本日9/28、第二回目の食育専門部会が、保健所で開催された。
食は、健康になる基本中の基本であるから、
小児科医としても、目を離すことはできない。
生データからみるに、
①朝食の欠食
さて、話題の朝食の欠食。
毎日朝食を食べる子は、
小学生94.9%。
中学生89.7%
高校生78.7%
逆にほとんど食べない、もしくは週に2~3回をあわせると、
小学生2.5%
中学生5.6%
高校生10.7%
小学生の倍が、中学生。
中学生の倍が、高校生。ってことか。
②肥満度
20%以上の肥満
小学生 男子8.2% 女子3.5%
中学生 男子3.7% 女子2.3%
BMI25以上の肥満
高校生 男子16% 女子0%
③やせ度
-20%以下のやせ
小学生 男子1.6% 女子1.8%
中学校 男子11.1% 女子4.5%
BMI18.5未満のやせ
高校生 男子16% 女子22.7%
今回の会議で、一番の重要課題は、
食育重点的取り組みをどこにおくかという点。
「家庭」を中心にというところで、
私は話は、まとまっていたように感じたし、
私自身もそれでよいと思う。
家庭での食育ができることが、
大変大事。
子どもが、早くから、
食への関心をもつことで、
体で覚えるとでも言いましょうか、
そのことで、
大人になっても、
食を気にする大人になれるであろう。
今の大人の食育は、
それはそれで、メタボリック対策の
栄養指導、運動指導はあるが、
大人になってからでは遅いのである。
軸足の置き方は、
家庭に目をつけた点は、私も同感である。
私も、資料をひもといてみた。
さて、
各年代でどのような食育をめざすべきか。
厚生省(現、厚生労働省)の資料を引っ張ってきた。
幼児期:食習慣の基礎作りとしての食事
①食事のリズムの大切さ、規則的に
②なんでも食べられる元気な子
③薄味と和風料理に慣れさせよう
④与えよう、牛乳・乳製品を十分に
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
⑤一家そろって、食べる食事の楽しさを
⑥心がけよう、手作りおやつのすばらしさ
⑦保育所や幼稚園での食事に関心を
⑧外遊び、親子そろって習慣に
学童期:食習慣の完成期としての食事
①1日3食規則的、バランス取れた良い食事
②飲もう、食べよう、牛乳・乳製品
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べる習慣、野菜と果物
④食べ過ぎや偏食なしの習慣を
⑤おやつには、いろんな食品や量に気配りを
⑥加工食品、インスタント食品の正しい利用
(→正しい利用なんて、あるのかな?)
⑦楽しもう、一家団欒おいしい食事
⑧考えよう、学校給食のねらいと内容
⑨つけさせよう、外に出て体を動かす習慣を
思春期:食習慣の自立期としての食事
①朝、昼、晩、いつもバランスよい食事
②進んでとろう、牛乳・乳製品を
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べて健康、野菜と果物
④食べすぎ、偏食、ダイエットにはご用心
⑤偏らない、加工食品、インスタント食品に
⑥気をつけて、夜食の内容、病気のもと
⑦楽しく食べよう、みんなで食事
⑧気を配ろう、過度な運動、健康づくり
私は、食育でやってほしいことは、
①食事の時は、テレビを消す
②思春期の女性のダイエットに注意
③ジュースは、砂糖水なのでのまない
例え、イオン飲料でも。
④ファーストフードやインスタント食品は、安易に利用しない
⑤学校給食の充実
などなど
福祉保険部の同じ部門で、
中央区保健医療計画
健康中央21
そして食育推進計画
が進められている。
重要なものが、同時に三つ進んでおり、
事務局は、本当に大変だと思う。
どうか、がんばってください。
応援しています。
次回、第三回専門部会は、
11/28(水)
食育に関心のある皆さん、
傍聴しませんか?
食は、健康になる基本中の基本であるから、
小児科医としても、目を離すことはできない。
生データからみるに、
①朝食の欠食
さて、話題の朝食の欠食。
毎日朝食を食べる子は、
小学生94.9%。
中学生89.7%
高校生78.7%
逆にほとんど食べない、もしくは週に2~3回をあわせると、
小学生2.5%
中学生5.6%
高校生10.7%
小学生の倍が、中学生。
中学生の倍が、高校生。ってことか。
②肥満度
20%以上の肥満
小学生 男子8.2% 女子3.5%
中学生 男子3.7% 女子2.3%
BMI25以上の肥満
高校生 男子16% 女子0%
③やせ度
-20%以下のやせ
小学生 男子1.6% 女子1.8%
中学校 男子11.1% 女子4.5%
BMI18.5未満のやせ
高校生 男子16% 女子22.7%
今回の会議で、一番の重要課題は、
食育重点的取り組みをどこにおくかという点。
「家庭」を中心にというところで、
私は話は、まとまっていたように感じたし、
私自身もそれでよいと思う。
家庭での食育ができることが、
大変大事。
子どもが、早くから、
食への関心をもつことで、
体で覚えるとでも言いましょうか、
そのことで、
大人になっても、
食を気にする大人になれるであろう。
今の大人の食育は、
それはそれで、メタボリック対策の
栄養指導、運動指導はあるが、
大人になってからでは遅いのである。
軸足の置き方は、
家庭に目をつけた点は、私も同感である。
私も、資料をひもといてみた。
さて、
各年代でどのような食育をめざすべきか。
厚生省(現、厚生労働省)の資料を引っ張ってきた。
幼児期:食習慣の基礎作りとしての食事
①食事のリズムの大切さ、規則的に
②なんでも食べられる元気な子
③薄味と和風料理に慣れさせよう
④与えよう、牛乳・乳製品を十分に
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
⑤一家そろって、食べる食事の楽しさを
⑥心がけよう、手作りおやつのすばらしさ
⑦保育所や幼稚園での食事に関心を
⑧外遊び、親子そろって習慣に
学童期:食習慣の完成期としての食事
①1日3食規則的、バランス取れた良い食事
②飲もう、食べよう、牛乳・乳製品
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べる習慣、野菜と果物
④食べ過ぎや偏食なしの習慣を
⑤おやつには、いろんな食品や量に気配りを
⑥加工食品、インスタント食品の正しい利用
(→正しい利用なんて、あるのかな?)
⑦楽しもう、一家団欒おいしい食事
⑧考えよう、学校給食のねらいと内容
⑨つけさせよう、外に出て体を動かす習慣を
思春期:食習慣の自立期としての食事
①朝、昼、晩、いつもバランスよい食事
②進んでとろう、牛乳・乳製品を
(→小坂は、この部分は、考察の必要あると思う。)
③十分に食べて健康、野菜と果物
④食べすぎ、偏食、ダイエットにはご用心
⑤偏らない、加工食品、インスタント食品に
⑥気をつけて、夜食の内容、病気のもと
⑦楽しく食べよう、みんなで食事
⑧気を配ろう、過度な運動、健康づくり
私は、食育でやってほしいことは、
①食事の時は、テレビを消す
②思春期の女性のダイエットに注意
③ジュースは、砂糖水なのでのまない
例え、イオン飲料でも。
④ファーストフードやインスタント食品は、安易に利用しない
⑤学校給食の充実
などなど
福祉保険部の同じ部門で、
中央区保健医療計画
健康中央21
そして食育推進計画
が進められている。
重要なものが、同時に三つ進んでおり、
事務局は、本当に大変だと思う。
どうか、がんばってください。
応援しています。
次回、第三回専門部会は、
11/28(水)
食育に関心のある皆さん、
傍聴しませんか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます