北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

変化を求めて恐れずに

2018-12-28 23:45:45 | Weblog

 今日は仕事納め。

 今年の仕事も無事に終えて、ほっと一安心です。

 今務めている舗装事業協会は、採用されてから2年半が経過して、つまりは3年目。

 毎年行うべき仕事は3回目をこなしている最中です。

 人生の中では何度も転勤をしてきましたが、そのたびに新しい場所で新しい仕事をします。

 一年目は初めてなので、全く要領が分からなくて、前任者が残してくれた資料を基にして同じようにやるのが精一杯。

 それが2年目になると、一度やったことは慣れて安心してできますが、2回目をこなしてみてようやく、(ああ、ここはこうした方がよかったな)という改めたり、変えたりした方が良いと思うようになります。

 そしてその実際に改善を加えてやってみることができるのは3回目となる3年目なのです。

 現役の時代は、転勤のサイクルって大概、2年か3年だったので、3年目に入るということは、(ああ、もう来年はここにはいないな)と思いながら仕事をしたものです。

 それが、ずっと同じ職場や土地にいるとなると、どうしても心に慣れや諦めみたいな気持ちが生じてしまって、その組織全体の変化の仕方が緩やかになってしまいます。

 一人くらいダッシュして目立って頑張っても、組織全体はなかなか変わらないということが分かってしまうので、周りのスピードに合わせてしまうのです。

 そのペースで、定年まで勤めきることを考えると、走るペースは完走を目指すマラソン的なスピードになります。

 転勤で、今のところには2年か3年しかいないぞ、と思えば、800m走くらいのスピードで走り続けて、転勤すればまた次の職場を新鮮に思って、800m走くらいのスピードで仕事や暮らしに取り組めたような気がします。


 最近の若者は転勤を嫌う、と言われますが、場所や仕事が変わることを人生の節目とか、頭を切り替えるきっかけと思えば、とてもよいチャンスなのに、と思います。

 職場での仕事だけではなく、日常に慣れてしまわずに、常に変化を求めていたいものですし、その変化を楽しむような気持になると、人生はずっと楽しいものになるのではないでしょうか。

 いつも何かを変えていきましょう。
 

コメント
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