スロットチゼルを研磨する

鉄板の切断や溶接スパッタの除去、狭い場所のハツリ作業に使う スロットチゼルですが
刃こぼれがしたので 刃の研磨を行ないます





株式会社小山刃物製作所のブランド MOKUBA（モクバ）の商品で A-14 スロットチゼルと言う道具です
chisel = ノミと言う事なんでしょうか　サイズは 幅25mm 長さ240mm です




金属加工やコンクリートのハツリにも使える
用途の広い道具ですが 刃の先端に欠けが出来ました






これは裏側です　刃と言ってもこれで物を切ると言う
使い方はまずしません 鉄板の隙間に先を入れこじ開ける
金属のボルトを叩き切る、そんな感じで使います






この状態に何故なったのか 全く記憶が残っていません
このまま長く道具箱に仕舞っていました　黄色い線は
この位 研磨すれば良いかな？ の目安です






ディスクグラインダーが道具置き場の奥なので中々出せません
今回はサンダーでやってみます オフセット砥石を使います






チゼルが必要以上 熱を持たない様に水で冷やしながら
作業を進めます






オフセット砥石の番手が小さく かなり粗い研磨跡が出来るので
荒研磨の後、切断用砥石で仕上げます






思っていた程度の刃が出ました　道具の用途を考えると
あまり刃を薄くする必要はありません 返って使えなく
なってしまいます




研磨熱と水で 直ぐに錆が発生します　ラスペネを塗布し
錆を抑えます






まあまあの刃付けです






気を付けていたつもりですが 刃先を少し焼いてしまいました
使って不具合があれば 又研磨します





メーカーの商品案内には 刃先を研磨することで、続けて使用できます。と書かれています
研げる間は研げば良いと言う事ですね　また道具箱に仕舞っておきます　価格は 2000円程度