ギョーザの完全手作りを楽しみました。
ギョーザの皮はうどん粉を練って寝かせたものを小さく切って、短いのし棒で丸く伸ばします。
娘と婿さんと三人で皮作りをしましたが、子供たちはなかなか上手く丸く熨せません。
私は割りと簡単にほいほいと作れたのですが、これは蕎麦打ちの技術の中の「丸のし」と呼ばれる技に通じるものがありました。
「丸のし」とは、そば粉をこねて玉にしたものを薄く丸く熨してゆく作業ですが、そのときには全体の厚さをどう面積に転換してゆくかを常に考えています。
どこにどういう力を加えると、どういう形が広がるかをイメージできないと手早く上手にはできないものです。
蕎麦打ちの技術がギョーザにも使えるとは思いませんでした。
ちょっと厚めの皮で包んだギョーザには、春早いアイヌネギも刻んで入れて風味も満点です。
家族で手作り料理を作るというのは楽しいものですね。
早く引っ越し荷物を整理して蕎麦打ちもできるようにしなくては。