北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

リーダーはそれをやっちゃだめだと思う~木鶏会「リーダーの神髄とは」

2016-01-14 23:53:23 | Weblog

 今日は、雑誌「致知」を読み合わせる勉強会、「木鶏会」の一月例会。

 今月号の致知の特集テーマは「リーダーシップの神髄」です。

 誌面ではリーダーシップの神髄、いわば奥義として五つのことが挙げられています。

 ①リーダーは方向性を示す人でなければならない
 ②リーダーは何が起ころうと倒れない、へこたれない

 ③リーダーはまだ事が起こらない前に前兆を察知して手を打っていく
 ④「君子は時中する」つまり、時に当たってその時に適ったふさわしいことをする

 ⑤リーダーは、私心がないこと
 ⑥そして最後に、これら以上に大切なこととして真摯であること、真剣で誠実であること

 そして、この真摯さを一貫して持続させることでそれはその人の徳望の基になるのだ、と。

 ②の「リーダーはへこたれない」ということに関しては、住友生命の新井正明さんが、こう言っていたと書かれています。曰く、「人は窮地に立つと、逃げるか、ごまかすか、あるいは病気になるか。そのいずれかを辿る人が多いが、追い詰められた時に、その人の本当の値打ちが分かる」

 
 今日の参加者同士で意見を交わす中で、私の感想は、「この意見は的を射ていて、こういう風にはなりたくない」のですが、私はもう一つのことを付け加えたいと思いました。

 それは、「窮地に立った時に怒らない」ということ。自分のせいではないのに責任を取らされるような問題が起きた時に、たまにいるのが憤懣やるかたなく、報告者を叱責したりどなりちらしたりする人。

 しかしそれをやると、チーム全体で問題を解決しようというモチベーションが大きく下がります。悪いことほど早く報告しろ、と言ったのは名官房長官の後藤田正春さんでしたが、悪い報告をして怒られたのではやっていられません。

 ブログやSNSに書き込みをするときも、感情をコントロールすることはもっとも大切なことの一つだと思います。

 リーダーとしては窮地に立った時に、『逃げず、ごまかさず、病気にならず(笑)、怒らない』ということをモットーにすると良いと思います。
 
 

コメント
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