今日は孫のお遊戯会でした。
孫の通う幼稚園は人数が割と多いので、お遊戯会のプログラムが二日間の四部構成になっています。
そのため、孫の出ない演目を延々と見させられるという事がなく、全体として締まった構成になっています。
孫は、開会の歌と、演奏、そして歌に合わせて劇をするという三種目に出ていましたが、劇を演じるのにハプニングがありました。
最近のこうした出し物では、主人公が一人という事がなくて、同じ役の演者が複数という事が当たり前になっています。
孫の出し物は「さるかに合戦」で、孫の役はお猿さん。
今回はお猿さんが6人でかにさんも6人。それぞれが左右に分かれて流れる歌に合わせて踊りを踊ります。
猿が柿の種と交換したおにぎりをかにから取り上げるシーンで、なんと相手役のかにさん役の子が急きょ休んでしまったのだそう。
孫は列の一番後ろで踊っていたのですが、そのため相手のかにがいなくて、お握りを取り上げるはずが相手がいないために、お握りがないまま取り上げたふりをしてむしゃむしゃと食べたふりで凌ぎました。
母親の娘は、「練習と違ったけれど、パニックにもならず良くぞできる最善を尽くしたよ。頑張った、良くやったよ」と手放しで褒めまくり。
なるほど、予定と違うときに冷静に対応するということができていましたか。
後で本人も、「僕は頑張ったよ」と自慢げだったのでまずは良かった。
親の知らないところで子は成長していました。
幼稚園の壁に、『三つの基本』と書かれた紙が貼られていました。
一 『ハイ』の返事
二 靴をそろえ、椅子を入れる
三 正しい姿勢(腰骨を立てる)
とあります。正しい姿勢なんて、子供の時に注意されたかな。
大学生や大人になっても、いや大人になったからこそ、姿勢が悪くなっている人って案外多いものです。
改めて幼い時の教育の大切さがわかります。子供様子を見て、気が引き締まりました。
人は幼子からも学べますね。