「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

今後の『小坂こども元気クリニック・病児保育室』の診療体制について

2011-04-09 07:38:15 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 「子供の親」様から当院の今後の診療体制について以下、ご質問をいただきました。

******いただいたご質問*****
今後の診療について (子供の親)
2011-04-08 12:02:18
平素は大変、お世話になっております。区長へ立候補にあたり一つ質問があります。区長当選の後は現在のクリニックの診療はどのようになるのでしょうか?
現在も診療の傍ら議会への出席等をなさっており、さぞ、御多忙のことと存じます。区長になられても、これまでと変わらず二足の草鞋をはいて診療を続けていかれるおつもりなのでしょうか?
子供が先生に何かと病気や予防接種などで大変、お世話になっているのでどうなるのかと思いまして…。
個人的には区長になられても引き続き診療を続けていただきたいと願っております。
******以上********

 新しい医師にご協力いただき、『小坂こども元気クリニック・病児保育室』の診療・病児保育事業・子育て支援事業は、いままで通り継続していきます。

 ただし、区長という役職を託された暁には、私自身は、その職にすべての力を投入していく所存であります。

 いままで、診させていただいた子ども達を診ることは、診察室の中での「診療」と言う形はとれませんが、中央区の大切な子、地域の大切な子として、ひとりひとりの子ども達の成長を、区政を行う中で、責任を持ってみさせていただきます。

 医師は、診察室の中で診療をすることが、ひとつの仕事です。

 ただ、医師として、聖路加国際病院小児科そして東京女子医科大学病院循環器小児科で研修/勤務し、開業後病児保育室を運営する医師として医療を行い、診察室の中で親御さんのお話をお聞きし、診察室の中だけでは力が及ばない現実を患者さんご自身が抱えていらっしゃることに何度も何度も触れさせていただきました。同様に家庭も学校も地域も社会も抱えています。

 それら現実を良くするのも悪くするのも「政治」です。

 診察室の中でいただいた声を議会に届けるため、4年前に、地盤看板かばんなし、無所属で区議会議員に立候補し、中央区議会議員として今にいたります。

 議会では、子育て支援、医療保健福祉につき、もちろん取り組んで参りました。
 ただ、議会では、あらたな現実に直面することにもなりました。

 築地市場移転問題、復興小学校改築問題、まちづくりの問題、行財政改革、、、

 そして、今直面している危機、東日本大震災で被災地支援の問題や、原発事故を含め区民の皆様の安全安心を守る取り組みの問題。

 
 私は、それら問題を取り組みにおいて、区民の皆様にお約束したことを必ず果たしていきたいと考えています。
 今の区政のありかたでは、それが達成されるとは考えられません。

*移転容認だけでなく徹底的な現在地再整備に向けた取り組みもすべきではないでしょうか。

*形だけのリノベーション案検討ですませるべきではない。

*住民の合意形成のもと、まちづくりは進めていかねばなりません。

*もっと、住民の皆様に開かれた形をすすめていかねばなりません。

*最悪を想定した対策のみなおしをせねばなりません。
 本区ができる限りの復興支援をしていかねばなりません。
 「経済的二次被害」も防いでいかねばなりません。

 、、、、

 区政の課題を、このブログでもその都度、書いてきました。

 2月の本会議一般質問でも取り上げました。
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/d4cd4e4dda479cc4beb40d6fa573af12
http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/c977bf41ee5544f18e9fa0c8f6be2f2d


 


 これらの疑問、問題について、一緒に考える仲間が、
 このたびの選挙にどのように臨んでいくべきか、
 何回も何回も議論し、
 ところが、大震災で、一度原点に立ち返り、
 その後、たどり着いた結論が、
 中央区長選挙でした。

 私自身は、若輩の身ながら、
 大学の先生、地域でご活躍の皆様、市場の皆様が、
 挑戦することについて支援してくださることを表明くださいました。

 今、中央区は、新しく生まれ変わらねばならないと感じています。

 当たり前の表現ですが、
 「区民の側に立った区政」がなされなければならない。
 当たり前だけど、もっともっと追求されていくべきものです。

 以上が、小児科学を専門にする一医師がたどり着いた結論です。

 小児科医は、子ども達が心も体も健康に育つ環境を整えていくことが仕事です。
 子どもに優しい環境、社会、まちは、すべてのひとに優しいものになると信じています。
 私自身、今までも、そして、これからも、小児科医としての心を持ち続けて行きます。
 医師として、どの自治体にも負けない医療保健福祉の体制を整備する所存です。
コメント (1)
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