Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

REX レッキス ねじ切り機

2012-01-15 20:21:20 | 設備 水道工事
配管作業で鋼管 いわゆる金属のパイプを使う時にはパイプにネジを切ります
そんな工具の製造販売をしている REX レッキス 今回はそのねじ切り機の
メンテナンスを行いました







REX N40A 昔は旋盤と呼びましたが 鋼管に
ネジを切る道具です この道具を製造している
会社は幾つかありますが このレッキス工業という
メーカーは有名ですね

少し古いこのねじ切り機 オイルの循環に不具合が
有り 修繕します ついでに綺麗にしてやれば良いね




修理に掛かる前に全体を清掃しました この機械の
汚れはほとんど油脂汚れ ここでも自転車の洗車で
使う ワコーズのフィルタークリーナーが活躍しました






さてさて 修繕なんですが 機械を回転させると
オイルが循環するのですが そのオイルホースが
劣化しオイル漏れが有ります このオイルポンプ内も
綺麗にし上手く機能する様にチャレンジです






機械を一度寝かせ裏から作業をしましょう この機械 
重量が 35Kg ぐらい有り結構重いんですよ 
裏のカバーを外しました






これはオイルの吸入側のホースですが ホースクランプを
緩め外します 

まあこの様に作業を進めていますが 上手く出来る確証
なんて全く無いんですよ 悪いのはここかな~?なんて
想像での作業です 上手く行けば儲けもん(笑)






取り合えず吸入側のホースは交換 この辺りの
部品は古い機械ですが まだメーカーの資料で
取り寄せ可能で それが出来なければエアー用の
ホースを代用しようかと思っていました

そしてメーカーから届いたホースには エア用との
記述 参った・・(笑)






オイル循環ポンプですが これには当然入り側と
吐出側が有ります 吐出側は機械の内部を通り
本体外のバルブまで配管します

上の写真のオイル循環ポンプの内部は 分解せずに
モーターを回し 新しいオイルを吸わせて吐き出させ
ました オイルが少々勿体無いですが ここで洗い油
などは使わない方が賢明ですもんね




ここはオイルタンクです ここにオイルを溜めて
おきます






そのオイルの吸入側先端に取り付けるのは この
ストレーナー コテコテに汚れていたのを事前に
清掃しておきました






そのストレーナーを取り付け 考えていた修繕は
完了






この機械にはネジ切り用のオイルを使います
これは上水道用のオイルで水を通すと白濁し
水に溶けます






ここにゴミ溜めの赤い容器を取り付け 最後に
受け皿を置いて準備完了です






ダイヘッド(ネジを切る為の刃が付いた肝心な部品)を
取り付け 機械を回転させてみましょう

回転前はオイルは出ませんが スイッチを入れ機械を
回転させると ダイヘッドからオイルが出ます 成功だね





この手の道具の修繕はメーカーに依頼すると おおむね数万円の請求書が届きます
私も回転部分や電気的な部分は触れませんが こんなアナログな部分なら駄目元で
なんとか出来ましたね さてネジは上手く切れるのでしょうか 次は試し切りをしてみましょう

次の作業 【 REX N40A 試し切り 】

コメント (8)
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