北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

母の目の手術

2020-12-18 22:36:16 | Weblog

 

 母が目が見えにくくなったというので秋口から病院通いをしていました。

 どうやら白内障が急に悪化したようで、今は右目がほぼ見えなくて、左目も相当悪くなっており「ミカンと柿の区別がつかないわ」という状態。

 9月に通っている眼科で手術が必要と言われて、より大きな病院を紹介されましたが手術の空いているのが11月ということで、ずっとその日を待っていました。

 ところが手術予定の病院に先月コロナウィルスのクラスターが発生して、病院は約一か月間外来の受付を停止するという事態になりました。

 ようやくその期間が明けた先週、母は改めて手術の日程を確認に行き、来週の21日に入院して両目を手術し25日退院という日程が確定しました。

 手術を受けるためにはコロナ陰性を確認しなくてはならないというので、今日はPCR検査のために唾液の検体を病院に提出してきたそう。

「いやあ、唾液を2ミリリットル採るって大変だわ。いざ出そうと思ったら結構な量でさ」
「2ミリって量が微妙だね」
「1ミリで検査して陽性が出たら、残りの1ミリで再検査するんだって」

 唾液がでにくくなったら梅干を眺めたそうです。


「病院は検体提出だけなんでしょ」
「そうなんだけど、それだけのためにずらっと人が並んでたよ。手術を待つ人が多いんだね」

 コロナ患者ばかりが注目されますが、日常医療の需要だって多いわけで、それがコロナで押し出されると様々な病気で困っている人たちへの医療サービスが提供できないということが身の回りにも降りかかってきました。

 
 まあ喫緊の問題は、母が入院中の父の問題。

「料理はおろか風呂も炊けない。いいよ三日間くらい風呂に入らずにいるさ」という父をどうするかです。

 最悪は家に連れてきて風呂に入れるくらいのことはできるのですが、問題は本人がそれを望むかどうかです。

 医療・支援・介護などの問題が頭をよぎる年末です。

コメント
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