東京都から、仲卸業者へ「専門家会議報告書」に関する説明会が、8/19本日、開催された。
8/12、8/13に引き続き、三回目。
残りは、あと三回8/20、8/22、8/25。
結局、十分な説明、仲卸業者が納得の行く説明がなされることなく、12時開始で、13時半終了の予定時刻を、30分延長した14時で終了。
「皆様との約束で13時半の説明会終了を決めている」という都の説明の下、強引に途中で、説明会を打ち切った。
誰も、東京都と13時半終了の90分の説明会の約束をしていないのではないか。十分な説明の時間をとろうとしない東京都側の都合ではないだろうか?
仲卸業者からは、専門家会議報告書に対し、様々な疑問が出された。
順不同で述べる。
①水道管
汚染地内を走る水道管へ、シアン、ベンゼンの混入はないか
東京都の説明:
水道管は、陽圧ゆえ、混入はない。
施設の耐震基準をクリアしていく。
小坂考え:
市場の耐震基準は、どんなものだろうか?水道管よりも、市場自体が、地盤のもろい有楽町層の上に耐震基準を満たしたものが建たないのでは?
②配布資料が不十分
説明会で配布されている資料3枚では、専門家会議の内容が集約できていない。
東京都の説明:
専門家会議の内容を噛み砕いて、まとめた資料である。
小坂考え:
「簡潔にまとめた」という名のもとに、東京都は、都合の悪いデータを隠しており、市場関係者に真実を伝えようとしていません。
「全域に高濃度汚染が広がっているわけではない」と黄色の色付けをして資料内に書いていること自体、市場関係者を欺こうとしています。
③シアンの検出限界
猛毒シアンが、「検出されてはならない」とあるが、検出限界0.1mg/lとしているが、水道基準省令で、検出限界は、0.01mg/lではないか。
東京都の説明:
土壌汚染対策法では、0.1mg/lである。
小坂考え:
シアンは、猛毒であり、「検出されてはなりません。」検出限界は、厳しい基準、検出限界0.01mg/lで、評価していくべきである。
これができないで、何が食の安全・安心だろうか??
④地盤の亀裂
既に、堤防近くに地盤の亀裂がある。
東京都の説明:
工事途上ゆえ生じた。
小坂の考え:
すでに多額の工事費を費やした、その工事の結果が、ひび割れの入った道路の路面ではないのか?
ひび割れの原因を明らかにすべきである。
⑤第9回専門課会議で傍聴者との質疑で出たデータ捏造疑惑については?
東京都の説明:
担当業者に確認中である。
小坂の考え:
すでに、確認を済ませてから、このような説明会を開催すべきである。7/26の指摘が、いまだに確認中とは、どういうことか??
⑥専門家会議で提案された土壌改良の実現可能性
東京都の説明:
実例がある。(大里氏)
小坂の考え:
土壌汚染地の土壌改良を実現した実例があると明言されましたが、その実例を提示いただきたい。
⑦消費者の目
市場では、消費者を優先しなくてはならない。
食の安心がない以上、豊洲は、市場候補地としてふさわしくない
東京都の説明:
専門家会議は、移転の是非を論じる場ではなかった。
専門家会議では、どうすれば健康を守れるかを、科学的に検証した。
BSEに対応した経験上、消費者の厳しい目に対応する。
小坂の考え:
今回の専門家会議の報告書について、東京都と都民、消費者との説明会は、いったいどうなっているのか?リスクコミュニケーションをすると専門家会議の席上、約束を東京都はしている。
約束をしたのに、実行していないのは、なぜ?
都民、消費者と、リスクコミュニケーションをとろうとせずに、消費者の厳しい目に対応した市場が本当につくれるのでしょうか?
⑧今回の説明会の位置づけ
報告をしたのみで、東京都側から、十分な説明を、もらえていない。
仲卸は納得をしていない。
都議会へは、正しく今回の説明会の様子を伝えていただきたい。
小坂の考え:
この説明会は、全然説明になっていない。
こんなひどい説明会でも、「仲卸に6回説明会を行い、専門者会議の報告書について、十分な説明の下、仲卸業者の合意を得た」のような感じで、都議会に報告が上がるのだろうか?
都議会議員の皆様には、この惨状を、見ていただきたいものである。
⑨汚染土壌の処理
30cmで12万トン生じる割合で、
今回、80万トンは生じる。
かつて、28万トンを3年間で処理。
北海道と秋田に、汚染土壌6万トンを処分している。
⑩食の安心
食の安心のためには、地下水を飲んでも大丈夫な場所に建てて、すなわちリスクゼロで初めて得ることができる。
小坂の考え:
市場関係者も、消費者も、リスクゼロを求めている。この状況を、東京都は、なぜわかろうとしないのだろうか?
⑪技術者会議の傍聴を可能に
東京都回答:
民間から工法を公募する。
専門家への働きかけの可能性があるため、傍聴できない。
工法につながるために、傍聴はできない。
議事録、要旨は公開していく。
小坂の考え:
専門家への働きかけが生じることは、そのような働きかけに屈する専門家がいけないのであって、傍聴をさせない理由にならない。
技術・工法を提案した企業名を完全な匿名でやればよいだけである。
傍聴ができない理由が、理由になっていない。
傍聴可能な公開に絶対すべきである。
⑫江東区のわんさかひろば
土壌汚染がひどく、つかえない広場が江東区大島にある。
以上、
すべて出された質問を伝えきれていない。
また、東京都回答も私の解釈で書いている。
ただ、東京都の回答のひどさが、少しでも伝わればと思います。
これじゃ、食の安全・安心は守れません。
8/12、8/13に引き続き、三回目。
残りは、あと三回8/20、8/22、8/25。
結局、十分な説明、仲卸業者が納得の行く説明がなされることなく、12時開始で、13時半終了の予定時刻を、30分延長した14時で終了。
「皆様との約束で13時半の説明会終了を決めている」という都の説明の下、強引に途中で、説明会を打ち切った。
誰も、東京都と13時半終了の90分の説明会の約束をしていないのではないか。十分な説明の時間をとろうとしない東京都側の都合ではないだろうか?
仲卸業者からは、専門家会議報告書に対し、様々な疑問が出された。
順不同で述べる。
①水道管
汚染地内を走る水道管へ、シアン、ベンゼンの混入はないか
東京都の説明:
水道管は、陽圧ゆえ、混入はない。
施設の耐震基準をクリアしていく。
小坂考え:
市場の耐震基準は、どんなものだろうか?水道管よりも、市場自体が、地盤のもろい有楽町層の上に耐震基準を満たしたものが建たないのでは?
②配布資料が不十分
説明会で配布されている資料3枚では、専門家会議の内容が集約できていない。
東京都の説明:
専門家会議の内容を噛み砕いて、まとめた資料である。
小坂考え:
「簡潔にまとめた」という名のもとに、東京都は、都合の悪いデータを隠しており、市場関係者に真実を伝えようとしていません。
「全域に高濃度汚染が広がっているわけではない」と黄色の色付けをして資料内に書いていること自体、市場関係者を欺こうとしています。
③シアンの検出限界
猛毒シアンが、「検出されてはならない」とあるが、検出限界0.1mg/lとしているが、水道基準省令で、検出限界は、0.01mg/lではないか。
東京都の説明:
土壌汚染対策法では、0.1mg/lである。
小坂考え:
シアンは、猛毒であり、「検出されてはなりません。」検出限界は、厳しい基準、検出限界0.01mg/lで、評価していくべきである。
これができないで、何が食の安全・安心だろうか??
④地盤の亀裂
既に、堤防近くに地盤の亀裂がある。
東京都の説明:
工事途上ゆえ生じた。
小坂の考え:
すでに多額の工事費を費やした、その工事の結果が、ひび割れの入った道路の路面ではないのか?
ひび割れの原因を明らかにすべきである。
⑤第9回専門課会議で傍聴者との質疑で出たデータ捏造疑惑については?
東京都の説明:
担当業者に確認中である。
小坂の考え:
すでに、確認を済ませてから、このような説明会を開催すべきである。7/26の指摘が、いまだに確認中とは、どういうことか??
⑥専門家会議で提案された土壌改良の実現可能性
東京都の説明:
実例がある。(大里氏)
小坂の考え:
土壌汚染地の土壌改良を実現した実例があると明言されましたが、その実例を提示いただきたい。
⑦消費者の目
市場では、消費者を優先しなくてはならない。
食の安心がない以上、豊洲は、市場候補地としてふさわしくない
東京都の説明:
専門家会議は、移転の是非を論じる場ではなかった。
専門家会議では、どうすれば健康を守れるかを、科学的に検証した。
BSEに対応した経験上、消費者の厳しい目に対応する。
小坂の考え:
今回の専門家会議の報告書について、東京都と都民、消費者との説明会は、いったいどうなっているのか?リスクコミュニケーションをすると専門家会議の席上、約束を東京都はしている。
約束をしたのに、実行していないのは、なぜ?
都民、消費者と、リスクコミュニケーションをとろうとせずに、消費者の厳しい目に対応した市場が本当につくれるのでしょうか?
⑧今回の説明会の位置づけ
報告をしたのみで、東京都側から、十分な説明を、もらえていない。
仲卸は納得をしていない。
都議会へは、正しく今回の説明会の様子を伝えていただきたい。
小坂の考え:
この説明会は、全然説明になっていない。
こんなひどい説明会でも、「仲卸に6回説明会を行い、専門者会議の報告書について、十分な説明の下、仲卸業者の合意を得た」のような感じで、都議会に報告が上がるのだろうか?
都議会議員の皆様には、この惨状を、見ていただきたいものである。
⑨汚染土壌の処理
30cmで12万トン生じる割合で、
今回、80万トンは生じる。
かつて、28万トンを3年間で処理。
北海道と秋田に、汚染土壌6万トンを処分している。
⑩食の安心
食の安心のためには、地下水を飲んでも大丈夫な場所に建てて、すなわちリスクゼロで初めて得ることができる。
小坂の考え:
市場関係者も、消費者も、リスクゼロを求めている。この状況を、東京都は、なぜわかろうとしないのだろうか?
⑪技術者会議の傍聴を可能に
東京都回答:
民間から工法を公募する。
専門家への働きかけの可能性があるため、傍聴できない。
工法につながるために、傍聴はできない。
議事録、要旨は公開していく。
小坂の考え:
専門家への働きかけが生じることは、そのような働きかけに屈する専門家がいけないのであって、傍聴をさせない理由にならない。
技術・工法を提案した企業名を完全な匿名でやればよいだけである。
傍聴ができない理由が、理由になっていない。
傍聴可能な公開に絶対すべきである。
⑫江東区のわんさかひろば
土壌汚染がひどく、つかえない広場が江東区大島にある。
以上、
すべて出された質問を伝えきれていない。
また、東京都回答も私の解釈で書いている。
ただ、東京都の回答のひどさが、少しでも伝わればと思います。
これじゃ、食の安全・安心は守れません。
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