子ども子育て・高齢者対策特別委員会での質疑メモを掲載します。
後日出ます議事録で、詳細はご確認願います。
●小児期逆境体験(ACEs、Adverse Childhood Experiences)について
小坂:小児期逆境体験(ACEs、Adverse Childhood Experiences)が成人後の心身の疾患や問題行動と明らかな相関があるといわれている。
ACEsについても啓もうしていくべきでは。
福祉保健部長: ACEsの情報発信まではできていない。
虐待予防などについて発信をしている。
児童相談所と相談していくところだが、区には児童相談所がなく、東京都がやっていくべきものと考える。
小坂:コロナ禍、虐待も増えてきている。
一時保護所に送致される子どもは、年間何人か。
福祉保健部長:児童相談所に送致される数は把握しているが、一時保護所への数は、把握できていない。区を介さずに、警察などから送致される場合もある。
小坂:その子ども達の意見は聴けているか。
福祉保健部長:意見聴取ができていないことは、東京都の児童相談所でも課題としており、東京都の対応について見守る。
小坂:ACEsは、重要な概念であり、東京都を待たずに、情報発信をお願いする。
一時保護所の子ども達などの意見聴取がうまくできる体制を、東京都とともに築くことを要望。
●学校のDxについて
小坂:現在紙ベースでなされている個人面談の日程調整へのDxを導入して、先生の作業の負担を減らしては?
子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長:Dxというは所管外。
小坂:先生のご負担を減らすための取組みということをいっている。
子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長:他の質問に変えるように。
(理事者から回答得られず)➝本委員会では取り上げることができませんでしたが、現場でのDx及び学校の先生の負担軽減は、進めて参る所存です。
小坂:入院中や感染症での出席停止期間でのタブレットを用いたオンラインを用いて学びの環境の継続はできないか。
子ども子育て・高齢者対策特別委員会委員長:DX関係、タブレットから離れて質問を。
小坂:先生方の働き方改革を考えた場合、ここで扱えないか。
以前は、この子育て・高齢者対策特別委員会で議論できた。
議事録を見直す。以前がよくて、今回はだめということが理解できない。
(理事者から回答得られず)➝本委員会では取り上げることができませんでしたが、現場でのDx及び病気や入院したとしても子ども達の学びが継続できる環境の整備は、進めて参る所存です。
●『健康・食育プラン2013』改定
小坂:今回の『健康・食育に関する意識調査』(令和5年3月)で見えてきた課題は。
保健所長:プランの改定時期。新しく検討を進めている。分析も委員中で検討進め改定する。健康寿命の延伸に着実に進めている。
小坂:『健康・食育に関する意識調査』では、区民の多くがストレスを抱えていたり、女性の約1割がこの一年間で死にたいと考えたことがあると回答したり、課題も重い。取組を進めていただきたい。
小坂:今までのプランでは、生活習慣病、がん対策、こころの健康づくり、高齢者の健康づくりの4つの柱と食育で進めていた。改定では、子どもの健康づくりも加えて5つの柱にしては?
福祉保健部長:子育てについても、委員会を立ち上げたところで、構成を検討している。お時間をいただきたい。
小坂:子どもの健康づくりという柱をぜひ加えることを要望。
●プレディと学童の一体化
小坂:プレディの直営である明石小、有馬小は、直営なのだから、すぐに、プレディプラスに移行できるのでは。
放課後対策担当課長:会計年度任用職員で運営している。しっかりと体制を組んでやっていく。
庶務課長:直営の会計年度任用職員で5年間の任期の更新。労務で最大限配慮した。
●晴海4丁目こども園
小坂:開園時230名➝最大450名、その場合、幼稚園・保育園の定員の考え方は?柔軟に定員を変えられるか?
学務課長:学校法人では、1号認定(幼稚園)が多くなる可能性はあるが、周辺人口の増え方に合わせ拡大する。
******前回の食育プラン******
柱が、生活習慣病、がん対策、こころの健康づくり、高齢者の健康づくりの4つと食育
今回はぜひ、子どもの健康づくりも柱にいれていただきたい。