北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

久しぶりの釣れた釣り ~ 小樽港でチカ爆釣

2018-12-01 22:37:57 | Weblog

 いつもなら11月が釣れるピークの、マメイカが今年は一向に釣れません。

 マメイカは、釣れる場所も時期で移動してゆくといわれていて、石狩港→小樽港→余市→積丹というのが例年のパターンなのだそう。

 それが、いつも行く小樽港では全くと言ってよいほど釣れておらず、(もう西へ移動したのかな)と想像して、余市やら古平、積丹と走ってみるのですが、どうも、どこでも釣れていないようで、あきらめかけている今日この頃。

 今日は友人から、「小樽港でニシンとサバが釣れているという情報がありますよ」と言われ、そのあたりの小魚をメインにしつつ、マメイカも狙いたいという二兎を追う釣りです。

 朝少し早めに待ち合わせをして、8時に札幌を出発、小樽港には9時前につきましたが、いつもの岸壁には先行者は一人だけ。

「これはもうみんな、諦めましたかね」と言いながら、「まあ一応竿を出してみましょう」と、チカ釣りの仕掛けで様子を見てみます。

 最初はおとなしく、針に何かがかかるのを待っていましたが、友人が撒き餌をしたところで良型のチカがかかりました。

 海面を見ていると、撒き餌をしたときにたくさんのチカが海面に躍り出るくらい集まっています。

 撒き餌をすると、私の仕掛けにもガツガツ食いが入って、一投一匹状態。

①釣竿の仕掛けを海面すれすれに出しておく
       ↓
②仕掛けの下へ撒き餌をほんの少しだけ投入(で十分)
       ↓
③チカが集まるので、そこへ仕掛けをゆっくり下す
       ↓
④アタリが出たら、それを回収
       ↓
  ①へ戻る

 というルーチンの繰り返しで、チカがどんどん連れました。

 こういう時合のときには、手返し良くこの回転を早くすることが釣果につながるもので、写真一枚撮る暇も惜しんで釣りモードに入っておりました。

 結果はチカが70匹と、冬のワカサギ並みに釣れて、久しぶりに「釣れた」という感覚が味わえました。

 たまにこういう目に合うと、釣りの楽しさだけが思い出に残ります。


    ◆


 昼食においしい蕎麦をいただいた後は、「それでもマメイカを狙いに行ってみましょうよ」ということで、友人と、余市~古平港までドライブに。

 しかしどの港でも、マメイカについては良い話は聞かれません。

 古平の港では、イカ釣りをしている方に情報を聞いてみると、「いや、本当に釣れませんわ。私は今日、島武意海岸と美国で釣ってみて、それがだめでここの古平に来たんですが、ここもダメ。やっぱり今年はダメなのかもしれませんね」と実に渋い表情でした。

 ここに至って、今日のマメイカ釣りはあきらめて、古平のお魚屋さんで新鮮な魚を買い入れて帰ってきました。

 ここの魚屋さんには25センチくらいのエゾメバルが売られていて、これは小さければガヤと呼ばれて嫌われる魚。

 せっかくなので刺身にしてもらって家で食べましたが、淡泊な白身魚ながらちょっと歯ごたえがあって美味しくいただきました。

 フクラギも刺身にしましたが、どちらも200円以下とは!現地の魚は安い!

 
 久しぶりの釣れた釣りに加えて美味しい魚でお酒も進みます。

 あとはマメイカだけなんだけどなあ。


     【釣れないと寒さが身に染みる古平港】


 

コメント
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