こんにちは、小坂クリニックです。
いよいよ、12月へ。今年もわずかとなってまいりましたが、どうか、一年の集大成が出来ますように。たいへん寒くなってきました。風邪の子も増えてきています。
病児保育含め、スタッフ一同、子ども達の健康を支えて参る所存です。また、例年通り、年内は、12月31日まで、診療いたします。
11/30は、月島第二小学校110周年・月島第二幼稚園65周年の記念式典が挙行されます。おめでとうございます。同校は、中央区の特別支援学級の取組みを担いとても重要です。これからも歴史と伝統が受け継がれていくことを祈念いたします。
さて、おなかの風邪が増えてきました。咳の風邪もやや多いです。喘息の発作の子もいます。
手足口病など夏特有のかぜが依然出ています。溶連菌も多いです。
RSウイルス、マイコプラズマは少し出ています。局地的にマイコプラズマの流行にも気をつけてください。
インフルエンザが出ており、学級閉鎖や学年閉鎖も局地的に出ています。先週よりは少し増加を見せています。爆発的な流行には入らないまでも、このままだらだらと続くかもしれません。
水ぼうそうも局地的に出ています。
〇インフルエンザ予防接種の接種を、実施中です。年内に2回を終わらせるのが理想です。
〇チメロサールを含まないインフルエンザワクチンは、入荷が少々ありました。ご希望のかたは、予約時に申し出てください。なお、妊婦さんを優先に接種を振り分ける方針は引き続き続けます。
〇注射でない鼻への噴霧式インフルエンザワクチンであるフルミストが入荷が可能になりました。すでに入荷数に対して予約が埋まっており、現在、キャンセル待ちで受け付けております。
1、12月の日曜・祝日(1日(日)、8日(日)、15日(日)、22日(日)は、すべて急病対応致します。
11/30(土)8:30-9:30 11:30-12:30、
12/1 (日)9:00-13:00
2、診療時間の変更のお願い(病児保育は通常通り)
11月30日(土) 午前8:30~9:30、午後11:30~12:30
3、早朝予約枠(平日早朝7:15-8:15)の予約のとりかた
この枠は、予約制で対応致します。
インターネットで、19時までにご予約下さい。ネットが出来ない場合、当院に予約のお電話を下さい。
なお、日曜、祝日の次の日の早朝予約は、カルテ準備の都合上、前日12時までに手続き下さい。
診察券番号と生年月日でログインができます。
https://www2.i-helios-net.com/pc/hw2_pc_login.php?MID=4825
早朝予約枠:平日 午前 7時15分~8時15分
8時15分以降は、通常の受付順の診療となります。
4、発達相談、いじめ相談、不登校外来など、相談外来の時間を設けます。
クリニックに、ご相談のお電話を下さい。
準夜間診療枠(平日準夜間19:00-20:00)でもお受け致します。その場合は、同上のやり方で、ネット予約下さい。
4-2、進学に向けての公的支援について
塾代20万円・受験料(高校受験27400円、大学受験8万円)の貸し付け(無利子、返済免除も有り)のご案内、連帯保証人1人必要(原則) 中央区社会福祉協議会03-3206-0506
4-3、災害への備え 『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成を
医療的ケア児・者含め災害時に避難をすることが困難で特に支援を必要とされるかたは、万が一に備え、『災害時地域たすけあい名簿』のご登録と『個別避難計画』の作成をすることが安心に繋がります。
ご関心のある方、登録や作成について疑問やご相談がある方は、お気軽に当院までお問い合わせ下さい。
5、病児保育について:(幼児教育・保育無償化対象事業、還付申請に対応可能な領収書を発行しています。)
お子さんの急な発熱、ご病気で保育園・幼稚園・小学校に登園・登校できない場合、病児保育でお預かりいたします。
*利用当日でも登録は可能ですが、念のための事前登録をお勧め致します。
*原則17時30分までですが、18時30分までの延長も可能です。当院にご連絡下さい。
*土曜日の病児保育もまた、ご相談ください。
*保育園での急な発病の場合、親御さんに代わって当院スタッフが、保育園に出向き、そのまま当院で病児保育へ移行することも可能です。
6、予防接種、乳幼児健診:午前11:30-午後1:00、午後3:10-3:30(診療時間内においても、実施可能)
*インフルエンザ含め予防接種は、乳幼児は特に、小児科で実施を。痛くない努力をするとともに、同時に、順調な育ち、発達など含めフォローさせていただいております。
*当院では独自にブックスタート事業と連動し、赤ちゃんに絵本をプレゼント致します。
*乳幼児健診においては、全例にスクリーニング器機を用いた簡易視力検査を行い、弱視なども見落さぬようにチェックします。
*土曜日、日曜日も予防接種や乳児健診をお受けいたします。
*おとなの方の風しん抗体価検査及び風しんやMRの予防接種も致します。
*シナジスの予防接種にも対応可能です。
*抗体価のつき方に問題はございませんが、厚労省から通知があった件について
母子手帳をご覧になられて、4種混合ワクチン欄に「4K23A、4K23B、4K23C、4K24A、4K24B、4K24C」のいずれかのシールが張られているかたが対象です。
当院では、2018年5月~2019年2月ごろで接種されていると考えられます。
ご不明な点は、当院までお気軽にお問い合わせ下さい。
⇒ 4種混合ワクチン(テトラビック皮下注シリンジ 製造番号4K23及び4K24系統)の一部有効成分が承認規格を下回り、製薬会社が自主回収された件(厚労省2019.10月)
*子宮頸がんワクチンも対応いたします。医学的に重要なワクチンと認識しています。
7、インフルエンザ予防接種 接種実施中。
今年はどうなるかわかりませんが、インフルエンザワクチンの供給量が、去年は不足しました。
また、いまでもインフルエンザは散発しており、インフルエンザの流行が、早くなることも予想されています。
接種をお考えのかたは、お早めにされますことを、推奨させていただきます。
13歳未満の小児のかたには、年内に4週間の間隔で、2回接種されることをお勧めしております。
小児:3000円/回(消費税込み)
成人:3000円/回(消費税込み)
*接種価格は、クリニックや病院によって値段は様々ですが、使用しているワクチンは、全て厚労省の検定済みのもので効果は同等です。
その中で、できるだけご負担のないような価格設定を当院は目指しています。昨年と同じ価格設定とさせていただきました。
*チメロサールを含まないものを使用していきたいと考えていますが、今年もまた供給が十分でなく、昨年同様にチメロサール入りとなることをご了承願います。
あきらめずに、なんとか、チメロサールを含まないワクチンの入手を頑張る所存ではあります。
現在のところ、チメロサールを含まないワクチンは、まず、妊婦さんを優先に接種を振り分けさせていただきます。
*注射でない、フルミストの供給が可能になりました。
接種の予約状況につきましては、現在、キャンセル待ちです。
ご予約いただいた皆様の接種開始は、入荷日確定後ご案内いたします。
⇒ 2019年11月25日現在の当院のフルミストの入荷の状況について:12月中旬頃の入荷予定
8、毎年恒例、クリニックの来年度の標語、たくさんのご応募ありがとうございました!
2020年の当院の健康標語を決定致しました。
素晴らしい標語ばかりで、選考に大変悩みました。最優秀、準優秀賞作品は、2020年カレンダーに掲載、入選された皆様全員に図書券をプレゼントさせて頂きます。
毎年、たくさんのご応募を、ありがとうございます。心から感謝申し上げます。
2020年もご家族全員の健康な一年を支えていけますように、当院もスタッフ一同、小児医療・病児保育・子育て支援の各事業に励んで参る所存です。
『予防接種泣かずに終えて誇らしげ』、医療現場での子ども達の頑張りに私たちも応えて行きたいと思います。
<2020年 健康標語 入賞作品>
最優秀賞 『予防接種泣かずに終えて誇らしげ』 N.Y様(6歳)
準優秀賞 『ごあいさつ きちんとできたね 金メダル』 T.A様(41歳)
優秀賞 『すいみんをとってげんきになろう 』 O.K様(6歳)
優秀賞 『元気はね 余るくらいが ちょうどいい』 T.F様(40歳)
優秀賞 『えいようとって いつもてあらい うがいします』 K.T様(4歳)
優秀賞 『選手村のある街はみんな元気!』 T.K様(43歳)
優秀賞 『あきらめない 健康 家庭 仕事 人生』 M.T様(6歳)
優秀賞 『ゆめにむけ元気いっぱい月島っ子』 A.K様(8歳)
来年も募集いたします!
たくさんの御応募お待ちしております。
9、イベント
①「支えあいのまちづくり協議体」が作られるとのこと、中央区社会福祉協議会地域ささえあい課
②12/3(火)~9(月) 「障がい者週間」
③11/16(土)~12/15(日) 東京都エイズ予防月間、12/1 WHO 「世界エイズデー」/ HIV(エイズ)・性感染症検査 匿名・無料 予約制03-3541-5930中央区保健所
④11/12(火)~25(月) 女性に対する暴力をなくす運動
⑤11月は、児童虐待防止推進月間
⑥歳末たすけあい募金 運動期間12/1(日)~12/31(火)
⑦12/4(水)~12/10(火)人権週間
10、五輪を契機に「一校一国運動」のさらなる充実を
中央区のすべての幼稚園・小学校・中学校で、国際理解教育がなされています。さらなる充実を考えて参ります。
11、月島の大規模再開発問題について
東京高等裁判所2019.11.07法廷にて、中央区がなした月島三丁目南地区再開発に関する「都市計画決定」には「処分性」をみとめていただけるように、意見陳述を致しました(パネル使用)。
記者会見映像; http://www.news-pj.net/movie/84672
現在建設工事中のもの(503戸)に続き、月島三丁目に190m~200m級がさらに2棟(723戸と1384戸)計画されています。規模が大きすぎ、月島第一小学校の教室が大幅に不足するなど社会インフラの整備がまったく追い付いていません。月島第一小学校校庭に増築スペースの余裕はありません。
電源が地下にあり、武蔵小杉と同じ浸水被害への脆弱性など建物自体の問題点も多数あり改善が求められます。
<教育委員会の試算>
12、中央区政について:
来年度令和2年の予算構築に向け意見しました。⇒ 中央区2018年度(H30)決算に対する区議会決算特別委員会審議(2019年令和元年10月)を通して、2020年度(令和2年度)予算の構築を考える、子ども政策を基本に据えて(根拠資料添付)
今後は、申し述べている点を中心にさらに具体の施策を進めて参る所存です。
①障がいのあるかたやご高齢のかたの災害時の『個別避難計画』のひとりひとりの整備
②がん治療などで、抗体を失った子へのワクチン再接種の導入を。
③子どもの育ちに重要な成育基本法施行令案に対し、意見書を厚労省に届けました。⇒ 成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法律施行令案(仮称)に関する意見
④がん対策基本法の着実な実施 第3期がん対策推進基本計画(H30.3.9閣議決定)。中央区も、がんに罹患された方々を支える支援のさらなる充実を。
⑤包括的な相談窓口の開設 中央区の来年度の予算付けでも最重要項目のひとつ:地域福祉の課題について相談体制の強化
なども重要課題と認識しています。
13、選手村を抱える中央区の交通問題・安全対策等の課題
①選手村セキュリティ内にある臨港消防署の緊急出動動線の確保および消防官の増員
②晴海一丁目町内への五輪バス車両の流入をなくす
③環状二号線「豊洲⇒築地間封鎖」に伴う市場関係車両のスムーズな晴海通りへの誘導
④黎明橋公園通りの生活者優先の措置
⑤勝どき駅のこれ以上の混雑をなくすためUAC(ボランティアに物品を配布する施設)を他の場所に移転させるなど含めた抜本的な見直し
⑥晴海通りの渋滞のできる限りの軽減
⑦新大量輸送機関BRTのスムーズな運転開始
⑧保安要員の十分な配置
⑨選手村周辺トラブルの対応電話窓口の一本化
⑩環状2号線西側歩道の封鎖をやめ東側同様に通過を可能にすること
など、安全対策、区民生活に支障を来さない対応につき、議論を深める所存です。
〇最新の状況 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/c/277e8b9e9eb5104506faa58e66fce64e
14、11月補正予算、11月議会の進捗など
〇環境アセスメント手続きにおける公聴会で小児科医師の観点から公述致しました。
〇公文書管理へ大きな前進!民事裁判記録の廃棄停止 最高裁、全国の裁判所に指示2019.11.18付。
〇東京都の皆様へ、東京にはカジノ不要。都知事選の重大争点。ほとんどの医師が、現段階で日本でのカジノ解禁は、慎重にすべきものと考えているのではないでしょうか。
〇2019.11.25 中央区議会 第四回定例会 一般質問第一日目のメモ。
15、最重要の3つの計画の改定、パブコメ実施の際には、それぞれにご意見を中央区へお届け願います。
①『教育振興基本計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/kentouiinkai/_user_kyosyomu_time_20190711.html、
⇒ 今後10年間の中央区の教育の方向性を決める重要な『教育振興基本計画2020』の策定作業中。「中間まとめ」(案)をお示しします。今後パブコメ有り。
②『第2期子ども・子育て支援事業計画』https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/keikaku/kodomokosodatekaigi/index.html、
⇒ 子どもの育ちを支える最も重要な計画の一つ『第二期 中央区 子ども・子育て支援事業計画』の 「中間報告」(素案)が 出されています。今後パブコメ有り。
③『保健医療福祉計画https://www.city.chuo.lg.jp/kenko/tiikihukushi/fukushi_keikaku_suishiniinkai/kaigi_kaisaizyoukou/reiwagannendo/_user_fkanri_time_.html
⇒ 地域福祉の向上のためには、欠くことのできない最重要の計画のひとつ『保健医療福祉計画』が改定作業中です。次回第四回推進委で、中間報告(案)が出されてくる予定。
小坂和輝メール:kosakakazuki@gmail.com
以上