステムが
下がります
全体の合計が 1mm 増えますがそれは 対応出来ます








では組みます フォークコラムの古いグリスを拭き
新しいグリスを使います ヘッド周辺の汗対策は
大切です 隙間無く塗布します






ステム下のスペーサーを入れます 10mm と 3mm 3mm です






一旦コラムと ステムの内径部をウエスで拭き取ります






摩擦増強剤を使います






塗布部分全体に塗り拡げます






ステムをコラムに差し込みます






ステム上部にスペーサーを入れます




スペーサーを入れました 10mm と 5mm です






トップキャップを取り付けます これの周囲 スペーサーと
干渉する部分にもグリスを塗っています






ボルトを入れます 今はプレッシャーアンカーの上に
乗っています これだけネジ込み代が有れば大丈夫です




ボルトを締めます 仮締めです






ブレーキを復旧します




センター出しをしながら取り付けボルトを締めます






ハンドルのセンターを睨みながら ステム固定ボルトを
締め込みます ヘッドのガタは当然無い様に調整は必要です
ボルトの締め付けトルクは 5N.m でセットしています






余剰グリスを拭き取り 一連の作業は完了です







今回の高さ調整に使っているスペーサーの寸法です
この様な事をノートに残しておくと 必ず役に立つ時が
有ります





今回の高さ調整は 2mm 下げただけですが これでも乗り味は凄く変るでしょう
これで一度乗ってみます

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ペダルを交換する カンパからシマノへ

2022-09-07 20:01:50 | ロード
ロードレーサーのペダルを交換します クイル型からビンディングペダルへの交換です
作業風景をご紹介させて頂きます





現在使っているペダルは Campagnolo SUPERLEGGER カンパニョーロ スーパーレゲロですが
Shimano SPD-SL ビンディングペダルに交換します






前回にペダルは取り外しています




クランクのペダルネジにタップを建て ネジを浚えました






タップを建てたばかりのクランクです Campagnolo RECORD
50年以上経っています






交換するペダルは Shimano 105 シリーズ PD-5610です
このペダルは回転部、ビンディング部共に丁寧に分解整備を
済ませています




グリスを用意しました Super Lube 多目的グリス
フッ素系で粘着力の少ないグリスです






ペダルの取り付けネジにしっかりとグリスを塗布します
自転車を長く使う為には大切な事です






クランク側にもグリスを使います ネジの奥まで
塗りこみます






ペダルをねじ込みます 左側は 逆ネジです






ペダルレンチを使い緩まない様に強く締め込みます




はみ出したグリスを拭き取ります グリスははみ出すくらい
使えば良いです 余剰分は拭けば済みますから・・




左側は完了です






右側に移ります ネジの規格は BC 9/16 × 20山です






ペダルの用意をします 綺麗なネジですね




やはりグリスは使います






軽合金は焼き付けを起こしますから潤滑剤は大切ですよ
充分な量を塗ります






ネジを入れます 右側は 正ネジです






走行中にネジが緩まない様にしっかりと締め込みます






余剰分のグリスを拭き取り完了です
DURA-ACE は別物ですが ULTEGRA PD-6700 とは
ネジなどの仕上げの違いは有りますが 回転部分の
パーツは 105 と共有されています ですから私は
105で充分だと思っています






これで一連の作業は完了です






取り外した Campagnolo のスーパーレゲロ カンパが
初めて出した軽合金プレートのペダルです 1974年の事です
これはまた保管しておきます





この時代の自転車にビンディングペダルは違和感が有りますが この自転車で少し
試したい事も有ったのでペダルを交換しました ビンディングシューズで乗ってみます

ペダルタップの様子はこちらです 【 ペダルタップを建てる 】

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ペダルタップを建てる

2022-09-06 20:00:50 | ロード
ロードレーサーのペダルを交換します その作業の一環として クランクにペダルのタップを
建てます 作業風景をどうぞご覧下さい





NATIONAL ナショナルで 1974年に作って貰ったフレームです 今でも整備は欠かさず
何時でも乗れる状態を保っています




今回はこの Campagnolo SUPER LEGGERI カンパニョーロ
スーパーレゲロ トラック用ペダルを SPD-SLペダルに交換します






ペダルレンチを用意しました






ペダルに工具をセットします




右側は 正ネジです






ペダルが外れました ネジ部には潤滑剤を塗っています






左側です こちらは 逆ネジです






ペダルが外れました ネジの手応えが少し固く良く有りません
クランクに問題が有りそうです




取り外したペダルは掃除をしてから保管しましょう






クランクのペダルネジの修正をしてやりましょう
ペダルタップです






HOZAN C-401 ネジの規格は BC 9/16×20山です




右側から始めます 左右のタップを間違ってはいけません




クランクのネジに切削オイルをスプレーします






タップをネジ込んで行きます ネジに対して真っ直ぐ
入れる必要があります






クランク側のネジも特別悪い訳では無いので
手で回る所まで回します 
切削オイルをタップのネジにスプレーします






タップに手応えを感じて来たので モンキーレンチを
使います タップハンドルが有ればそれを使いますが
私は持っていません・・




かなり手応えを感じます ここまでにしておきます






右側はそれ程悪い感じはしなかったのですが
それでも幾らかの切り粉が出ています






エアブロワで切削油と切り粉を飛ばし ウエスで
綺麗にします






ビフォー&アフターです 綺麗になっています






左側に移ります 余分な汚れを拭き取ってから始めます






逆ネジ用のタップです 切削油は必ず使います






する事は右側と同じです 違うのは回す方向が逆です




切削油を工具にスプレーします






モンキーレンチで回る所まで回します






右側より少し深く入れました ペダルを外す時に固さを
感じたので幾らかネジが痛んでいたのでしょうか 右側より
幾らか切り粉が多いですね






ビフォー&アフター
Campagnolo RECORD Ⅲ型 クランク 私が買ってから
50年以上使っています





ペダルの脱着をしていてネジが固く感じた時はタップで浚えてやると良いですね
ハンガーや変速機の取付け部は良く タップと言うのを聞きますが ペダルはあまり
聞かないですよね ペダルのネジが気持ち良く入って行きます  綺麗な刃物です

次の作業です 【 ペダルを交換する カンパからシマノへ 】

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ハンドル 角度調整 その後

2022-09-05 20:05:34 | ロード
ロードレーサーのハンドルの位置調整を行いました ポジション変更をした感じはどうだったのでしょうか
角度を僅か変えただけですが 感じる事は多く有りました





今回のハンドル位置の調整は ハンドルを突き STIレバーを身体に近付け その操作をやり易くするのが
目的でした





STIレバー 付近のハンドル上部角度を平行付近まで起こしました これに依って走行感は
どれだけ変るのでしょうか 今回は全て目視で調整を行ったので 寸法取りは一切行っていません





まず自転車に跨り 最初のクランク 1回転で ハンドルが左右に凄く切れた事に驚きました
切れたと言うよりふらついたと言う感覚です 同時に STIレバーの位置が凄く高く感じます 
STI の操作感は楽になっています 今迄持てなかったブラケット部分も掴むことが出来ます
楽と言う事では調整の効果は有ったと言う事です





ただ レバーブラケットが近く高くなり楽にはなっていますが ここで楽を決め込んで良いのか
と言う気持ちも有ります  いずれにしろハンドルは少し下げるかも分りません 1~2mm です





この数日この可愛いブルーの花が綺麗に咲いています 自転車に乗っている時は景色も見ていませんが
歩いている時はこんな事も感じています 気温も少しずつ下がり過ごし易くなりましたね

角度調整の様子はこちらです 【 ハンドルの角度調整 突きます 】

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