年末あいさつで訪問した某大手企業さまにて。
「今年はどんな年でしたか」と訊くと、「まあやっぱりコロナで終わる年ですね」とのこと
「そういえばまだ在宅勤務のシフトなんてやっているんですか?」
「週一日のペースでやってます」
「在宅で仕事なんて効率的にできるんですか?」そう聞くと答えは意外な方向に。
「確かにそう思うでしょ。そこで、ですよ。今うちではパソコンを大幅に入れ替え中なんです。そのパソコンもノートタイプにして、職場で使っているノートパソコンを、在宅勤務の時にそのまま持って帰るということにしようというんです」
「はあ、そうは言っても実際に何をしているかはわかりませんよね」
「ところがそれが職場でわかるシステムも導入中なんです。これを見れば、自宅に持ち帰ったパソコンが開いて電源が入っているかどうか、何か作業をしているかどうかもわかるというものなんです。パソコンも開かずにさぼっているなんて許されない時代ですよ」
在宅勤務が必要となれば、それでも確実に仕事ができるようなシステムが新しく誕生する。さすがです。
「ところがそれを急いでいても、パソコンの到着が全然間に合っていないんです。多分需要が沸騰して、機械の供給が追い付かないんでしょうね。今はまだ発展途上ですわ」
確かにノートにすれば持ち運びには便利になりますが、そこには問題も。
今や大モニターに慣れてしまった我が身には、小さな画面ではとても効率的な作業はできません。
職場にも我が家にも、ノートを補完する大画面のモニターが必要な時代になるのでしょうか。
自宅の補助モニターまで提供されるとは思えないのですが、さてどうなりますやら。
ウィズコロナ時代の進化です。