当協会を含む舗装関係三協会にとって、一年で最も大きなイベントの一つが『新年交礼会』です。
今年も約300人のお客様の中には、高橋はるみ北海道知事や和泉北海道開発局長など、官庁のトップや幹部などを多数迎えることができました。
また協会の会員企業からも社長やを迎えて、新年のご挨拶を行うとともに今年一年の抱負などを語り合いました。
私が会場を回りながら、会員企業の社長さんたちに対してお話をしたのは、働き方改革への対応でした。
これから先の公共工事の発注では、試行的な『週休2日制モデル工事』という形で発注が行われることがアナウンスされています。
これは、とりあえず受注した工事で週休2日の体制をやってみよう、というもので、ポイントは、「たとえだめでもペナルティはない」ということで、働き方改革に向けてまずはやってみることで、難しいポイントはどこかといった課題を洗い出してみようという試みです。
仮に苦しんだり失敗したとしても、そこで初めて課題が明らかになり、今後の改善要望のポイントが絞り込めるのではないか、と思うのです。
各社さんでもできるだけ多くの試行工事に手を上げてほしいと思うのは、業界としてもその取り組みへの熱心さも問われるからです。
危機が襲ってきたときには、逃げると必ず捕まってひどい目に合いますが、敢然と立ち向かえば、一目置いてもらえるものです。
そんな気概も示してやりたいところです。
さて、今年一年も業界一丸となるよう、よろしくお願いいたします