前回振れ取りも終わり完成した決戦用ホイール 今回は本人の希望も有り
ホイールのスポークの交差部を結線します これはソルダリングとも呼ばれ
ホイールにしっかり感を出す一つの方法です


ホイールの結線、これはスポークを強く張れないホイールで
固めを望む場合大変有効な方法です これのやり方も色々と
有りますが 今回は鉄の針金を使い半田付けを行います
私が普段使う針金は鉄の 0.3mm程度の物を二重にし
それを 2回巻く事が多いです


ただ私の脚力やあまりホイールを苛めない乗り方なら
それで充分なのですが 今回は豪脚の選手が大きな
倍数を使い競輪競走と言う動きの激しい場面で使う物
普段より やや太目の針金を用意しました

まず後輪から始めます こちらは普段使う 0.3mmの
針金を使い 二重にした物を 3回巻く事にしました
必要な長さに切った針金を用意します


ここで使う半田コテはやや容量の大きな物が 短時間で
作業が出来、必要以上スポークに熱を与えなくて良いと
思います 半田は一般的な物でヤニ入りが良いですね


上は後輪で 0.3mmを使い 下は前輪で 0.4mmを使いました
今回の希望は 前輪はパンパンに固く、後輪はやや柔らかく
との希望
先行する時、前輪が固い方が反応が良く 後輪が固いと脚に
来る、との理由だそうです この感覚は私には解らない事
です 最近の 4倍以上の倍数で先行するとこう言う事を
感じるのでしょうね・・・

それぞれの交点を素早く半田付けし 捩じったヒゲは
後で切り落します 半田が終わればヤニが茶色く残り
ますが これは小さなブラシなどで綺麗に落します

さて私の自転車小屋に帰ってきました

スポークのソルダリングに色を差しました 金色です

チューブラータイヤを貼る為の事前準備を行います
いきなりリムセメントを使いタイヤを貼るのでは
無く その床(ベッド)を作ってやります


まず新しいリムのは工場出荷時の油が付着しています
それをシンナーなどのを使い綺麗に拭き取ります


これは競輪選手の人達が使う SOYO ソーヨーの遅乾性の
リムセメントです 私も随分昔は使いましたが扱いが難しい
ので何時からかリムセメンはチューブ入りを使う様になりました


リムセメントを薄くリムに塗り拡げます そのまま 24時間
置けばベッドの完成です これはしっかりと乾かした方が
良いですよ


床も完成したのでタイヤを貼ります 使うタイヤは
SOYO RED RⅡ 縫い目の無いシームレスタイヤです


凄くしなやかで繊細なタイヤです バルブは競輪バルブと
呼ばれる小さな英式です
タイヤをいきなり貼るのでは無く 他のホイールに入れて
一晩置きタイヤの癖を取ってやります そこで・・・
このタイヤを貼るのは凄く難しいです 横振れはどの様な
タイヤでも調整しますが このタイヤは縦振れも出ます
それを取るのが難しい 私の未熟な技量ではとても選手に
渡せません
自分の自信の無いものは勘弁してもらいます 少し情けなく
悔しいですが仕方が無いです 練習し出来る様にします・・・

競輪選手が使う決戦用ホイール イタリアンの 8本組で固めに組みソルダリングで
仕上げています 皆さんには数回に渡りお付き合いを頂きましたが、今後ホイール組を
される時に役に立てば幸いです
前回の記事 【 ホイールの振れ取り作業 】
ホイールのスポークの交差部を結線します これはソルダリングとも呼ばれ
ホイールにしっかり感を出す一つの方法です


ホイールの結線、これはスポークを強く張れないホイールで
固めを望む場合大変有効な方法です これのやり方も色々と
有りますが 今回は鉄の針金を使い半田付けを行います
私が普段使う針金は鉄の 0.3mm程度の物を二重にし
それを 2回巻く事が多いです


ただ私の脚力やあまりホイールを苛めない乗り方なら
それで充分なのですが 今回は豪脚の選手が大きな
倍数を使い競輪競走と言う動きの激しい場面で使う物
普段より やや太目の針金を用意しました

まず後輪から始めます こちらは普段使う 0.3mmの
針金を使い 二重にした物を 3回巻く事にしました
必要な長さに切った針金を用意します


ここで使う半田コテはやや容量の大きな物が 短時間で
作業が出来、必要以上スポークに熱を与えなくて良いと
思います 半田は一般的な物でヤニ入りが良いですね


上は後輪で 0.3mmを使い 下は前輪で 0.4mmを使いました
今回の希望は 前輪はパンパンに固く、後輪はやや柔らかく
との希望
先行する時、前輪が固い方が反応が良く 後輪が固いと脚に
来る、との理由だそうです この感覚は私には解らない事
です 最近の 4倍以上の倍数で先行するとこう言う事を
感じるのでしょうね・・・

それぞれの交点を素早く半田付けし 捩じったヒゲは
後で切り落します 半田が終わればヤニが茶色く残り
ますが これは小さなブラシなどで綺麗に落します

さて私の自転車小屋に帰ってきました


スポークのソルダリングに色を差しました 金色です

チューブラータイヤを貼る為の事前準備を行います
いきなりリムセメントを使いタイヤを貼るのでは
無く その床(ベッド)を作ってやります


まず新しいリムのは工場出荷時の油が付着しています
それをシンナーなどのを使い綺麗に拭き取ります


これは競輪選手の人達が使う SOYO ソーヨーの遅乾性の
リムセメントです 私も随分昔は使いましたが扱いが難しい
ので何時からかリムセメンはチューブ入りを使う様になりました


リムセメントを薄くリムに塗り拡げます そのまま 24時間
置けばベッドの完成です これはしっかりと乾かした方が
良いですよ


床も完成したのでタイヤを貼ります 使うタイヤは
SOYO RED RⅡ 縫い目の無いシームレスタイヤです


凄くしなやかで繊細なタイヤです バルブは競輪バルブと
呼ばれる小さな英式です
タイヤをいきなり貼るのでは無く 他のホイールに入れて
一晩置きタイヤの癖を取ってやります そこで・・・
このタイヤを貼るのは凄く難しいです 横振れはどの様な
タイヤでも調整しますが このタイヤは縦振れも出ます
それを取るのが難しい 私の未熟な技量ではとても選手に
渡せません
自分の自信の無いものは勘弁してもらいます 少し情けなく
悔しいですが仕方が無いです 練習し出来る様にします・・・

競輪選手が使う決戦用ホイール イタリアンの 8本組で固めに組みソルダリングで
仕上げています 皆さんには数回に渡りお付き合いを頂きましたが、今後ホイール組を
される時に役に立てば幸いです
前回の記事 【 ホイールの振れ取り作業 】