北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

豊頃町のジュエリーアイスに大きな可能性を感じました

2018-01-21 23:47:53 | Weblog

 更別のTさんのお宅に泊めていただいて、今日は早朝日の出前からジュエリーアイスを見に出かけました。

 お家を朝5時半に出発。ジュエリーアイスのポイントは豊頃町の大津漁港で、今日の日の出が朝6時50分ほどなので、その前に到着して日の出のジュエリーアイスを観ようという算段です。

 車で走ること約1時間。現地到着は6時半くらいでしたが、暗闇の中を出発しても到着のころには日の出前の朝焼けがきれいです。

 大津漁港周辺には、ジュエリーアイスを観ようという観光客の車がすでにたくさん駐車していて、人気が出始めていることがよくわかります。

 無料の駐車場から海へ向かって歩くと、浜辺にはすでにたくさんの人が来ています。

 

 

 今日は波が高かったのですが、その波に打ち寄せられたであろう氷が沢山浜に漂着しています。

 その氷は確かにうわさに聞いた通り透明度が高くてとても幻想的にきれいです。

 透明できれいな氷と言うのは、十勝川の河口付近が凍って、それが波に洗われて砕かれて砂浜に漂着するというメカニズムのようですが、それを「ジュエリーアイス」と名付けたのも印象深いポイントです。

 そこいらに転がっている氷を集めて組み合わせてみると、氷の造形が完成。日の出と組み合わせると結構美しい写真が撮れて、時間の経つのを忘れてしまいます。

 防寒着に砂が付くのも気にせずに、浜辺にうつぶせになって写真を撮りまくりました。

 実際に見た感想として、これは売り物になると強く感じます。日中よりはやはり早朝の日の出との組み合わせが最強ではないでしょうか。

 道民として、ぜひ一度は見てみることをお勧めします。


          ◆ 

 駐車場の前には、早朝だというのにプレハブの休憩所とトイレがちゃんと用意されていて、休憩所ではコーヒーやココア、甘酒などがリズナブルなお値段で売られていてここでの休憩もおすすめです。


 
 休憩を終えると朝食は、車で3分ほど離れたところにある「きいちゃん食堂」。おばちゃんが一人でやっている食堂ですが、事前に予約すると定食を用意してくれます。

 ジュエリーアイス帰りのお客さんも次々に立ち寄ってきます。皆さんちゃんと調べているんですね。


          ◆  


 我々はさらに、豊頃町の沼でワカサギ釣りを楽しみます。

 ポイントとなる沼は、駐車スペースからも近くて最高です。

 釣果は夫婦で60匹とちょっとしょぼい感じですが、今日のポイントはワカサギの魚体が大きいものが釣れることで、大きいものだと15センチ以上のものがかかります。

 どうやって食べようかと悩むような大きさのワカサギと言うのも面白い。刺身にでもしようかしら。
 

 さて、早朝のジュエリーアイスからスタートする観光ツアーコースですが、ジュエリーアイス→休憩所でココア→きいちゃん食堂で朝定食→ワカサギ釣り(→晩成温泉:大樹町)…という組み合わせは、見もの、味、体験、温泉と、一級の観光体験の連続になることでしょう。 

 早朝が美しいとなれば、この近くに宿泊するという需要も増えるに違いありません。案外あてにならない流氷観光よりも、確実性があるかもしれません。

 家に帰って新聞を見ると、北海道新聞にも大きく記事が出ていましたね。

 うまくビジネスに結び付ける知恵があると、世界的なヒット要素も期待できそうです。

 大きな可能性を感じました。  

コメント
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