年末休みになって、ずっとやれずにいた壁の隙間のコーキング作業に着手。
家も15年を過ぎて、そろそろ使っている木材が収縮したりして、壁や建具の間に隙間ができているのでこれを修理するのです。
古いコーキング材を丁寧にはがして、マスキングテープを壁の面から幅2~3ミリに貼って、これでコーキング材をガード。
【古いコーキング材を剥がしてマスキングテープを貼ったところ】
あとはコーキングガンでコーキング材を隙間の溝に埋め込んでいきます。
【ちょっとカッコよいでしょう】
最後に、指でもよいのですが、私の場合は丸い形の柔らかいヘラで形を整えて、最後にマスキングテープをはがして終了。
【マスキングテープはすぐに剥がしましょう】
一番時間がかかるのは、割れてしまったような古いコーキング材を剥がすところで、この工程はヘラやカッターで入念に作業しておくと、最後の仕上がりが美しくなりますよ。
私の場合こういう職人仕事って嫌いじゃなくて、一度やり始めると(あそこもやらなきゃ、ああ、ここも)と次々修理が必要な個所が目につきますし、また作業に入ると楽しくて忘我の境地に陥ります。
単純作業って、頭を休めるのには良いところもありますしね。
これで、ずっと気になっていた家の傷みが一つ直りました。
あとは明日どこまでできるかです。
【完成 案外上手でしょう?】
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夜は、毎年この日恒例の大忘年会。
公務員、建設関係者、まちづくり屋さん、ビジネスマンと、異業種の集いのような感じで、毎年100人ほどが集まって、旧交を温めたり新しい出会いを楽しんだりしています。
今日もいろいろな方とお話ができましたが、印象的だったのは、リーダーの振る舞いに不満や意見を持っている人たちが多かったこと。
ある方は、「うちのリーダーが、とうとうと状況を説明してくれていたんですが、それが現場の思っていることと随分違ったんです。内心、(おいおい、担当者はちゃんと正しい情報をリーダーに入れていないのか!?)ということでした」と嘆いています。
「それって、どうして正しい情報が伝わらないんでしょうか?」
「一つには、リーダーに叱られたりすることが怖くて、近寄りがたい存在になっていること。もう一つは、リーダー自信に周りが正しい情報を入れても叱られない、という安心感がないことでしょうか」
自分の耳に痛いことをちゃんと言ってくれるような、しっかり者の部下を周りに置いて、「私が嫌がるような情報もちゃんと伝えてくれ」という考え方をちゃんと周りに理解してもらえるまで、それもある種のユーモアも交えながら伝えないといけません。
イエスマンばかりを重用すると、最後に痛い目を見るのは自分自身なのです。
さて今日も、何人か新しい友達ができました。
来年も、友達の輪が広がると良いですね。
忘年会参加の皆様、今年一年、お世話になりました。