自転車のリアホイールを外した時に使う道具 チェーンテンショナーの厚歯用を作っています
今回は溶接をしチェーンラインの調整も行います 作業風景をどうぞご覧下さい
この道具はチェーンレストと呼ぶ事も有ります
今回自作する道具は市販品でも出ていますが 厚歯で上手く使える物が無く
自分で使い易い物を作ります 前回ある程度の準備が終えましたので
今回は溶接から始めます
作ろうとしているのは この様な形状のチェーンレストです
前回シールドベアリングと厚歯の小ギアをセットしています
溶接には 電機溶接機を使います ただ溶接の仕事にも
就いた事もありませんし 誰に教えて頂いた事も無い
素人がする仕事です
ベアリングと小ギアの接点 均等に割った 4ヶ所に溶接を行いました
今までの経験で出来るだけ短時間で 済まさないとベアリングの回転に
影響します それが良く解っていても中々難しいです
整備テーブルに戻ってきました これでも以前より
上手くなった方です
小ギアの芯が出ているかスコヤを使い再度確認します
溶接をすると歪みが出ますが なんとか許容範囲に収まっています
仮に入れていたシャフトを外します
まだ熱くて持てません エアブロワで冷ましました
この溶接跡があまりに高いと チェーンを掛けた時に当ります
少し削った方が無難です
ベルトサンダーで溶接跡を研磨します
この程度になれば大丈夫です
これから この道具のチェーンラインを決めて行きます
必要な小物を色々と用意しました 主に玉押しやロックナットです
小ギア芯から ロックナット外側までの寸法取りをしています
丸い円盤は CD を使っています
ロックナットの位置はここです 小ギア側のベアリングから
ロックナットまでの間にスペーサーが必要です
スペーサーはこのアルミパイプで作りましょう
先程の小物達を組み合わせても可能ですが 重くなります
これなら軽くて作業も一発で決まります
先程測った寸法で墨を入れました 長さは 20mm
パイプの切断に 小さなチューブカッターを使います
RIDGD リジッドの工具です
墨に刃を合わせ 道具を回転させながら刃を少しずつ
パイプに入れて行きます
この道具の良い所は切削粉が出ないところですね
ベアリングに仮入れしたシャフトにスペーサーを通しました
ロックナットを取り付けました 工作はまだ必要ですが 自転車のフレームへ
取り付ける部分はこの様になります
これで自分が求める チェーンラインが出ているか確認します
ロックナット外側から小ギア芯まで 18.5mm 有ります
これは前回計測した時の図面です もう一つ持っている道具の 同じ
部分の寸法が 17.5mm でチェーンラインが 44.0mm 有りました
今回は18.5mm チェーンライン 43.0mm 内側へ 1mm 入れました
私がこの様にしたかったので OK です
これで完成では有りませんが 溶接とチェーンラインの調整が終わりました
NJS 認可(競輪競走で走る為の自転車)のチェーンラインは 42mm ± 2mmです
この範囲で有れば問題なく使えます 次の作業は今回の道具を使える様に加工して
行きます 次回もどうぞお付き合い下さい
今回は溶接をしチェーンラインの調整も行います 作業風景をどうぞご覧下さい
この道具はチェーンレストと呼ぶ事も有ります
今回自作する道具は市販品でも出ていますが 厚歯で上手く使える物が無く
自分で使い易い物を作ります 前回ある程度の準備が終えましたので
今回は溶接から始めます
作ろうとしているのは この様な形状のチェーンレストです
前回シールドベアリングと厚歯の小ギアをセットしています
溶接には 電機溶接機を使います ただ溶接の仕事にも
就いた事もありませんし 誰に教えて頂いた事も無い
素人がする仕事です
ベアリングと小ギアの接点 均等に割った 4ヶ所に溶接を行いました
今までの経験で出来るだけ短時間で 済まさないとベアリングの回転に
影響します それが良く解っていても中々難しいです
整備テーブルに戻ってきました これでも以前より
上手くなった方です
小ギアの芯が出ているかスコヤを使い再度確認します
溶接をすると歪みが出ますが なんとか許容範囲に収まっています
仮に入れていたシャフトを外します
まだ熱くて持てません エアブロワで冷ましました
この溶接跡があまりに高いと チェーンを掛けた時に当ります
少し削った方が無難です
ベルトサンダーで溶接跡を研磨します
この程度になれば大丈夫です
これから この道具のチェーンラインを決めて行きます
必要な小物を色々と用意しました 主に玉押しやロックナットです
小ギア芯から ロックナット外側までの寸法取りをしています
丸い円盤は CD を使っています
ロックナットの位置はここです 小ギア側のベアリングから
ロックナットまでの間にスペーサーが必要です
スペーサーはこのアルミパイプで作りましょう
先程の小物達を組み合わせても可能ですが 重くなります
これなら軽くて作業も一発で決まります
先程測った寸法で墨を入れました 長さは 20mm
パイプの切断に 小さなチューブカッターを使います
RIDGD リジッドの工具です
墨に刃を合わせ 道具を回転させながら刃を少しずつ
パイプに入れて行きます
この道具の良い所は切削粉が出ないところですね
ベアリングに仮入れしたシャフトにスペーサーを通しました
ロックナットを取り付けました 工作はまだ必要ですが 自転車のフレームへ
取り付ける部分はこの様になります
これで自分が求める チェーンラインが出ているか確認します
ロックナット外側から小ギア芯まで 18.5mm 有ります
これは前回計測した時の図面です もう一つ持っている道具の 同じ
部分の寸法が 17.5mm でチェーンラインが 44.0mm 有りました
今回は18.5mm チェーンライン 43.0mm 内側へ 1mm 入れました
私がこの様にしたかったので OK です
これで完成では有りませんが 溶接とチェーンラインの調整が終わりました
NJS 認可(競輪競走で走る為の自転車)のチェーンラインは 42mm ± 2mmです
この範囲で有れば問題なく使えます 次の作業は今回の道具を使える様に加工して
行きます 次回もどうぞお付き合い下さい
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