北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

アラスカでオーロラを見た旅の話

2013-04-27 23:45:30 | Weblog

 阿寒湖畔で、アラスカ旅行をしてきた方からの報告を聞く集いに参加しました。

 今回のアラスカ旅行では、鶴居村在住でアラスカに詳しい安藤誠さんにガイドをお願いして、三日にわたってオーロラを見るツアーに参加したそうです。

 オーロラとなると、夜中に見ることになるので、昼くらいまで寝ていて、起きたり昼寝をしたりして過ごしながら、夜に温かい格好をして三時間くらい外で過ごさなくてはなりません。

 オーロラは、最高を10としたときの2~3くらいのはなんとか見えましたが、それよりすごいのはほんの一瞬だったとか。

 また、アンカレッジくらい緯度が高くなると、オーロラの色は緑が多く、緯度が下がるにしたがって赤い色が出る傾向にあるのだそう。

 一生に一度くらいはオーロラを見てみたいものですね。


   ◆   ◆   ◆


 この時期でもまだアラスカの夜は寒く、体に20個くらいホッカイロを貼って出かけたそうですが、外に出る前は「体が燃えちゃうんじゃないか」と思うくらい寒いのが、外に出ていると「どんどん冷たくなってゆくのが分かる」というくらい寒かったのだそう。

 それにアラスカでは自動車事故がやたら多いそうで、「なぜか、というと日本のように冬用タイヤが売っていないから」だそうで、「ホッカイロも売っていないし、冬用タイヤも売っていないんです。日本のメーカーが売り込みに行けば、欲しいと思う人が多いはずだと思うのですが(笑)」と不思議がっていました。


「でも、本当に地域の人たちが親切なんです。車をちょっとでも路肩に止めて居ようものなら、『どうした?何かトラブルか?』と声をかけてくれるんです。こういうことって観光地のおもてなしとして、とても大切なことのように思うんです」とも。

 まち中で、明らかに観光に来たと思しき外国人を見た時に、『何か困っていませんか』と訊ねるような地域であるというだけで、素敵な観光地になるのではないでしょうか。

 それは地域の一人ひとりの心構え次第でできることのはず。

 一級の風景や自然がなくても、そういうことならやろうと思えばできること。

 世界レベルの自然は作れなくても、町の魅力は作れるかもしれません。

 ちょっと心に響きました。

コメント
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