Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ギアクランクの取付け オクタリンククランク

2014-06-30 21:10:14 | COLNAGO コルナゴ 組立
フレームに B.B 小物を取付けたのでギアクランクを取り付けます
シマノのオクタリンク ULTEGRA を使います





今回のコルナゴに用意しているのは ULTEGRA FC-6500 9速時代の
ギアクランクです 今回はギアクランクと書いていますが この様に
クランクとギアをボルトナットで取り付けた状態の物を chainwheel
チェーンホイールと呼んでいます でも最近はクランクセットと呼ぶ
事も多いですね






綺麗なアルマイト処理をしたクランクだと
思います






B.B 小物はオクタ 8 個のスプラインを持った
シールド性の高い 105 シリーズです




今回使う工具は 8mm のアーレンキーと
カニ目レンチです






このクランクには ワンキーリリース方式の
クランクボルトが使われています 中央の
ボルトを緩める事でクランクを抜く事が出来る
構造です






Park Tool SPA-2 ピンスパナです






これを使いクランクボルトのキャップを外します
先端がカニの目に見えるので カニ目レンチと
呼ばれるのでしょう






キャップの表、裏です






クランクのセンターに有るのがクランクボルト
8mm のアーレンキーを使います






クランクシャフトにグリスを塗ります ベタツキ感が
少ない Super Lube を使います






オクタリンクのスプラインの凸凹部分 ここが埋る位
グリスを塗ります ここは汗や汚れが溜まり錆びが
発生します シャフトの内側のネジにもグリスは
必要です






シャフトの凸凹にクランクを合わせます




クランクをシャフトに差し込みます






クランクボルトにもグリスを塗っています






8 mm のアーレンキーでボルトをねじ込み
締め付けます その加減は力一杯 この
サイズの工具ならそれで O.K です
ここの作業はギア板で手指の怪我をしない様に
注意が必要です ギア板は酷い怪我に繋がります






キャップを取り付けます これの内側には
グリスが必ず必要です クランクを外す時に
クランクボルトとの摩擦を軽減する為です






カニ目レンチでキャップを締め込みます
これでクランクを押えている訳では無いので
緩んで落ちない程度にしっかり締まっていれば
O.K です 内側からグリスがはみ出しました
これは反対側に使えば良いですよ






汚れた所を拭き取って右側は完了です






このクランクは ハンガー小物との隙間が
これ位競っています 凄い精度ですね






左側へ進みます






シャフトにしっかりグリスを塗りクランクを
差し込みます






笑い話みたいですが 左右のクランクがこの様な
状態ではいけません






クランクボルトを最後までしっかりと
締め付けます






キャップにもグリスを使いカニ目レンチで
取り付け




これで左右のクランクセットの取付けが出来ました




クランクを回転させ 左右の振れや接触部分が
無いか確認し 異常が無ければ完了です





最近のクランクの取り付け方法は色々と有りますが 私はこのオクタリンクが
結構気に入っています でもシマノもロード用は無くなり少し残念です
さてチェーンホイールも取り付いたので次は変速機を付けても良いですね

前回の記事 【 B.B 小物取付け ITA 規格 BB-5500 】

次の作業 【 フロントディレーラー 取付け Claris FD-2400-F 】


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