学校給食は、お互い向かい合って楽しく談笑しながら、給食の時間を楽しんでますか?
すなわち、学校給食を、共食の形で、楽しんでますか?
教育委員会は、コロナ前の給食の形に戻す姿勢であることを確認しました。
令和6年6月10日区議会区民文教委にて教育委員会学務課答弁。
⇒参照:令和6年6月10日区議会区民文教委 議事のまとめ
https://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/7c453e02046b380bac67a347cf22e11e
区民文教委員会の私の質疑の概略をお伝えします。
詳細は、今後出される議事録をご確認ください。
記
(報告事項)
1,おくやみコーナーでのグリーフケアの視点
小坂:グリーフケアの視点を取り入れることが大事であるが
回答:グリーフケアの視点をもって、事務手続きを行っていく。
小坂要望:必要な場合は、福祉保健分野との連携をお願いします。
また、「ハンドブック」でも、グリーフケアの情報を今後、盛り込んでください。
2,中学生海外体験学習
小坂:晴海西の代表が、晴海中で選ばれている。
4校から、晴海西中が加わり、5校となったのだから、定員拡大を。
回答:サザーランドの受け入れ側の事情も考慮し、判断。
今年は、選考が始まった2月には、晴海西中がまだ誕生しておらず、その学区になる子を選出した形。
小坂:受け入れ側が許せば、ぜひ、定員拡大をお願いします。
3,いじめの状況
小坂:ネットいじめは、把握しずらいが、対応できているか。
回答:把握しづらいが、情報を得ていく。
小坂:ネットの場合、拡散されていくが、直ちに削除するなど対応できるか。
回答:当事者に削除するなどの手続きで、削除に対応をしていく。
4,月島第三小への特別支援学級開設(晴海中学校内に作る計画から同小学校内へ作る計画へ)
小坂:月島地域での拡大はありがたいことであるが、それとともに、日本橋地域への小中の特別支援学級の開設の検討状況は?
回答:日本橋地域の小学校へ、昨年9月の本委員会でお示ししたように、令和10年に3学級開設する計画であることで進めている。
小坂:晴海中学校での検討とあるが、日本橋中学校でも、新校をつくるのであるから、特別支援学級も計画にいれることはいかがか。
回答:8人で一学級となる。今年度は、銀座中学校では、1年生1人、2年生10人、3年生5人であり、学級構成ができるかなど含め、晴海中学校での開設に向けた検討の中で、児童・生徒の分布をみて、判断していく。
小坂:日本橋地域から遠く通ってくる状況をぜひとも、改善を願う。
(議題)
5,給食での「共食」の実施
小坂:まだ、黒板を向いての給食がなされている学校があると聞く。コロナ前にもどし「共食」を。
区回答:昨年度は、5月の感染症法の位置づけの変更後も、インフルエンザなど流行し、給食をもと戻すのが遅れたのかもしれない。
現在、教育委員会の考え方は、「コロナ前の元に戻す」というスタンスである。
ただし、元に戻すとはいえ、「感染症には、配慮する」。
⇒コロナ前の給食、すなわち「共食」に戻していく教育委員会の姿勢を確認。
中央区健康・食育プラン2024
33頁
https://www.city.chuo.lg.jp/a0030/kenkouiryou/kenkou/kenkoushokuikuplan/kenkoushokuikuplan2024.html
6,教育振興基本計画2020の中間のみなおし
小坂:改定のスケジュールは?子どもの意見をどのように聞いて反映させるのか。
回答:教育総合会議で議題にし、中間のみなおしを行っていく。
教師の意見を聞いて、その中に、子どもの意見も反映できていると考える。
小坂:間接的に聞くだけではなく、直接聞くことも取り入れては。
それが、子ども基本法で自治体に義務付けられている。
回答:子どもの意見を聞いて、多様な意見が出て、収拾がつかなくなるかもしれない。
小坂:第3期子ども・子育て支援事業計画を策定するにあたり、福祉保健部は、子どもの意見を直接聞くことを進めている。
多様で収拾がつかなくなるというのであれば、聞かないであろう。
子ども達にも、自身の意見をしっかりと言えると私は信じる。
ぜひ、子ども意見も直接聞く手法も取り入れることを要望する。
7,晴海西小・中でのPTAの設置
小坂:まだ、PTAが立ち上がっていないと聞くが。
回答:教育委員会としても、PTA連合会としても、PTAが立ち上がることが望ましいと考えるが、自主的にたちあがるものであって、推移を見守っている。
8,NEXT GIGA
小坂:今回の端末は、来年8月にリースが切れる。機器更新に向けたスケジュールは?
回答:学校長や現場の先生方で構成する「ICT検討委員会」の中で検討を進めていく。
国も「共同調達」の課題もあり、単独で決められないところもある。
*****時間切れで質問できなかった持ち越しの課題*****
*学校評議員会
・公開
・議題の事前公開と審議内容の公開
*不登校
・フリースクールに通う子どもへの月2万円助成
・対象者の数
・そのフリースクールと学校との連携
*はるみらい
・サポーターの集まり具合
・運営協議会の開催状況
・はるみまつりに向けて、住民と作る取り組み
*小学校4年生柏学園の移動教室
・2泊3日にもどすこと
以上
質問原稿:
はるみらいの運営についての規定(青字)
地域課題の解決のために、設置されています。
中央区立晴海地域交流センター条例
(趣旨)
第一条 この条例は、中央区立晴海地域交流センター(以下「地域交流センター」という。)の設置及び管理に関し必要な事項を定めるものとする。
(設置)
第二条 地域における自主的な交流を促進するとともに、地域課題を解決するため、地域住民、地元企業その他関係団体(以下「地域住民等」という。)が連携して行う地域活動の総合的な拠点施設として、中央区(以下「区」という。)に地域交流センターを設置する。
2 地域交流センターの名称及び位置は、次のとおりとする。
名称 |
位置 |
中央区立晴海地域交流センター |
東京都中央区晴海五丁目二番三号 |
(運営方針)
第四条 地域交流センターに、地域住民等で構成される中央区立晴海地域交流センター運営協議会(以下「運営協議会」という。)を置く。
2 運営協議会は、第二条第一項に規定する地域活動に資する事業の計画その他の区規則で定める事項について区と意見を交換し、又は区に提案することができる。
(運営協議会)
第二条 条例第四条第二項の区規則で定める事項は、次に掲げる事項とする。
一 条例第二条第一項に規定する地域活動に資する事業の計画
二 中央区立晴海地域交流センター(以下「地域交流センター」という。)の利用促進
三 地域交流センターの活用による地域課題の解決及び地域活動の支援
四 前三号に掲げるもののほか、区長が必要と認める事項
2 区長は、中央区立晴海地域交流センター運営協議会がその委員の中から選出した者を、地域交流センターの指定管理者(条例第二十三条に規定する指定管理者をいう。以下同じ。)の候補者を選定する審議に参加させるものとする。
○小坂委員
地域の課題を解決していくという仕組みがすごく興味があるわけなんですけれども、どれだけのことが、今まで部屋貸しだったというところから一歩進んで、地域課題まで解決するというのを条例まで読み込んだというところで、すごい進歩だと思うんですけれども、何ができるんですかね。どのように地域の課題を解決していくというふうに考えているのか、運営協議会が提案して、それに基づいて動くというだけなのか、そのあたりが、前から言っているところなんですけど、ちょっと見えないところがあって、補足説明いただければと思います。
○地域振興課長
晴海地域交流センターの地域課題の解決に向けてというところでございます。委員御質問いただきました今回のこの晴海地域交流センターにつきましては、地元の地域住民の方、また地元企業の方で構成する運営協議会というものを立ち上げてございます。こちらと区、指定管理者というのが3者でしっかりと交流センターの活用について定例的に協議していく、そういったことが地域課題の解決に向かう稼働手段であるというふうに考えてございます。まだ具体的に、この課題に対して、こういったプロセスを講じようということは、今これから話し合うタイミングのところでございます。
まずは、地域交流センターの開設に向けて、機運を高めていくというところでありますとか、どういったものをプログラムとして実施していただくことが、要は地域の声として、しっかり指定管理者に届ける装置としての運営協議会というのが1つの役割としてあるかと思ってございますので、地域課題の解決というところでは、まだ、これからの協議の中で行っていきたいと考えてございます。
以上でございます。
●2022年6月14日 地域活性化対策特別委 本日6/10、所属する区民文教委員会が開催されます。
小児科医として、子どもたちが、その可能性が存分に伸びる環境整備に向け、質疑して参る所存です。
ご意見・ご提案などお願いいたします。
記