Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

100円均一 水性ニス ダイソー

2018-07-09 19:25:17 | 一般 用品 紹介
DAISO ダイソーと言う 100円均一のお店で水性ニスを買ってみました
少し不安も有ったのですが意外と普通に使えました





DAISO ダイソーと言う 100 円均一のお店に行くと水性ニスに目が止りました
少し使いたい所が有ったからですが、以前友人が買ったスプレー塗料が
余り良く無かったので少し考え 駄目元で買って来ました






先日加工したテーブルの天板に使います 少し濃い色は
手元に在庫で有るのですが 買ったのは殆んど着色しない
半透明の物です 
今迄買っていたのは同じ100ml で 600円前後します
同じ様に使えるのでしょうか






こう言う物を使う時のお約束 容器内を良く撹拌します
今回はそのまま使いましたが 少し水を入れてニスを
緩めても良いでしょう




刷毛で 2 度塗りしました 木目も綺麗に出ています
思っていたより普通に使えました ニスに関しては
これから 100円均一で良いかな・・






ただ塗っただけでの評価で 風雨にさらされる所に使うなら
耐候性も大切ですね 容器には室内用とされているので
そこまで求めるのは無理かも分りません
それを気にしない物にはこれからダイソーへ買いに行きます
2色選んで買って来ましたが他にも色々な色が用意されていました




今回の天板は先日ご紹介したこのテーブルに使う物です
これで飲み物をこぼしても大丈夫ですね





もう柿がこんなに大きくなっていました 雨上がりで埃が流され綺麗です

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フリーのオイルアップ MAVIC COSMIC ELITE

2018-07-07 20:46:50 | 自転車整備 フリーホイール
マビックの完組ホイール コスミックのメンテナンスをしています 今回は
フリーホイールの分解整備でオイルアップを行います どうぞご覧下さい





mavic cosmic elite マビックのコスミック エリートのフリーホイールです
今回はこれの整備を行っています このフリーは定期的にメンテナンスをした方が良いパーツですね






ホイールに貼られているロゴです アルミのクリンチャー用
思いの外安く購入出来る様です 練習には良いと思います






前回までにフリーは分解しています 今回はパーツの洗浄をし
オイルアップを行います 

※ 分解の様子は末尾にリンクを貼りますので是非そちらをご覧下さい




フリー本体は 内部をパーツクリーナーを染み込ませたウエスで
良く拭き取ります シールドベアリングが圧入されているので
クリーナーをスプレーするのは避けた方が良いでしょう






ラチェット機構の爪です これが 2ペア使われています
おそらく当りが付いているので 2つを混ぜないで片方ずつ
洗っています






部品が小さいので綿棒を使い掃除をしました
赤いのは樹脂パーツで 裏側の突起にバネが嵌まります




その他のパーツもクリーナーを使い汚れを落しました






少し構成部品を見てみましょう これはハブシャフトでシールド
ベアリングの内径に合せて作られています こちらはフリー側です






こちらは反フリー側で 大きなツバの内側でベアリングを押え
その外側はハブ本体を覆う化粧蓋です 前回はこれを玉押しと
表現しました 
そのツバの外にロックナットが有り それでツバをシャフトに
固定しています




そのシャフトのフリー側に使うナットでこれでフリーを
固定しています




ハブ本体とフリーのベアリングの間に入れるワッシャーです






これは先程のラチェット用の爪で裏表です 2ペア有ります




爪の開閉に使うスプリングです これを無くすと大変です
ぴょんと良く飛んで行きます 2個有ります






ハブ本体の奥に装着する防水用のシールで 方向が決まっています
薄いペラペラの方がフリー側=外側です




各パーツの洗浄も終わり用意が出来たので 組付けを始めます






ここで使うオイルはマビックのフリー専用オイル
Free Wheel Body Oil 99613601 今迄マビックのフリーには
色々な潤滑剤を試してみましたが 結局この純正オイルに落ち着きました
50ml 2000円程度です マビックのホイールを使っている方達は是非
用意しておいた方が良いでしょう






まずハブ本体のフリー内部の一番奥に 適量=ここは湿る程度で
OK です 






そこに防水シールを装着します シールにも薄くオイルを塗布しています






ハブ本体の一番奥まで押し込んでおきます




次はラチェットの爪を取付けます 爪を付ける部分にオイルを 1滴






爪の表と裏側です これも方向が有りアールの山側が
外側です 赤い樹脂部品はアバウトに差し込んで有るだけです




爪の背中 ハブ本体に接触しこの凹んだ所を支点に
爪の開閉を行っています ここへの潤滑剤も大切です






ハブ本体に爪を入れました






爪の内部にバネを入れる為に爪を起こしました






爪に付いている赤い樹脂の突起にバネを入れ ハブ本体に有る
バネ用の凹み部にバネを収めます 爪の組付けはここまでです






良く忘れるワッシャーをハブ本体側のシールドベアリングの上に
置いておきます






フリー本体を取付けます まずはボディオイルを本体内部
特にラチェット用のギザギザ 外側の白い樹脂部分にやや
多目にオイルを塗布します 流れてフリーの底に溜まる位でも
良いでしょう




フリー本体をハブの真上からそっと被せます この時爪が開いているので
それを上手く閉じながら入れる必要が有ります 指で上手く出来なければ
スポークや針金で開きの大きなピンセットを作り爪を挟むと良いですね






次はシャフトを装着します シャフトには錆止めの油脂を塗布しておきます
これは一番最初に用意しておきました






今回は Super Lube の超耐久潤滑剤を使いました 粘度の高いオイルです
ここはグリスでも OK です






用意しておいたシャフトを反フリー側から差し込みます






フリー側にシャフトが出て来ました ここにフリー固定用の
ナットを使います








シャフトにナットをねじ込みます 手で最後まで締め込み
この後で工具を使います ※ 正ネジです






反フリー側のロックナットにモンキーレンチを使い
シャフトを保持します




フリー固定用のナットにもモンキーを使い強く締め込みます
強くと言っても緩まない程度で結構です 必要以上に強く
締め込む必要の無い部分です




これでフリーホイールの組付けは完了です シャフトやフリーの
回転具合を確かめています この辺りは指先で良く感じて下さい




これでオイルアップは終わりました 記事とすれば長くなっていますが
それ程時間の掛る整備でもなく自転車がお好きな方なら比較的簡単に
出来る整備です






最初に振れ取りとセンター出しは終わっていますが もう一度
確認しておきましょう






自転車整備とは別の美装です 折角預かったホイールなので
私が出来る事は全てやって綺麗な状態でお返しします






汚れ方に依って使うクリーナーやワックスも使い別けています
これで全て完了です





マビックのコスミック 今回預ったのはエントリーモデルの様ですが聞いたお値段の割りには
良く出来たホイールだと思います練習用ならこれで充分じゃないのかな・・

マビックのフリーは頻繁にオイルアップを行う必要が有ると言われますが これは確かに
その通りで純正オイルはそれ程長く持たないですね 時間の無い方も是非オイルアップは
行った方が良いでしょう

前回の作業 【フリーの分解整 MAVIC COSMIC ELITE 】

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フリーの分解整備 MAVIC COSMIC ELITE

2018-07-04 20:03:45 | 自転車整備 フリーホイール
MAVIC COSMIC ELITE マビックの完組ホイール コスミックのフリーホイールを
分解しメンテナンスを行います 比較的簡単に行えるのでどうぞご覧下さい





後輩が使っていたホイールを預かりメンテナンスを行っています 前回までに
振れ取りとセンター出しを行ったので今回はフリーホイールを分解し整備します






グレードはコスミックのエリートと言う物で
お値段も手頃に買えるらしく練習に使うなら
良いホイールでは無いでしょうか





今回は折角なのでこのフリーホイールのメンテナンスを
行いますが、これは私も始めて触ります どうすれば良いか
観察しながら進めて行きましょう




整備机の上で行います 埃やゴミが出来るだけ無い環境も大切です






少し観察しましょう フリー側はロックナットらしい物が有り
シャフトの中は丸いままで 6 角の穴では有りません






反フリー側はカップアンドコーンの構造の様に玉押しと
ロックナットが使われています こちらの中空シャフトも
丸穴です

実際はシールドベアリングが使われているので玉押しと言っても
鋼球を直接押えているコーンでは有りません






フリーホイールを外すには 中空シャフトが丸穴でアーレンキーが
使えないなら、玉押しにハブスパナを使い フリー側のナットを緩めて
みましょう






反フリー側の玉押しは 13mm のハブスパナが合います






反フリー側にハブスパナを使いフリー側のナットには
モンキーレンチを使っています

反フリー側のロックナットを保持するとそちら側の
ネジも緩む事が有るのでそれを回避する為、玉押しに
スパナを使っています






フリー側のナットを外しました これでフリー本体に圧入された
シールドベアリングの内側を押えています ※ 正ネジです






フリー側のナットを外した状態です
赤い棒で指しているのは6角の頭ですが これは単に
フリー本体に圧入されたベアリングの保護カバーです
ベアリングの交換以外でこれを外す必要は有りません






反フリー側からシャフトを抜いてみましょう






圧入と言ってもかち込んで有る訳ではなく 適度な手応えを
感じながら手で引き抜けます シールドベアリングが顔を出しました
HCH J22S 6001-2RS 等の文字があります






ここからフリーを外します フリー内部の部品が飛び出す事も
良く有るのでそれらが何処かに行き難い様に ウエスや足元には
毛布を敷いています






準備が出来たのでフリーを引き抜きます 真上にそっと
持ち上げます 内部には間違いなくバネが使われているので
急いで持ち上げるとバネが反発して部品が飛び出します
ここはゆっくりと・・・






フリー本体が引き抜けました 気を付けてさえいれば
全く難しい作業では有りません




フリー本体の裏側は外周に樹脂部品 内部はラチェット機構の
ギザギザが刻まれています






フリー内部のラチェット機構の爪です 対角に 2 個
装着されています






フリー内部のハブ本体のベアリングの上にワッシャーが
乗っています フリー側のベアリングとの間に挟まれている物です
このワッシャーは組む時に入れるのを良く忘れます 不思議・・
皆さんは忘れないで下さい






ラチェットの爪は簡単に取り外せます 振動で勝手に落ちる事も有るので
紛失注意です






爪の表裏です 赤い樹脂部品の突起は小さなバネが
装着される部分です






その小さなバネがこれです この小さな奴で爪の開閉を行っています
これでラチェット機構の部品の取外しは終わりました






ハブ本体の一番奥に防水の為のシールが入っています
ゴム質の部品なので傷を付けない様に外します






外したシールですがこれには装着する方向が有るので
外した時に覚えておいて下さい ペラペラの方を上にして
装着します




これでフリー本体とハブ側に組み込まれた部品の全てを
外しました





フリーホイールの分解はここまでです この後各パーツの洗浄を行いオイルアップに進みます
潤滑剤にはマビックのフリー専用オイルを使います 今迄に色々な潤滑剤を使いましたが
マビックのフリーには専用オイルが一番適していますね その作業風景は次回にさせて頂きます
次回も是非お付き合い下さい

前回の振れ取りの様子 【 ホイールの振れ取り MAVIC COSMIC ELITE 】







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ホイールの振れ取り MAVIC COSMIC ELITE

2018-07-02 20:17:28 | ホイール
完組ホイール マビックのコスミック エリートの振れ取りを行います
アルミのクリンチャー用で スポーク数 20本のホイールです





MAVIC COSMIC ELITE アルミのクリンチャー用ホイールで後輩が使っていた物を
メンテナンスをする為に預って来ました 私もこのホイールを触るのは初めてです






随分前のコスミックは一時手元に有りましたが
凄く重量の有るホイールだった印象が残っています
今回預ってきた物は重量は測っていませんが軽く感じます






ニップルレンチやスポークホルダー センターゲージを用意し
仕事に掛ります






振れを取るにしろホイールのセンターを確認して
センターがずれているなら その方向へリムを寄せる様に
スポークを張って行きます




このセンターゲージは Campagnolo UT- HU010 軽くて
使い易い道具ですが、残念ながらもう手に入りません






スポークはラウンド部分は 2.0mm 扁平部分は 1.1mm × 3.0mm
エアロ形状のスポークです






スポークが捩じれている処が何本か有ります スポークホルダーを使い
真っ直ぐに戻しておきます






完組ホイールはスポークがカンカンに張って有るのかと思っていましたが
それ程でも有りません テンションにバラツキも感じるので一度メーターで
測ってみましょう Park Tool TM-1 です 




普段はあまり使わない道具です シビアなテンション管理を要求される
ホイール以外ではあまり必要としない道具だと思います しかしいざ
測ってみると へ~と言う様な数値が並びました




前後のホイールを測りました ハブフランジの左右別に測っています
本来この数値から換算表に照らし張力を求めるのですが 換算表に
今回のスポークが無いのでテンションメーターの数値をそのまま
記載しています






フロントとリアですがかなり数値にバラツキが有ります
スポークテンションを揃えるとホイールの振れが出ないと
書いていらっしゃるブログ等を良く目にしますが、そんな事は
まずあり得ません かと言ってここまで見事にバラバラだとは
思わなかったです 




余程振れが酷かったら一旦分解して組み直す必要も有りますが
ホイールを回すとそれ程酷くは無いので センター出しと
振れをこのまま取って行きます ニップルレンチは Park Tool
SW-1 2面が 3.3mm のニップル用です




扁平で雁首がストレートのスポークではスポークホルダーは必ず必要です
スポークを保持しながらニップルを回さないと雁首だけが回ったり
扁平部分があさっての方を向き エアロ効果どころか風の抵抗を増して
しまいます






ニップルが固いかとオイルも用意していましたが固着も無く回りました

長く使っているホイールではニップルとスポークのネジが固くなって
いる事が良く有ります これはニップルのネジ部に水や埃が入り
固着するのが原因の一つです
スポークプレップやロックタイトのネジの緩み防止剤を使うのは
ネジの隙間を埋めて異物の進入を防ぐのも大きな目的です
緩み止め剤はニップルを回らなくする為と、間違った思い込みを
されている方も多くいらっしゃる様です






フロントが終わりリアも同じ様に進めて行きます






ホイールの振れ取りの横振れは誰でも簡単に出来ると思います
でも縦振れを綺麗に取るのは難しいですね 私の技術では結構
妥協する事も有ります これで振れ取りは完了です 
このフリーも折角ですから、この後に分解してみましょう





ホイール組やメンテナンスは色々な考え方が有りその方法も様々です
これが正解と言う答えが有るならどのメーカーのホイールも同じ構造になる訳ですが
全く正反対の形状や組み方をした物も存在する程です それが間違っていないなら
自分の信じた方法で進めれば良いかと思います

今回整備が終わった後で今でも現行商品だと言うこのホイールのお値段を聞いて
想像していたよりお安く買えるのに驚きました 練習用なら良いホイールじゃないでしょうか

この後の作業 【 フリーの分解整備 MAVIC COSMIC ELITE 】

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