札幌で過ごせる一日。今日は一ヶ月遅れの結婚記念日として妻と外で食事をしてきました。
本当は先月が結婚記念日なのですが、こちらへ帰って来られなかったために、一ヶ月ずらして今日、32回目の結婚記念日を祝いました。
今までの思い出で何が楽しかったか、という話になって、妻は「釧路で電動自転車を借りて幣舞橋からの坂を上って市内観光をした事が楽しかった」と言います。
「ちゃんとしたもう少し高い自転車で乗れたらそのほうが良いのに」というと、「サイクリングが好きで得意な人は皆そういう本物志向になるよね。でも、体力的にも技術的にもとても自転車部隊には着いて行いけないけれど、それでも自転車で街中を観光して回りたいとは思う。そういう人には電動自転車じゃだめなの」と訊いてきます。
「うーん、まあ本格的な自転車に乗れるようになって、自転車で巡ること以上に、自転車に乗ること自体も楽しめるようになるとなおいいのじゃないかな」
「でも素人が一足飛びにそこまで行くにはハードルが高すぎるわよ。そういう人たちをステップアップさせたり、ステップアップしなくてもまちなか観光を楽しめるようにするには、電動自転車ってとても良い道具だとおもうのよ」
私もそれほど熱心な自転車乗りではありませんし、東京での街中めぐりのポタリングには電動自転車を借りることで随分楽をさせてもらった思いがあります。
札幌市内の観光でも、平地なら良いですが例えば標高の高い大倉山のジャンプ場まで行きたいと思ったら、普通の自転車ではちょっと無理。でも電動自転車だったら行けちゃうのです。
自転車自体、最近人気のツールですが、もう少し細かく見ると坂に強い電動手自転車って馬鹿にできない存在。
釧路、函館、小樽…と、道内にも坂の多い観光地があります。参加者の力量に応じた受け皿づくりが大切だと思いますよ。