自転車整備で後輪を外した時 チェーンが弛まない様に使う道具を チェーンテンショナーとか
チェーンレストと呼びます 今回は厚歯用を自作します その様子をどうぞご覧下さい
これが チェーンテンショナー、チェーンレスト、チェーンキーパーと呼ばれる道具で
以前私が自作した 厚歯用のものです 私のブログでも度々登場しますが後輪を外した時
後ろのギアの代りにこれを装着します
以前はあまり市販されていなかったのですが 最近は
色々な所が出しています この写真で右の 三つは市販
された物です
市販の物も良くなり私の自作物を超えています ただ厚歯で
まともに使える物が無く こればかりは自作に分が有ります
これらは市販品が無かった 十数年前から 私が自作した物で
作る度に改良を重ねて来ました 実際にはこの倍以上作りました
これは薄歯用で 日常的に一番良く使っています 市販品には無い
ギアが付いているのが良い所です
ただロードレーサーのトップギアのチェーンラインに合せているので
トラックレーサーには使えません
先程の厚歯用は遠征用の工具箱に入れているので
自転車小屋で使う物をもう一つ作ります これらは
保管してある 厚歯の小ギアの一部です ここから探します
最近は大きな倍数を使うので 小さな小ギアを使う様になりました
在庫の中で細工をしても良い 13丁のギアを出しました
普段あまり比べる事は有りませんが 良く使ったギアの歯は
右の様な形状になります 今回の道具にはこれを使います
整備をする時だけですから 大丈夫です
私が今迄作って来たのは チェーンを掛けた時に ストレス無く
回転する様に ベアリングを使っています 必要なサイズの
ベアリングは買い置きして有ります
メーカーに拘りは有りませんが 選んでいる品番は 6300ZZ
これの規格は 内径 10mm 外径 35mm 巾 11mm 両側鋼板シールド
今迄に何個も作った経験から このサイズの物に落ち着いています
今回作るのは 基本的に今使っている奴に不満が無いので
これに合わせます
分解しました クイックレリーズと本体になる部分です
チェーンラインを幾らで作ったのか測ってみます
白いのは CD です
ロックナット外側から 小ギアの芯までの距離です
17.5~18mm と読めます ただここの寸法は
チェーンラインとは呼びません 後で計算してみます
簡単に図を描いてみました
今測った寸法から計算すると
この道具の チェーンラインは 44.0mm で作っています・・
何故 44.0mm にしたのか覚えていません 今回は少し
調整しましょう
NJS 認可(競輪競走を走る為の認可部品)のフレームと部品で
自転車を組むと フロントギアのチェーンラインは 42.0mm が
基本になります
とりあえずは 測った寸法を基準に作業を進めて行きます
チェーンラインの調整は後の作業で出来ます
ベアリングと小ギアはこの様にセットし溶接します
ベアリングと小ギアはこれからしっかりと仮固定します
そして芯出しも大切です
まず実際に使う後輪用の中空シャフトを用意します 外径は
10mm です そこに玉押しをねじ込んでいます
ワッシャー 10x32mm を一枚入れ ベアリングも入れました
ベアリングの上に小ギアを置き ワッシャー 10x50mm を
ギアの上に被せます
最後にナットを使い ベアリングと小ギアを挟み込みます
これで有る程度 固定出来ましたが 小ギアは穴が大きく
縦横自由に動きます
シャフトの反対側に 小ギアを溶接した部材を取り付けました
作って見たが使っていない物が幾つか有ります この様に
失敗を重ね 少しずつ良くなって行くと言う事ですね
取り付けたベアリングをバイスに挟み シャフトを直立させました
しかしこの溶接跡が邪魔をして 正確に直立しません
新しいベアリングを使います
これでバイスに対して 垂直に自立しました ここは大事な所です
ここから先程仮固定した 小ギアの芯出しを行います
何を使おうかと思ったのですが 完全スコヤを使います
バイスのクランプ部分から垂直にスコヤの定規部分が
上に伸びています
下側のベアリングが回るので小ギアを回転させる事が出来ます
今しているのは ギアを回転させ スコヤの目盛りを読み ギアの
縦側の振れを確認しています
これはギアを上から観察し スコヤとの間隔を見ています
隙間が大きければ 寄せてやります それを挟みこんだナットを
緩めたり締めたりしながら 細かく調整しました ホイールの
振れ取りと似ていますね
この芯出しは結構大切で ここが狂っていると チェーンが張ったり
緩んだりし 使っているとストレスを感じる道具になってしまいます
小ギアをしっかり固定し 溶接作業に移って行きます
ここまでの作業は順調に進んでいます 次の行程は溶接です この赤い指し棒で示している
ベアリングと小ギアの接点を狙い溶接が出来れば完璧です しかし私の技術では結構高い
ハードルです 次回は出来るだけ綺麗に溶接が出来る様に頑張ります、お付き合い下さい
チェーンレストと呼びます 今回は厚歯用を自作します その様子をどうぞご覧下さい
これが チェーンテンショナー、チェーンレスト、チェーンキーパーと呼ばれる道具で
以前私が自作した 厚歯用のものです 私のブログでも度々登場しますが後輪を外した時
後ろのギアの代りにこれを装着します
以前はあまり市販されていなかったのですが 最近は
色々な所が出しています この写真で右の 三つは市販
された物です
市販の物も良くなり私の自作物を超えています ただ厚歯で
まともに使える物が無く こればかりは自作に分が有ります
これらは市販品が無かった 十数年前から 私が自作した物で
作る度に改良を重ねて来ました 実際にはこの倍以上作りました
これは薄歯用で 日常的に一番良く使っています 市販品には無い
ギアが付いているのが良い所です
ただロードレーサーのトップギアのチェーンラインに合せているので
トラックレーサーには使えません
先程の厚歯用は遠征用の工具箱に入れているので
自転車小屋で使う物をもう一つ作ります これらは
保管してある 厚歯の小ギアの一部です ここから探します
最近は大きな倍数を使うので 小さな小ギアを使う様になりました
在庫の中で細工をしても良い 13丁のギアを出しました
普段あまり比べる事は有りませんが 良く使ったギアの歯は
右の様な形状になります 今回の道具にはこれを使います
整備をする時だけですから 大丈夫です
私が今迄作って来たのは チェーンを掛けた時に ストレス無く
回転する様に ベアリングを使っています 必要なサイズの
ベアリングは買い置きして有ります
メーカーに拘りは有りませんが 選んでいる品番は 6300ZZ
これの規格は 内径 10mm 外径 35mm 巾 11mm 両側鋼板シールド
今迄に何個も作った経験から このサイズの物に落ち着いています
今回作るのは 基本的に今使っている奴に不満が無いので
これに合わせます
分解しました クイックレリーズと本体になる部分です
チェーンラインを幾らで作ったのか測ってみます
白いのは CD です
ロックナット外側から 小ギアの芯までの距離です
17.5~18mm と読めます ただここの寸法は
チェーンラインとは呼びません 後で計算してみます
簡単に図を描いてみました
今測った寸法から計算すると
この道具の チェーンラインは 44.0mm で作っています・・
何故 44.0mm にしたのか覚えていません 今回は少し
調整しましょう
NJS 認可(競輪競走を走る為の認可部品)のフレームと部品で
自転車を組むと フロントギアのチェーンラインは 42.0mm が
基本になります
とりあえずは 測った寸法を基準に作業を進めて行きます
チェーンラインの調整は後の作業で出来ます
ベアリングと小ギアはこの様にセットし溶接します
ベアリングと小ギアはこれからしっかりと仮固定します
そして芯出しも大切です
まず実際に使う後輪用の中空シャフトを用意します 外径は
10mm です そこに玉押しをねじ込んでいます
ワッシャー 10x32mm を一枚入れ ベアリングも入れました
ベアリングの上に小ギアを置き ワッシャー 10x50mm を
ギアの上に被せます
最後にナットを使い ベアリングと小ギアを挟み込みます
これで有る程度 固定出来ましたが 小ギアは穴が大きく
縦横自由に動きます
シャフトの反対側に 小ギアを溶接した部材を取り付けました
作って見たが使っていない物が幾つか有ります この様に
失敗を重ね 少しずつ良くなって行くと言う事ですね
取り付けたベアリングをバイスに挟み シャフトを直立させました
しかしこの溶接跡が邪魔をして 正確に直立しません
新しいベアリングを使います
これでバイスに対して 垂直に自立しました ここは大事な所です
ここから先程仮固定した 小ギアの芯出しを行います
何を使おうかと思ったのですが 完全スコヤを使います
バイスのクランプ部分から垂直にスコヤの定規部分が
上に伸びています
下側のベアリングが回るので小ギアを回転させる事が出来ます
今しているのは ギアを回転させ スコヤの目盛りを読み ギアの
縦側の振れを確認しています
これはギアを上から観察し スコヤとの間隔を見ています
隙間が大きければ 寄せてやります それを挟みこんだナットを
緩めたり締めたりしながら 細かく調整しました ホイールの
振れ取りと似ていますね
この芯出しは結構大切で ここが狂っていると チェーンが張ったり
緩んだりし 使っているとストレスを感じる道具になってしまいます
小ギアをしっかり固定し 溶接作業に移って行きます
ここまでの作業は順調に進んでいます 次の行程は溶接です この赤い指し棒で示している
ベアリングと小ギアの接点を狙い溶接が出来れば完璧です しかし私の技術では結構高い
ハードルです 次回は出来るだけ綺麗に溶接が出来る様に頑張ります、お付き合い下さい
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