北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「一生に一度の気持ちで」 ~ ワカサギのシーズン釣り初め

2018-01-08 22:50:36 | Weblog

 

 朝食は、一昨日の歌合戦の参加賞でいただいた「春の七草詰め合わせセット」を使った七草粥にしました。

 私自身、今までに一度くらいしか食べたことがなかったのですが、せっかくもらった七草セットなので、さっと湯掻いてみじん切りにしておかゆに混ぜ合わせていただきました。

 春まだ遠い北海道ですが、春の気分だけ味わえたような気がします。


          ◆ 


 春はおろか、正月だというのにまだ本格的な冬が来ていない札幌。今日の最高気温はプラスの3℃だそうで、これでは川や湖に氷結しないではありませんか。

 札幌近傍のワカサギ釣りのポイントでも、氷上穴釣りができるところは数が限られます。

 そんななか、「かなり表面が融けていてグサグサだけど、なんとかできますよ」と釣り仲間からの情報を基に、茨戸川のほとりの『とれた小屋ふじい農園』ポイントへ昼過ぎに行ってみました。

 このあたりは川の流れがほとんどないので凍りやすく、氷の厚さは20センチ以上あります。

 しかし雪面までが全面的に氷結しているわけではないので、踏みしめていない雪原が水と氷のシャーベット状になっていて、油断して歩いていると突然ずぼっと足がのぬかるような状況。本格的な寒波が来るまでは長靴は必携です。

 午後の短時間だけの調査と思って、テントはもたずに防寒服と必要最低限の道具類だけを持参して情報収集。まずは今シーズン一匹目を釣って、書初めならぬ釣り初めです。

 こちらでは雪原の状況は芳しくないもののお客さんは多く来ているようで、特に観光ガイドがつれてくるお客さが多いようです。

 丁度、冬はワカサギ釣りのガイドをしている「サイクリングフロンティア」の石塚さんとばったり会って話を聞きましたが、「今年は昨年よりさらに多くのお客さんから申し込みがあるんです」とのこと。

「一体どのあたりからのお客さんが、どういう気持ちでワカサギ釣りをしようと思っているのですかね」と訊いてみると、「今日は香港からのお客さんですし、外国からも道外、道内各地など様々ですね。でも皆さん、『一生に一度は氷上ワカサギ釣りをしてみたい』と思っていらっしゃるようですよ」という感想。

 氷上ワカサギ釣りって、道外から見るとやっぱり湖沼が氷結するという北海道ならではのアウトドアアクティビティなのだと思います。

 今日の調査結果は、3時間で20匹。大いに物足りないところですが、シーズン初めでアタリの感覚が取れないことが多く、仕掛けとの相性もあるかな。

 まあ現地視察終了。来週からいよいよ解禁の箇所が増えてくることでしょう。今年も頑張りましょう。

 

 

 

 

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