Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

街乗りピストのメンテナンス クランクを外す

2022-11-05 20:02:51 | ピスト
日常の脚として使っているピストバイクのメンテナンスを行っています
BB 小物の様子を見るためにクランクを外します 作業風景をどうぞご覧下さい





Sugino Mighty Competition PCD 151 1968年製です 今回はハンガー小物の状態を
確認する為にこのクランクを外します






四角テーパークランクと呼ばれる物ですが
構造は現在のものと同じです






クランクの中心に有るフィキシングボルトを外す為の
工具を用意しました このボルトは 15mm と14mm が
有りますが 現在は 14mm だけです






私のクランクには 15mm を使っています それに使う工具は
15mm レンチと呼びます 15mmレンチとはこのタイプの呼称
ですが 最近の人には通じ難いかも分りません




15mm レンチは Campagnolo の工具が代表的ですが
これは Sugino 製です




レンチをボルトに掛け クランクをしっかり保持し
ボルトを緩めます * 正ネジです






フィキシングボルトが抜けました






次に使う工具は コッターレスクランク 抜き工具
この工具もかなり古くから使っています 今の奴も
構造は同じですが 少し小振りになっていますね






工具の先端に突起が見えます 左手に持っているネジを
緩める方に回します * 正ネジです




先端の突起を外ネジの中に収めました この状態で
使います




クランク抜き工具を クランクのメスネジにねじ込みます






抜き工具を奥まで締め込みました しっかり奥まで入っていれば
工具で締め込む必要は有りません ただ細いネジなので 線切りに
注意が必要です




モンキーレンチを用意しました サイズは 250mm です
この程度の大きさが有った方がスムーズに作業が進みます






工具の四角部にモンキーレンチを掛けます




クランクをしっかり保持し モンキーでネジを締め込みます






力が必要なのは最初だけです クランクが抜けました
工具のネジを回す事で、最初に凹めた先端の突起が出て行き
クランクシャフトを押しクランクが抜ける仕組みです




クランクを抜いた右側です






左側もする事は同じです フィキシングボルトを
外します






抜き工具をセットしモンキーレンチを使い
クランクを抜きました




抜いたクランクは組み立てるまで置いておきます






ウエスで汚れを拭き取ります




回転部の構造はカップ&コーンです 回転具合を確かめています
特に悪いと言う感触では有りません





使っているハンガー小物は SUGINO 75 です 自転車を組み立てて 2年が過ぎました
どの様な状態なのか内部を確認してみます 次回もどうぞお付き合い下さい

コメント (3)
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