今日は会議の後に、舗装業界の皆さんと懇親会がありました。
今日、皆が揃うと話題になるのは、人手不足の話です。
今のままでは、あらゆる業種で人手が不足して、社会に必要な物もサービスも生産されない社会になってしまいそうで不安です。
そんな中、ある会社では、東南アジアの国の技術者を雇用する計画を進めているそうです。
これは今国会で議論されている、外国人労働者の受け入れ拡大のために入管法改正して、外国人技能労働者に新たな在留資格を与えるものとは違って、最初から日本語を学んだ技術者として雇用するというものです。
そのためには日本語が話せるようになる必要があって、現地の国で日本語を学んでいて、5段階でいうと、3段階くらいの日本語力は身についているのだそう。
外国人に日本語を身に着けてもらって直接雇用することは、後から来る次なる部隊にとってのパイオニアです。
言葉の問題も、慣れない日本の社会や文化への橋渡し役も期待できるでしょう。
「ファーストペンギン」という言葉があります。
これは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海に向かって、魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。
それが転じて、その“勇敢なペンギン”のように、リスクを恐れず初めてのことに挑戦するベンチャー精神の持ち主を、米国では敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶのだそう。
そうやって勇気をもって、生まれた国を離れてくる人を、私たちはいかに受け入れるべきでしょうか。
その一方で、不法に我が国に入って来ようとする人も後を絶ちません。
我が国に来ようとする全ての人が良いわけでも悪いわけでもありません。
さて、私たちはどのように次の時代を暮らしていけばよいでしょうか。
考えなくてはいけませんね。