土曜日は友人たちとの「年末恒例スモークサーモン祭り」の準備に行ってきました。
集合場所は海辺の町に住む友人の倉庫で鮭をさばいて、スモークサーモン用のフィレを作ります。
この鮭には我々のルールがあって、それは「今シーズンに釣り上げた鮭を使うこと」。
まあ、あまりに釣れない年は市場から買って原料調達をするのですが、今年は調子が良くて30匹ほどを釣り上げて冷凍にしてありました。
それを作業前日から倉庫のオーナーの友人が解凍しておいてくれて、近くの仲間がそこから先の手伝いをしに集まったのです。
朝9時半に現地に一番乗りで到着した私、早速水産加工場のような合羽を借りて、鮭のエラを取って三枚にさばいた鮭の中骨を切り落とし。
持参した、刃物の老舗「宮文」の出刃包丁の切れ味は抜群です。
その後続々と友人たちが到着して、総出でやればあっという間にさばきは終了。
次は、スモークにする際にぶら下げるためにしっぽの側に紐を結び付けます。
さらに、スモークサーモンにするためにはこの鮭に下味をつける必要があるので、"ソミュール液"という、砂糖と塩を混ぜた液体をつくります。
この作り方も秘伝なのですが、最後には舐めて感覚で味を決めます。
この液体に鮭を全部一晩漬けて作業は終了。
あとはサーモンが漬かるのを待つだけです。
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となると、待ち時間を利用して近くの港へマメイカ釣りにでかけます。
ここのところ全く釣れなくて意気消沈なのですが、この日も海底に引っ掛けてエギロスト多数。
周りで釣っている仲間たちは皆一斉に連れて、「小松さん、どうしたの~?」と大笑い。
まあ釣れなくても、釣れた仲間からもらえば良いのであります。
この日は現地の友人宅に泊めてもらって打ち上げ。
明日は残りの作業であります。