冬のこの時期になると、道路の横断歩道付近には滑り止めの砂の入った砂箱が用意されます。
砂箱の中にはこのようなペットボトルがあり、中には公園の砂場の砂よりは少し粒が大きくてゴツゴツした焼き砂が入っています。
ペットボトルには蓋がついていますが、蓋がどこかへ行ってしまわないように紐がついて結ばれています。実に念の入った細工が施されています。
この砂は、横断歩道が滑ると思った歩行者自身が横断歩道上に撒いて滑らないようにするものですが、文字通り『滑り止め』なので、これにあやかって受験のお守りにする人が出てきます。
実際、路面電車の滑り止め砂を入れたお守りを配っている神社などもありますが、私の知人はこの砂入りペットボトルを一本拝借して、受験生の子供に見せてやった、と言っていました。
「ペットボトル一本を持って受験会場には行けないでしょう?(笑)」
「そりゃそうですが、まあ数粒を袋に入れてなら身に着けられるでしょう」
そろそろ受験シーズンの幕開け。センター試験は来週かな。
受験は本人も親御さんも気を使うイベントですね。がんばれ!