2020.11.14に、。京都市立芸術大学美術学部 准教授 磯部洋明氏の講義を拝聴する機会を得ました。
先生の宇宙に対する姿勢から、拝聴する私自身も、宇宙を学ぶことのロマンを感じることができる、とても、とても楽しいご講義でした。
すでに、天文館があり、楽しく学ぶ機会はありますが、JAXAやつくば市と連携することで、中央区の子ども達にも、宇宙を学ぶことの楽しさが、伝わる機会が、もっと増えればと思っています。
以下は、学んだことを、私の理解で書きます。
本当のところは、ぜひ、生の先生の講義を受講下さい。
ちょうど、発射まで、24時間を切りました。
宇宙船の成功を祈っています。https://astro-mission.jaxa.jp/noguchi/
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Q:今は、氷河期だけど、温暖化が解決されるか。
A:氷河期だからと言って、スケールが異なる。
温暖化対策を怠ってはならない。
Q:宇宙探査の目的は?
A:①私たちは、どこから来たか?
②私たちは、どこにいるのか?
③私たちは、どこへ行くのか?
を知ること
Q:では、どこから来たの?
A:138憶年前のビッグバンから始まった。
Q:では、どこへ行くの?
A:
①10の2乗~4乗年(100年~10000年)周期で、気候変動が起きる。
②10の6乗~8乗年(1百万年~1億年)周期で、地形の変動が起きる。
③10億年で地球の水がなくなる。
④太陽の年齢は、6×10の9乗年(60億年)で、急におおきくふくれあがり、地球が飲み込まれる。
⑤ビッグリップが起こりで宇宙が終わる。
Q:地球の行き先に希望を持たせるための、話し合いの場はできるか。
A:できないであろう。現代、企業が、宇宙に乗り出している。
国家の場合とことなり、自由。
Q:宇宙学で、最も熱い論点は?
A:水がある惑星は見つかっている。次は、生命体の発見。
Q:今、宇宙探索で気をつけるべきことは何か。
A:地球からの物質を、持ち込み汚染すること。地球外生命体として見誤ってしまうため。
Q:タイムマシーンは、できるか。
A:光速に進むことで、地球時間が遅れ、未来に行けることは可能である。
過去は、ワームホールのようなものが見つからねば難しい。
Q:宇宙を考えることとは、
A:フィクション、ファンタジーではなく、そこにあるものを考察している。
今、生きていることがすべてではないことがわかり、研究することで、ある種の解放感を感じることができる。
Q:宇宙学を学ぶことの、現代社会の意義は。
A:異なるスケールで考えることに意義が出てくる。
Q:例えば、ビッグリップが来て、宇宙はなくなるが、宗教と矛盾するか。
A:その人の苦しみを救うことの宗教との矛盾はない。
Q:宇宙人とのコミュニケーションはどうとるか?
A:木村先生に譲る。