北海道を西から東へ横断した爆弾低気圧は、強風や降雨によって各地にさまざまな被害をもたらしたようです。
特に大雨が降ると、川の水位が上がって河川の水位が上がりそれが堤防を越えると洪水、ということになります。
しかし川の水位が上がると洪水以前に、市街地の水が川へ流れ込みにくくなって、市街地に水が溜まりはじめます。
これが内水面氾濫というわけですが、早目に排水作業を行わなければ浸水が広がります。
今回の災害対策として、防災課との連携で、わが機械課の管轄下にある機械類も出動しました。
道東の標茶町では、オソベツ川で内水が高まり、町からの要請で排水ポンプ車が作業に出動、また江別市からの要請で厚別川でも内水排水のためのポンプが出動しました。
また国道230号線の中山峠でも地盤変状が発生し、照明車が二台と衛星通信車が出動して、映像を配信しています。
まだこれからも油断はできません。
引き続き警戒を続けていただきたいと思います。