北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

目に見えて向上するサービス ~ 止まったらそこでおしまい

2017-11-18 18:14:15 | Weblog

 

 昨日は快晴だった安曇野地方ですが、今日は一転して曇りから霧雨。

 朝の光に生える西山(北アルプス)ですが、今日は雲に隠れています。風も冷たくなってきて、「こりゃこちらも雪が降りそうですね」とは地元の方。山はとっくに雪ですが。


        ◆ 


 かつて手掛けたあづみの公園を見学してきました。昨日一緒に飲んだ公園事務所のOBさんたちは、なんだかんだで公園の活動を支えるボランティア活動をしています。

「最初は活動者の一人だったんですが、だんだん歳を取ってきて今じゃあいくつかのグループのリーダーをやらされています(笑)」

 あづみの公園のセンターハウスは「あづみの学校」というテーマで、クラフト体験や自然観察、昔の田舎の暮らしなどが楽しめます。

「稲わらで藁細工を作るんですが、美味しく食べる米の藁って背丈が短いので使えません。そのため、藁細工専用に背の高い稲を作っているんですよ」
「そういう藁の米の味はどうなんですか?」
「へへえ、あんまり美味しくありません(笑)」

 多くのボランティアがいて、地域の人たちの力を借りながら地域の力を生かした公園運営がされているようです。

 私も蕎麦打ちの指導くらいやりたいんですがねえ。


       ◆    

 帰路は、松本から都市間高速バスで新宿まで帰ってきて羽田空港から帰ってきました。

 バスは新宿南口に新しくできたバスターミナル「バスタ」へとはいってきましたが、ここは高層ビルの低層部がバスターミナルになっています。

 一度外へ出ないとJR駅に行けないなど、ややアクセスに難がありますが、後からできたので仕方のないところでしょうか。

 交通拠点のバス計画など、札幌も見習わなくてはいけませんね。


       ◆   

 早めに羽田空港へやってきて、ANA側のラウンジで休もうと思ったら、ラウンジがいつもの4階にありません。

 工事中なのかと思ったら、3階の反対側により大きなスペースで、また電源サービスなどを充実させたパワーアップラウンジとしてより便利になっていました。

 今までは面積が小さくて、すぐに混雑して席を取るのも大変だったのですが、こちらならばゆったりと座れてしかも羽田空港のWi-Fiサービスもあります。

 観光立国の玄関口として、サービス充実が急速に目に見える形で表れています。

 こういうスピード感を持ったインフラの充実って、北海道も大いに学ばねばなりません。

 同じところに留まっていたらそれは競争の中では負けを意味するようです。  

コメント
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