「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

子ども達を自殺から守る。医学面からの健康教育の重要なテーマのひとつと考えます。

2019-06-14 08:44:20 | 公約2019
 薬物依存、バランスを欠いた運動過多からの成長障害などと共に、
 医学面からの健康教育の重要なテーマのひとつと考えます。

 “子ども達を自殺から守る”

 死因の多くが他殺・自殺であるという子ども達の状況に対し、
 防げるのであるから積極的に介入して参る所存です。



*******朝日新聞2019.06.13********
https://digital.asahi.com/articles/ASM6F323JM6FUTFK005.html

小学生の自殺、最多は「家庭問題」 厚労省が原因分析
西村圭史 2019年6月13日11時19分


 自殺の原因は、小学生では家庭問題が多く、中高生から学校の問題が増える――。厚生労働省が過去10年の自殺統計を分析したところ、こんな傾向が分かった。10~30代の死因で最も多いのが自殺で、政府は自殺防止対策の強化を図っている。近く閣議決定する自殺対策白書に盛り込む。

 小学生の原因は、男女いずれも1位が家庭問題で、男子は「家族からのしつけ・叱責(しっせき)」42・9%、「学校問題その他」17・9%。女子は「親子関係の不和」38・1%、「しつけ・叱責」33・3%だった。中学生では家庭と学校の問題が入り交じるようになる。男子は「学業不振」が18・7%で最も多く、「しつけ・叱責」が18・1%で続いた。女子は「親子関係の不和」20・1%、「その他学友との不和」18・3%だった。

 高校生の男子では1、2位とも学校関係で、「学業不振」18・2%、「その他進路に関する悩み」16・4%。女子は「うつ病」18・3%、「その他の精神疾患」12・1%、「進路」11・8%と続く。大学生は、男性が「学業不振」「進路」、女性が「うつ病」「進路」の順だった。

 昨年の10~30代の自殺者は5348人で、自殺者全体の約26%を占める。厚労省は自殺防止のためのSNS相談事業を進めており、昨年度の相談件数は延べ2万2725件で、このうち約85%が10~20代からの相談だった。(西村圭史)

相談窓口

24時間こどもSOSダイヤル
0120-0-78310なやみ言おう

こどものSOS相談窓口(文部科学省サイト)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm別ウインドウで開きます

いのち支える窓口一覧(自殺総合対策推進センターサイト)
http://jssc.ncnp.go.jp/soudan.php別ウインドウで開きます

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