「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小坂クリニック:1/29(日)9:00-10:30で急病対応致します。インフル、コロナ流行っています。インフルA優勢です。

2023-01-28 13:08:21 | 日程、行事のお知らせ

3学期も本格化しています。
各校で学校公開も開催されています。
学年最後の学期、寒いですが、体調整えて臨んで下さい。

 

現在、コロナ、インフルエンザがそれぞれ、流行っています。
どちらかといえば、インフルエンザが優勢です。
両者陽性の子や、両者陰性での熱の風邪、胃腸炎、咳の風邪も少しあります。

手洗い、うがい、マスクで、この冬も乗り切ってください!



 明日1/28(日)の急病対応などについてお知らせいたします。


1,休日対応について

1月
29日(日) 9:00-10:30 休日対応致します。

2,新品の大きなぬいぐるみの行先でよいアイデアございました、お願いします。

 1/26に、勝どきにお住いのかたから、ユーフォ―キャッチャーにて救出されたぬいぐるみ達(新品)の行先を探してほしいと、みんなの子育てひろばあすなろの木に託されました。

 何か、よい行先のアイデアはございますでしょうか?

 kosakakazuki@gmail.comや、コメント欄への書き込みなど、どしどし、お願いします。


 よろしくお願い致します。

 なお、その方は、3万円の出資で、これらぬいぐるみを救出されたそうです。



3,あすなろの木の前に「まちかど図書館」を設置

読みたい本を、無料貸し出しいたします。
「中学生までに読んでおきたい日本文学シリーズ」も入荷し、貸出本にラインナップ致しました。

もし、「まちかど図書館」への配架すべき本やジャンルがあれば、ご推薦ください。
包括的性教育関連を現在、入手中です。


4,築地を守るポスター、配布中
あすなろの木の前で配布しています。
中央卸売市場の開市日がわかります。


5,「赤ちゃんは、どうやってできるの」と子どもに聞かれたら?包括的性教育について

 「コウノトリ」ではなくて、精子と卵子が一緒になって受精卵となり子宮の中で大きくなっていくことを、子どもの問いに向き合いながら、理解できる形で伝えることが大切です。早い子では初経を迎え妊娠につながる体となる小学四年生(10歳)までには、性交・妊娠の仕組みを知っておくべきと考えます。ユネスコの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』では、5歳から伝える内容が整理され、日本でも包括的性教育として広がりを見せています。


 今年の4月から「生命(いのち)の安全教育」が始まり、プライベートゾーン、デートDV、性的同意などについて学校でも教えられます。プライベートゾーンは、顔・口と水着で隠れるところ(胸、おしり、性器)です。赤ちゃんのころから体を清潔にしながら、大事にしようねと語りかけて下さい。自分を大切にすること、思春期の体の変化を知ること、困ったときに相談できる大人を持つこと(かかりつけの小児科医にもご相談下さい)が、ご家庭と学校・地域での教育を通じ子ども達にしっかりと伝わりますように。子どもの問いに、科学的な知識を基盤にきちんと伝えていく積み重ねで、自分の体を自分で守れる子、自分の体の自己決定ができる子に育つことを願っています。

 #つながるBOOK、産婦人科医高橋幸子先生のHP『サッコ先生の性教育研究所』、集英社りぼん別冊『生理カンペキBOOK』など参考になります(本稿でも参照)。


*******包括的性教育に役立つ書籍や教材********

●サッコ先生の性教育研究所
https://sakko0607.wixsite.com/sakko/about

●自分の体の自己決定、性的同意とは?
動画解説 https://youtu.be/xxlwgv-jVI8


●世界の性教育 国際セクシュアリティ教育ガイダンス
https://sexology.life/

https://sexology.life/world/


●#つながるBOOK
https://www.jfpa.or.jp/tsunagarubook/

●女性の健康教育プログラム まるっと
https://marutto-woman.jp/program/

https://marutto-woman.jp/product/

●集英社りぼん別冊『生理カンペキBOOK』
http://ribon.shueisha.co.jp/manga/seiri_kanpeki_book/index.html


<書籍>
●性をめぐる子育て支援



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6,子育て関連情報です。

●子どもの意見表明権、アドボカシー関連

子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳
➨ https://www.unicef.or.jp/kodomo/kenri/syouyaku.html

たいへんわかりやすい訳になっています。
たいへん重要な条約です。


第2講 『子どもの権利条約と子どもの権利』 常盤会学園大学昇慶一氏のご講演を受講して

第1講 『子どものアドボカシーとは(意味・必要性・担い手)』 熊本学園大学堀正嗣氏のご講演を拝聴して


●国語の力について

国語の力とは、何か。谷崎潤一郎氏が、明確に答えられています。自由な発想や想像力のその前にあるものではないでしょうか。





●不登校、在宅学習関連記事

不登校・在宅学習の子ども達ひとりひとりの充実した時間を保障していくことは、中央区でも喫緊の課題です。


●中高生からの社会保障について

知らないと始まらない、誰かが知っていると、支援につながれる!「申請主義」の壁をやぶりましょう。悩んだら小児科にもご相談を!



●無意識の偏見について1/14の朝日新聞で記事がありましたので、共有します。

改定『中央区男女共同行動計画2023』でも重要課題のひとつ(取り組むべき課題1-1で位置づけ)。いかに、無意識の偏見を乗り越えるか。

朝日新聞の元記事:https://digital.asahi.com/articles/DA3S15526701.html



以上

 中央区の予算が、2月上旬に発表されます。

 予算の方向性も、今後ご報告させていただきます。

 区政関連につきましても、ご要望・ご意見など、お気軽にお届ください。

文責、小坂こども元気クリニック・病児保育室 
理事長、院長 小坂和輝
kosakakazuki@gmail.com

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