2024.4.18中央区議会環境建設委員会 質疑と答弁のメモを掲載。
後ほど出る議事録で、詳細をご確認願います。
ラフなメモとなっています。
【報告事項】
1.「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画」の策定について
①令和4年度排出量が減少した主要因は、コロナ禍で外出制限、在宅勤務などなされたためではないか。
区回答:喚起など部屋を開けるなど、電力も使う場面もあったが、契約の切り替え時に、小学校9校において、再生エネルギー100%の電力を購入するなどすることで、早く目標達成をすることができた。
②公共施設のZEB化の進捗、
推進体制は?営繕課が、企画へと移ったが連携体制をとってZEB化を進めることができるか。
晴海西小中学校、晴海区民センター、晴海西小学校第二校舎のZEB化は?
区回答:
各部連携を取り、公共施設のZEB化を進める。
晴海西小中、晴海区民センターは、設計が平成30年、31年であり、ZEB化を取り入れていない。
晴海西小学校第二校舎のZEB化をする。
③「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画」推進体制
環境監査委員の役割、誰?
区回答:
管理職が2名でペアとなって、監査をし、中央区EMSを進める。
2.「令和6年度中央区一般廃棄物処理実施計画」の策定について
①リユースの拡大 家具類のリユースの推進はできないか。
ジモティの普及は進んでいるか。
区回答:
昨年令和5年10月から、ジモティを導入し(契約は令和5年3月)、区民同士で、不用家具類のやり取りができるようになった。
その実績は、まだ、報告がきていないため把握していない。
周知を図り、大型家具類などのリユースを推進していく。
3.晴海西小学校第二校舎の計画に伴う都市計画の変更について
①なぜ、容積率150%に抑えたか
さらなる児童・生徒数の増加、高齢者施設の必要性などある。
吉田副区長回答:
児童・生徒数が増加し、学校施設の需要が拡大することは認識している。
月島第一小、月島第二小では、増築、改築をして、対応をしていく。
それら対応をするため、容積率は、150%で行く。
高齢者施設への将来的な転用が可能なようにもバリアフリーの施設としていく。
②晴海西小学校分校で、保幼小の連携など晴海区民センター複合施設との一体性が必要、両建物を接する部分で連結させる考え方を取り入れられないか。
吉田副区長:
繋げると管理の面で問題も生じるため、つなげない。
③小学校が入るのだから、S造(鉄骨造)ではなく、SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)にすべきではないか。
吉田副区長:
通常の強度よりも2割5分増しで、S造で建築しており、問題はない。
小坂:現在、基礎設計の段階であり、実施設計の中で、また、人口推計をする中で、需要の拡大の必要性が出た場合は、容積率を上げることの検討を。
また、同様に、晴海西小学校分校と晴海区民センター複合施設をつなげる必要性が高まるなら、繋げることを許容する地区計画の変更を要望する。
4.まちづくり協議会の報告について⇒議題であらためて晴海フラッグのまちづくりは質疑
①晴海ふ頭客船受入施設 一時的なものであり、役割を終えた後は、公園になるという考えでよいか。
区回答:青海の客船ターミナルのバースが増えれば、一時的な晴海ふ頭客船受入施設は不要になり、将来的に、公園となる計画である。
時期は、青海の客船ターミナルのバースが増える計画が未定のため、こちらも未定である。
②同施設の屋根の部分は、太陽光発電に使うとよいと思われますが、その考えか。
区回答:まちづくり条例の中に、地域貢献で、太陽光発電などの項目もある。エリア全体の中で、貢献策を決めていく。
小坂要望:せっかくの広い屋根があるため、スペースの有効活用をするために、太陽光発電など行うことを要望する。
5.八重洲通りにおける社会実験の実施結果について
①今後の展開は?エリアマネジメント組織との連携は?
区回答:エリアの中で、検討されていく。
小坂要望:パークレットでの活用の場合、暑さ・寒さ対策をすること、街路樹を植えていくこと、震災時の帰宅困難者誘導拠点をつくることなど、要望。
【議題】:環境保全及び建設行政の調査について
1,緑及び歴史を活かすまちづくり、地域をつなぐまちづくり
前委員からの答弁を受けて、緑を増やしていくこと、歴史を活かすまちづくりをすること、舟運で地域を江戸バスのようにつなぐということなど答弁された。
①舟運では、日本橋、京橋、月島地域をつなぐということか。
吉田副区長:舟運のまちであった歴史があり、つなぐことを含めて検討をしていく。
②吉田副区長と山本区長の前答弁の趣旨から考えれば、佃一丁目のまちづくりでは、その江戸自体からの歴史、伝統・文化を守るため、超高層などの再開発はありえないという考えでよいか。
吉田副区長:どのように更新するか、震災のことなども考えれば課題である。超高層の再開発はない。どのようにまちづくりをしていくか、区としてのちゃんとした回答をする予定である。
2、晴海二丁目の都有地の区民のための活用方法
晴海二丁目の都有地の土地利用を、中央区のために用いていくことの考え方。
副区長:晴海のまちづくりは、晴海フラッグがまちびらきをして完成ではなく、地下鉄新線ができていき、新たな需要も生じてくる。
住宅などで活用するのではなく、区としての活用がないか考え、都に提案をしていく。
小坂:ぜひ、都に提案をしてほしい。
また、現在すでに空き地であり、計画が動きだすまでの間も遊ばせるのではなく、区民が、広場として活用できるように都に求めていくことを要望。
3,ゼロカーボンシティプロジェクト、そのための民間建築物のZEB、ZEHへの誘導
①R5実施した「建築物ゼロカーボンの促進に向けた基礎調査」の成果と今後どう生かす考えか。
区回答:今後、調査結果の利用を検討していく。その中では、地域整備課だけではなく、環境土木部門と連携をしていく。
小坂要望:民間建築物のZEB、ZEHへの誘導をしていくためにも、環境アセスメントにCO2排出量の評価を盛り込むなどして、誘導をしていくことを要望。
4、豊海地区コンクリート強度不足
①今後ありうる事態にどう備えるか
吉田副区長:調査の途中段階である。結果が出れば、区議会に報告していく。
小坂要望:重大な結果となった場合は、議会として説明を受ける場など、きちんと設けることを、中央区及び環境建設委員会委員長に要望。
以上