2024年が終わろうとしています。当院も先ほど最後の診療をすませました。例年になく、インフルエンザの流行に見舞われた少し慌ただしい年の暮れでした。
振り返ると2024年は、様々な出来事がありました。
なんといっても元日に能登半島地震そして能登豪雨、選挙イヤー、オリンピック・パラリンピックフランス大会金メダルラッシュ、大谷翔平選手50−50、被団協のノーベル平和賞受賞・・・
能登への復興は祈りつつではあるけれど、うれしいこと、感動的なことが多くあった一年でした。
中央区でも、晴海の新しいまち開きが行われた記念すべき年であり、晴海西小・中学校が開校しさっそく区内に新しい風を吹かせてくださり、中高生向け図書の充実した晴海図書館も開館しました。また、念願の小児インフルエンザ予防接種へ区の独自補助も開始することができました。
本区は、今、大きな転換点にあります。
まちづくりの設計図、それは、10年〜20年後の2030年代〜2040年代、今の子ども達が社会で活躍する頃の大事な青写真をまさに今、描いています。
子ども達が、もっともっと中央区を好きになれるようなまちづくりを、子ども達と一緒に考えながら進めたいと思っています。
小坂クリニックは、佃の新天地へ移転し、丸一年が経ちました。
病児保育はもちろん、心理士と共にいじめ問題への取り組み、学校に通わない選択をしている子ども達の学びの充実、発達の気になる子の支援など、子どもの元気な笑顔と健康を目指して、診療・相談外来を行ってまいりました。
2025年のクリニックの標語、優秀賞は、『いのちより だいじなものは なにもない』です。最も大事なものは、いのちです。それは、地球よりも重いもの。しかし、自らそのいのちを断つ子ども達が、コロナ禍後、年間500人以上になってしまっています。青年・若者(15ー39歳)の死因の第一位は、がんではなく、自殺です。どう防ぐか、小児科医療の現場でも大きな課題になっています。その解決の糸口に少しでも近づけることを祈って、今回、優秀賞に選ばせていただきました。
準優秀賞は、『つらい時 休んでいいよ ゆっくりね』です。休んで、睡眠をとること、休憩をとること、大事にしてください。健康であることの第一の秘訣であり、病気を治す最も大事な治療法でもあります。
2025年も、小坂クリニックは、皆様の健康をお支えできますように、スタッフ一同、努力して参る所存です。よろしくお願いいたします。
年明けは、1月4日午前9時から診療を開始します。
これからも、いろんなこと、クリニックへお持ちください。学校のこと、幼稚園のこと、保育園のこと、なんでも構いません。一緒に考えさせていただきます。子ども一人で持ってきていただいても大丈夫です。決して、一人で抱えこまないでください。
2025年も、家族の皆様全員が、健康で、思い出のいっぱいできる楽しい一年でありますことを心よりお祈り申し上げます。
2024年 大晦日
小坂こども元気クリニック・病児保育室
院長 小坂 和輝(中央区議会議員・4期)
追伸;
現在、『こども計画(第3期子ども・子育て支援事業計画)』の策定及び『教育振興基本計画2020 』中間年の見直しが行われています。
特に、『こども計画』の方は、パブリックコメントが募集されています。締切は、1月7日(火)23時59分59秒です(当日消印有効)。子ども達の生活に密接に関わる計画であり、ぜひ、子ども達自身からも、ご意見を中央区へ届けてください。
子ども達へ「わかりやすい版」が、学校のタブレットから一斉送信されました。区のホームページからも見ることができます。
*パブリックコメント実施についてのページ
https://www.city.chuo.lg.jp/a0020/kosodate/kosodate/keikaku/kodomokeikaku-public-comment.html
*パブリックコメント提出フォーム https://www.city.chuo.lg.jp/a0003/kusei/kouhoukouchou/kouchou/publiccomment/kodomokeikaku.html
*計画全文
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/16508/kodomo_keikaku.pdf
*子どもにも「わかりやすい版」
https://www.city.chuo.lg.jp/documents/16508/kodomokeikaku_kaniban_elementaryschoolstudent.pdf
以上
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