シマノのオクタリンク用 B.B 小物 DURA ACE BB-7700 イタリア規格です
この複雑な構造を持った部品のメンテナンスを行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/1f/de429b4d73a84147657d31fece986e42.jpg)
シマノのオクタリンク用の BB-7700 ロードとトラック兼用の B.B小物です
分解が出来ないカートリッジタイプが多い中これは数多くの部品が使われ
ていますがその全てを分解する事が出来ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/13d2de14200dd083aea69c034f44a471.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f3/f892b9477ea099f225a20883bd38966b.jpg)
インナーカバーに各情報が記載されています
JIS と ITA 規格が用意されていますがそれを
確認出来るのはユニットケースの文字だけです
34×24 はイタリアンのネジの規格です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/13/b2ba85cf2c64aa88e78b9b3dca6ca56e.jpg)
今回は分解し洗浄まで作業を進めましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/64/dfa86fdf5e6ce31055ddc5f522c5171a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e6/1a9644faf75d28bafe285406ab35507d.jpg)
真ん中の黒いインナーカバーからユニットケースを
取り外します Oリングがややきつめに利いていますが
引っ張れば外れます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/55/d81535d177c43cf317f748da95c554e1.jpg)
左側のアダプターユニットです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a5/cc435550d19950d6afac11f824d8d04a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f8/dde2af815e27ef0862bce21a5bef3ab9.jpg)
シャフトをユニットケースから引き抜きます
ほとんど力は必要有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/83/d16ed5c9e9d81710e7989e2d79c9e95c.jpg)
柔らかそうなグリスがやや多目に使われています
この小物は私が使っていた物では無いのですが
おそらく工場出荷時のグリスでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/df/66b518ad542a33f7820fcd15a867210b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/07/b6e7fbcfb348110936faa2a6bec201e9.jpg)
グリスを指に取ってみます かなり柔らかなグリスで
私の好みです 少し指にザラツキを感じますが金属が
摩耗した時の金属粉でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c6/80fb043cedc32d59e47fb121d63c51c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/32b2bead9bd9d88594b0ba8a222a6b82.jpg)
右のユニットからインナーカバーを外します
薄い金属の筒で強度はほとんど有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/91/51ad62df3f1b17f3d5d3d5ce8b21e366.jpg)
左右のアダプターユニットの中にベアリング関係が
収まっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b8/5acdc934884e53d24fecd6d0eebf4102.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e8/0772d0e3bff72cc0ee990a9a9d41add9.jpg)
左側のユニットです まず最初にケース内部に
はめ込んで有る C リングを外します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3f/f08978a06f13247674dd2853f7e746e2.jpg)
C リングに押えられていたリテーナーが外れます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/90/a5dc3f2bff72b4a5911bd0b98a5b2d8c.jpg)
リテーナーの奥にはニードルベアリングが使われています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5d/2f90fa989d5808766eb9fc15896d483c.jpg)
これはケースの外側、クランク側です 一つ部品が
足らないですね・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6b/1c83e77dfff24a4f9984cb3d0cde8536.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ba/a8fd9c468f63ad3d4307d6cdb796a2a5.jpg)
これは右側のユニットですが 同じ様に内部のパーツを
外しクランク側を見ています ここにシールガードと言う
樹脂パーツが使われています 左側はこれが不足して
いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c5/a7f96f420caff2780fd7333073dff227.jpg)
クランクシャフト=スピンドルです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/64/2a55e20280df6348d161ad64fe9852fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c4/5af3babf706608941ed6fe16c8a12c09.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d5/a28438da78f669ee88737d7c606acc90.jpg)
このシャフトにはコーンが装着されています 圧入と言う
程の固さは無く実に気持ち良い手応えで差し込んで有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9b/67b3efa6349c5e4b9e450c6de0ecd346.jpg)
一通りのパーツを分解しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/40/2014a5b32acfda4c97daa7c4bccfbcb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/40/e13f5c5d06aacfd07344b2293dc2f9be.jpg)
パーツの洗浄をします 今回は優れた洗浄力を発揮する
SPIN スピンのパーツクリーナーを使いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/bd/f816569fd7bc20c354ab4e923199ce23.jpg)
全てのパーツの洗浄が終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ad/1c94cd8ad9f2bc515cf223756b040105.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/10/e862603d97197c5f8b14a1a3dfc8524d.jpg)
このシャフトは左右の方向が有り右側が約 1mm 程度
長くなっています 目で確認出来る様にしておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/70/af72d3295d78ad05c1cf9890255fe005.jpg)
分解洗浄が完了しました 手や目で各部を確認しながら作業を進めましたが
使用頻度が少なそうで大変状態の良い小物です 次回は新しいグリスを使い
これを組み付けましょう
次の作業 【 DURA ACE BB-7700 イタリアン グリスアップ 】
この複雑な構造を持った部品のメンテナンスを行います
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/1f/de429b4d73a84147657d31fece986e42.jpg)
シマノのオクタリンク用の BB-7700 ロードとトラック兼用の B.B小物です
分解が出来ないカートリッジタイプが多い中これは数多くの部品が使われ
ていますがその全てを分解する事が出来ます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/b0/13d2de14200dd083aea69c034f44a471.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/f3/f892b9477ea099f225a20883bd38966b.jpg)
インナーカバーに各情報が記載されています
JIS と ITA 規格が用意されていますがそれを
確認出来るのはユニットケースの文字だけです
34×24 はイタリアンのネジの規格です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/13/b2ba85cf2c64aa88e78b9b3dca6ca56e.jpg)
今回は分解し洗浄まで作業を進めましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/64/dfa86fdf5e6ce31055ddc5f522c5171a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/e6/1a9644faf75d28bafe285406ab35507d.jpg)
真ん中の黒いインナーカバーからユニットケースを
取り外します Oリングがややきつめに利いていますが
引っ張れば外れます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/55/d81535d177c43cf317f748da95c554e1.jpg)
左側のアダプターユニットです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a5/cc435550d19950d6afac11f824d8d04a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/f8/dde2af815e27ef0862bce21a5bef3ab9.jpg)
シャフトをユニットケースから引き抜きます
ほとんど力は必要有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/83/d16ed5c9e9d81710e7989e2d79c9e95c.jpg)
柔らかそうなグリスがやや多目に使われています
この小物は私が使っていた物では無いのですが
おそらく工場出荷時のグリスでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/df/66b518ad542a33f7820fcd15a867210b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/07/b6e7fbcfb348110936faa2a6bec201e9.jpg)
グリスを指に取ってみます かなり柔らかなグリスで
私の好みです 少し指にザラツキを感じますが金属が
摩耗した時の金属粉でしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/c6/80fb043cedc32d59e47fb121d63c51c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/ab/32b2bead9bd9d88594b0ba8a222a6b82.jpg)
右のユニットからインナーカバーを外します
薄い金属の筒で強度はほとんど有りません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/91/51ad62df3f1b17f3d5d3d5ce8b21e366.jpg)
左右のアダプターユニットの中にベアリング関係が
収まっています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/b8/5acdc934884e53d24fecd6d0eebf4102.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e8/0772d0e3bff72cc0ee990a9a9d41add9.jpg)
左側のユニットです まず最初にケース内部に
はめ込んで有る C リングを外します
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3f/f08978a06f13247674dd2853f7e746e2.jpg)
C リングに押えられていたリテーナーが外れます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/90/a5dc3f2bff72b4a5911bd0b98a5b2d8c.jpg)
リテーナーの奥にはニードルベアリングが使われています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5d/2f90fa989d5808766eb9fc15896d483c.jpg)
これはケースの外側、クランク側です 一つ部品が
足らないですね・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6b/1c83e77dfff24a4f9984cb3d0cde8536.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/ba/a8fd9c468f63ad3d4307d6cdb796a2a5.jpg)
これは右側のユニットですが 同じ様に内部のパーツを
外しクランク側を見ています ここにシールガードと言う
樹脂パーツが使われています 左側はこれが不足して
いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c5/a7f96f420caff2780fd7333073dff227.jpg)
クランクシャフト=スピンドルです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/64/2a55e20280df6348d161ad64fe9852fc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c4/5af3babf706608941ed6fe16c8a12c09.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d5/a28438da78f669ee88737d7c606acc90.jpg)
このシャフトにはコーンが装着されています 圧入と言う
程の固さは無く実に気持ち良い手応えで差し込んで有ります
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/9b/67b3efa6349c5e4b9e450c6de0ecd346.jpg)
一通りのパーツを分解しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/40/2014a5b32acfda4c97daa7c4bccfbcb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/40/e13f5c5d06aacfd07344b2293dc2f9be.jpg)
パーツの洗浄をします 今回は優れた洗浄力を発揮する
SPIN スピンのパーツクリーナーを使いました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/bd/f816569fd7bc20c354ab4e923199ce23.jpg)
全てのパーツの洗浄が終わりました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ad/1c94cd8ad9f2bc515cf223756b040105.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/10/e862603d97197c5f8b14a1a3dfc8524d.jpg)
このシャフトは左右の方向が有り右側が約 1mm 程度
長くなっています 目で確認出来る様にしておきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/70/af72d3295d78ad05c1cf9890255fe005.jpg)
分解洗浄が完了しました 手や目で各部を確認しながら作業を進めましたが
使用頻度が少なそうで大変状態の良い小物です 次回は新しいグリスを使い
これを組み付けましょう
次の作業 【 DURA ACE BB-7700 イタリアン グリスアップ 】