今年も年賀状を出し終えました。
人生最大で450枚くらいあった年賀状も今年は220枚になり整理が進みました。
ところで今使っているのはCanon製のMP610というプリンターです。
今年の年賀状印刷では、シアンという青色のインクがなくなったので約千円でそれを購入しましたが、かかった費用はそれだけ。
(そういえば、このプリンターはいつから使っているんだったかなあ)と思って昔のブログを引っ張り出してみると、なんと2007年に購入したものと分かりました。
今年で13年か、干支を一回りしたとは大したものです。
もっとも、パソコンの方もどんどん進化していて、今使っているWindows10ではこのプリンターに適合するドライバーはCanonから正式には提供されていません。
ところが「蛇の道は蛇」。
ネットを調べると、「Windows8.1のドライバーで問題なく動きます」といった情報が提供されていますし、ホームセンターや電気屋さんへ行けばインクも供給されています。
メーカーには申し訳ないのですが、買い換えることもなく使い続けられたことはメーカーのモノづくりが誠実だったことの裏返しでもあります。
ただこれでは買い替えという新しい需要は発生していません。
ユーザーに買い替えを促すにはもっと魅力的な機能や性能を打ち出さないといけないのでしょう。
◆
ところで、今使っている「筆まめver.30」という年賀状ソフトでは、印刷を指令すると「自宅で印刷」と「ネットで注文」という選択肢が出てきます。
【印刷の度に毎回出るのでうざいのですが(笑)】
【ハガキ購入からやってくれるとは!】
【ハガキの種類も選べるのですぞ】
ついに自宅のプリンターを持っていない方にはネットで作成から投函までできるサービスが登場したということ。
プリンター業界の脅威的ライバルですが、これこそ新しい需要開拓の先駆けにも思えます。
今年は「鬼滅の刃」の年賀状が売れた、という話を聞きますが、年賀状という恒例行事から生活を快適にするどのような新たな需要が開拓できるのでしょうか。
面白そうなので来年はネットでの印刷注文をしてみようかなあ。