「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

一般質問 ご報告

2007-09-27 23:43:47 | 政策・マニフェスト
本日、一般質問を終えました。

一、100%対応可能な病児保育
⇒お預かりの病児の安全のために、協力医療機関だけでなく、かかりつけ医や近隣医療機関との連携もとる体制の整備

二、在宅介護・在宅療養の充実のための24時間対応型の支援
⇒他の社会資源を用いることで、24時間対応可能な支援の実現

三、NPO・ボランティア活動の活性化のための地域力向上を目指した「1%支援制度」導入
⇒NPOの弱い財政基盤は十分認識しているので、今後「協働推進会議」で、なんらかの財政支援の方法を研究していく。

それぞれに、⇒に書いたような、
その問題の鍵となるところの御答弁をいただきましたので、
そのことが、現場でなされていくことを今後見て行きたいと考え、
現場でなされていくことの要望を出すこととし、
さらなる質問を致しませんでした。



唯一、
四、築地市場 現在地再整備 
につきまして、
一番、期待をしておりました、
区長の断固移転反対のマニフェストを実現するための、
具体的施策、行動につき、
まったく回答がございませんでしたので、
その部分、一点にしぼり、再質問を致しました。

区長の再度の御回答は、
1.今後の状況をしっかり分析していく
2.土壌汚染など、理にかなわないことがあれば、デモも含め行動していく
という回答を頂きました。

区長の姿勢で残念でありましたことは、
「都が決めたことは、従わざるを得ない」という姿勢を
取られていることです。
都がすることが、正しければそれはそれで構わないでしょう。
築地市場に関しましては、都のなすことは、誤りです。
①築地の現在地再整備計画を一時期すすめ都は300億円を投入するも、工事を途中で中止。ここ中央区でも巨額の資金(50億円?)を投入したが頓挫させてしまった。
②財政悪化により中止といえば聞こえがよいが、実は工事費は、資金をもとにした利子を当てにしていたが、バブル崩壊で、その計画が破綻したと。お金がお金を生むわけありません。
③土壌汚染対策法では、附則第三条をつけ、豊洲移転地の土壌汚染調査を、不十分なまま進めることを可能にさせた。
④実際、土壌汚染の不十分なまま、真実を明らかにしないままその上に物流センターを建設しようとしていること。
⑤築地市場移転を前提に、環状二号線地上化の計画は成り立つが、土壌汚染の問題で、豊洲移転は不明確の現状において、環状二号線地上化の計画が先に決定。
⑥卸・仲卸の目が効く市場システムを壊し、単なる物流センターとしての豊洲市場を作ろうとしている点。
挙げれば、きりが有りません。
都が誤っている以上、その誤りを正していくのが、
区の責任であると、私は考えています。


なお、今回の私の質問は、
大いに反省点の多い質問となりました。
質問時間の使い方、
わかりやすく、内容の濃いスピーチの作り方
につき、全くなっていませんでした。
今後の反省材料と致します。
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