北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

札幌の初日~職場からの風景

2013-04-01 23:45:44 | Weblog

 昨日までの釧路モードの余韻が残る中、もう今日からは国の職員です。

 渡された辞令には、「機械課長に採用する」とありました。なるほど、一度形として退職していたのですから、そういうことなのですね。

 辞令をもらった後は、職場の建物を走り回っての挨拶回りですが、そこここに知り合いがいて、「お帰りなさい」の声。

 要は仲間の下へ帰ってきたということで、組織全体としてはある意味居心地はよいのですが、今度来た職場はまったく始めての分野なので、新たな緊張があります。


 職場は建物の南側に面した17階にあります。

 札幌駅を見下ろして、遠くには藻岩山も見えるなど、実に札幌らしい風景です。

 今度はここで課題を見つけて対決です。


  ◆   ◆   ◆


 さて、昨日釧路から出発した汽車の中で読んでいた日経新聞に、多摩大学の宣伝広告がありました。

 その中の一節に経営情報学部学部長である久恒啓一先生の言葉として、「外的世界の拡大は、内的世界を深化させる」というものがありました。

 新しい挑戦をするとか、新しい世界へ飛び込んで知らない人に出会う。

 そういうアクションは、外的世界を拡大させますが、そのことによって人は自分の内面を見つめ、自ら成長できるのです。

 だから新しい挑戦を恐れるな、ということなのでしょう。まさに学生に向けるにはぴったりの言葉です。


 多摩大学の考える「志」とは、「社会の不条理の解決のために自らの仕事を通じて貢献すること」であり、「塾」とは、「人間的な触れ合いを通じた人格教育を大切にすること」だそうです。

 自分の価値観をこうして文章で定義しておくことって案外大切な気がします。そしてさらにはそれを広く公開すること。

 そうして自分の意見を公開しておくと、批判も含めて意見をもらうことで考えにさらに磨きがかかるというわけです。


 さて、挨拶回りは明日以降もまだ続きます。

コメント (4)
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